土井善晴の父親も料理研究家、母親や兄弟との関係。若い頃から料理に熱中&出身や学歴まとめ

日々の食事はご飯と具沢山の味噌汁だけでいい“一汁一菜”を提唱している料理研究家の土井善晴(どいよしはる)さん。

上品で軽快なトークをしながら料理を作っていくことが特徴で、料理番組や雑誌、SNSなどで簡単で美味しいレシピを多数紹介されています。

今回は土井善晴さんのご家族や若い頃などについて紹介します。

土井善晴のプロフィール

生年月日:1957年2月8日

血液型:O型

出身地:大阪府

身長:171cm

職業:料理研究家、フードプロデューサー

所属事務所:おいしいもの研究所

土井善晴の父親も料理研究家

「一汁一菜は手抜き料理ではありません」など数々の料理に関する名言を残している土井善晴さん。

実は父親も有名な料理研究家なのはご存知でしょうか。

父親は土井勝(どいまさる)さん(1995年没)といい、家庭料理の第一人者でした。


家庭料理の普及と研究を行い、学校での指導、テレビや本の執筆を通して家庭料理を紹介していきました。

さらに1953年に現在の土井勝料理学校の母体となる関西割烹学院を設立します。

関西弁のやさしい語り口調とわかりやすい手順が特徴で土井善晴さんと通ずるものを感じますね。

ちなみに、善晴さんは父親と同じ仕事をしたこともあります。

1974年、「土井勝テレビお料理教室」の放送が開始され約20年近くに渡りお茶の間で家庭料理を多数紹介しました。

しかしながら1993年、体調不良により土井善晴さんが後を引き継ぐ形で降板します。

その後、番組名を「おかずのクッキング」と新しくし番組が終了する2022年まで約19年間番組を盛り上げました。

93年春に父である勝さんから司会を引き継ぎ、“家庭料理は愛情”という父の精神を大切にしながら、現代の暮らしに合った日本の家庭料理を追求し続けた。

父親の信念を守りながら視聴者に料理を伝えていく思いは素敵ですね。

また番組「きょうの料理」も土井勝さんから後を引き継ぐ形で現在も不定期ですが出演されています。

母親と兄弟の関係

土井善晴さんの母親は土井信子(どいのぶこ)さん(2010年没)、兄弟は兄が一人いて土井敏久(どいとしひさ)さんといいます。

お二人も料理研究家で活動しており、家族みんな料理研究家という驚きの一家です。

土井信子さんはおふくろの味を研究し、特に家庭のお菓子を追求しました。

著書「ハイカラおばあちゃんのおやつ」は身体に負担をかけず手軽に作れるレシピが多く、人気を博しました。


兄の土井畝久さんは現在一般社団法人ライブフーズ代表理事を務めています。

健康増進や地域活性化をミッションに地域に密着した家庭料理をビジネスにして活動されています。

多方面で活動される土井善晴さんと地域的に活動される土井畝久さんは相反する部分がありつつも、共に家庭料理の普及と両親の信念を大切にしていることが伺えます。

若い頃から料理に熱中していた

土井善晴さんは大学在学時に料理家を目指し始めます。

スイス、フランスでフランス料理、大阪の「味吉兆」で日本料理を修行する好奇心旺盛な人柄です。

また健康のために2002年頃からマラソンを始めており、数々の大会に出場しているストイックさを持ち合わせています。

土井善晴さんにとってマラソンはストレスでありストレスを解消してくれるツールだからこそ取り組んでいらっしゃるのが分かります。

料理がきっかけで結婚

奥様は土井規代(どいのりよ)さんといい、1987年に結婚しました。

お二人は味吉兆で働いていた時に出会いました。

当時、土井善晴さんは23~24歳、土井規代さんは高校生アルバイトとして働いていたそうです。

勝ち気で働きものだった土井規代さんに次第に惹かれたそうで交際に発展したとのことです。

1990年の時の写真ですが、土井善晴さんも若々しく、土井規代さんも真面目そうで綺麗な方ですね。


また、2017年のインタビューで「うちの嫁が」と言う男性には違和感しかないと発言しており、多くの称賛を得ています。

だから偉い人なんかがたまに「うちの嫁が~」という言い方をするでしょう。芸人なんかもそう。私はあれにすごく違和感を抱きますね。あんな言い方おかしいでしょう。私は正直いうと、男性よりも女性のほうが実感として、大きな秩序というものを自分の中に持っていると思います。女性のただしい秩序の価値を認識して、男性はそれを尊重して活動する。あるいは、女性の幸福を人間の幸福とする。そういう世界のほうが今よりみんな幸せなんじゃないかな、と思っています。

土井善晴さんの年代の方は妻を下に見ている人が多い中、妻という存在をリスペクトし深い愛情を見て取れることができます。

娘も料理家に

ご夫婦には一人娘の土井光(どいひかる)さんがいらっしゃいます。

1991年に生まれ、大学を卒業後フランスで7年料理修行をしました。

帰国後もレストランやチョコレート店で修業を重ね、現在は料理家として土井善晴さんのアシスタントを務めていらっしゃいます。

土井一家で料理家と先に述べましたが、一族で料理に関連している仕事をしているんですね。

料理を通じてマラソンという趣味や結婚を果たし、料理とご自身を切っても切り離せない深いつながりがあることが分かりました。

出身地と学歴は

料理研究家として大活躍の土井さんですが、そのルーツはどこにあるのでしょうか。

出身地や学歴など、これまでの経歴を振り返ってみましょう。

出身は大阪

土井善晴さんは大阪府の出身です。


しかしながらバリバリの関西弁ではなく、丁寧な関西弁を話されています。

丁寧な関西弁というと京都弁を彷彿しますが、京都弁特有のいやらしさを感じないことから、ネットユーザーから「船場言葉」なのではと声が上がりました。

船場言葉とは大阪弁の一種で、大阪市の中心地区である船場の商家で用いられた言葉です。

お客様に対して丁寧な言葉遣いが求められたため「かんにん」や「おはようおかえり」など品の良い言い回しが多いです。

土井善晴さんの出身と味吉兆で働いていた経験から見て、船場言葉を使っていらっしゃる可能性が高いですね。

現在、船場言葉は絶滅危惧と言われ、使用する人が少なくなっている現状にあります。

ぜひ今後も土井善晴さんに料理と一緒に船場言葉も多く使っていただき、世に広めていっていただきたいものです。

学歴は

高校は大阪の明星高等学校、大学は芦屋大学教育学部産業教育学科(現:経営教育学部経営教育学科)を卒業されています。

どちらも私立であることから土井善晴さんは比較的裕福な家庭に育ったことが見受けられます。

ご両親が共に有名な料理家ですから当然と言えば当然ですが。

また、この時代に珍しく大卒で料理人を目指されています。

当時は高卒や専門卒で料理修行に入られる方が多かったのにも関わらず、大学に進学されたということはビジネスや経営を見据えていたと伺えます。

事実、1992年に「おいしいもの研究所」を設立し、家庭料理を主にメディアを通して提案し続けています。


料理に対する情熱がひしひしと感じられますね。

以上、土井善晴さんの家族や若い頃などについてのご紹介でした。

これからも土井さんの活躍に期待しましょう。

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