ベストセラー『一汁一菜でよいという提案』の著者であり、料理を面倒な家事から楽しみに変える斬新な発想が若い世代にも広がりをみせている土井善晴(どい よしはる)さん。
父は「おふくろの味」という言葉を世に浸透させた土井勝さん、母の信子さんも料理研究家という土井ファミリーですが、では妻や子供はどんな方なのでしょう。
この記事では、娘・土井光さんの結婚事情のほか、息子や孫はいるのかについても調べました。
土井善晴のプロフィール
生年月日:1957年(昭和32年)2月8日
身長: 171cm
出身地:大阪府
最終学歴:芦屋大学教育学部産業教育学科(現・経営教育学部経営教育学科)卒業
土井善晴の妻は一般人で名前は規代
土井善晴さんはフランス修業から帰国したあと、大阪の高級料亭「味吉兆」で日本料理を学んでいた時期があります。
ミシュランの星を獲得するために奮闘するシェフたちに大いに刺激を受けたあと、日本料理について何も知らない自分にふと気づき、自ら飛び込んだ和食の世界でした。
のちに妻となる規代さんと出会ったのは、この大阪での修業時代だそうです。
結婚したのは1987年、30歳のとき。
両親ともに料理研究家という土井善晴さんですが、妻の規代さんについてはほとんど情報がありません。
一般人とのことですが、何らかの形で夫の仕事をサポートしている可能性はありますね。
10代の頃から麻丘めぐみさんの熱烈なファンだという土井さんですから、麻丘さんのようなタイプの女性を伴侶に選んだのかもしれません。
料理を含む家事全般、つまり女性たちが担ってきた「家の仕事」はリスペクトすべきだと語っている土井善晴さん。
妻のことを「うちの嫁」などと言う日本人男性をみると残念に思うそうです。
それと同時に、アメリカ文化の影響を受けて変わってしまった戦後の日本の食生活も嘆いています。
メインディッシュを中心に献立を考える風潮がはびこってしまったために、特別な日でもないのに、ごちそうを食べることが当たり前になってしまったというのです。
その結果、日々の食卓には手の込んだ料理を並べなければならなくなり、その負担を引き受けるのは相変わらず女性だけ。
土井さんの世代でこのような感覚をもっている男性は希少だと思いますが、女性の社会進出がめざましい昨今、こうした現状に問題意識を抱いていることがはっきりとわかります。
家庭での土井夫妻の関係性を垣間見る思いがしますね。
娘・土井光は料理研究家
土井善晴さんには、同じく料理の世界で活躍する娘・土井光さんがいます。
光さんは1991年に大阪で生まれ、東京で育ちました。
白百合女子大学でフランス語学を学び、卒業後に渡仏して、美食の街リヨンにあるポール・ボキューズ・インスティテュートに留学。
同校でフランス料理とレストランマネジメントを修めました。
ポール・ボキューズ・インスティテュートとは、フレンチの巨匠ポール・ボキューズのノウハウを教授するために創設されたグルメ料理学校。
2年半の留学生活を終えたあと、光さんは帰国せず、現地で就職。
三つ星レストラン「ミッシェル・ゲラール」や老舗ショコラティエ「ベルナション」などで研鑽を積みました。
2021年4月から5月にかけて『POPEYE Web』に寄稿されたご本人のコラムによると、フランスには2018年、27歳まで滞在したとのこと。
帰国後は父の「おいしいもの研究所」に在籍し、アシスタント業務や料理講習会のフランス語通訳などに従事しています。
【#POPEYE】2022-05-30
料理家・土井光さんのコラム第二話はフランスリヨンの料理学校で出会った、イスラエルとポーランドのハーフ、ダニエルについて。写真の真ん中は、イスラエルの俳優兼歌手であるダニエル…#タウントーク #タウントーク_2021年4月 #土井光https://t.co/KQG7jOMCr2— ミツケルネット (@mitsukeru_net) June 1, 2022
2021年には、父との初共著『お味噌知る。』を出版。
お味噌汁はこうあるべきという思い込みを払拭してくれるとともに、お味噌という日本が誇る発酵食品のすばらしさを教えてくれる名著です。
やっぱりどう考えてもお味噌って最高。
仕事で疲れて帰ってきても、ぬか漬けを切って、お味噌汁を作ることだけは欠かしません。
この本はずっと手元に置いて、これから先何度も手に取ることでしょう。
買ってよかった。#お味噌知る#土井善晴#土井光 pic.twitter.com/EB68G76ciG— ミライ|瀬戸内暮らしと滋味ごはん (@mirai____gohan_) July 5, 2022
偉大な祖父と父をもつ3世料理家であるがゆえに、光さんのプレッシャーも相当なものだと推察します。
父と二人三脚で、家庭料理の形をどのようにアップデートしていくのか楽しみですね。
娘・土井光に結婚情報なし
娘の光さんは2023年に32歳を迎えます。
調べたところ、結婚しているという情報は見つかりませんでした。
プライバシーは表に出さないようにしているのかもしれませんが、仮に既婚者だとすれば、あえて結婚を伏せておくメリットが不明です。
活動拠点を日本においている今は、フランスでの修業体験を父のもとで活かそうと仕事に打ち込んでいるのかもしれません。
土井善晴に息子はいない
土井善晴さんの子供は娘の光さんだけで、息子はいません。
土井ファミリーにはライブフーズ代表をつとめる土井敏久さんという方がいますが、敏久さんは善晴さんの兄にあたります。
食育や地域の食文化向上を軸としたビジネスを手がけており、著作もあることから、敏久さんが息子と勘違いされたのかもしれません。
男児には恵まれなかった土井善晴さんですが、一人娘の光さんが父の背中を見て育ち、同じ料理の道に進んだことは、やはりうれしいのではないでしょうか。
DAIWA HOUSE MY BOOKSHELF📷
料理研究家 #土井善晴 さんに
スタジオでお話を伺いました。
ありがとうございました!#jwave #sky813 https://t.co/5AjmiaXI7i pic.twitter.com/fJEWXSa1EP— ACROSS THE SKY (@acrossthesky813) April 2, 2023
土井善晴に孫情報なし
土井光さんの結婚情報が出ていないのと同様に、孫についても手がかりはありませんでした。
同じ料理研究家とはいえ、父のほうが娘より知名度が高いのは歴然としています。
孫が誕生したとなれば、「土井光の子供」ではなく「土井善晴の孫」という形でメディアに取り上げられるでしょう。
孫について明らかになるのは、そのような記事が出たときになりそうです。
料理番組や書籍などを通じて、料理をつくることや食べることの大切さを発信し続けてきた土井善晴さん。
忙しい現代人であっても、日本の食文化の奥深さや楽しみに触れられるきっかけをつくってくれた功績は大きいです。
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