シリアスからコメディまで幅広い役を演じ、今や人気ドラマや映画にはなくてはならない存在の小日向文世(こひなたふみよ)さん。
穏やかな笑顔の印象が強いですが、悪役を演じたらピカイチ。
演技力のなせる技ですね。
どんな作品の中でも、ストーリーを引き締める名バイプレイヤーとして独特な存在感を放つ名優です。
そんな小日向さんの若い頃が、ある俳優に似ていると話題になっています。
今回はその話題や、小日向さんがかわいいと若い世代からも人気の理由についてお伝えしていきます。
小日向文世のプロフィール
本名:小日向 文世(こひなた ふみよ)
生年月日:1954年(昭和29年)1月23日
出身地:北海道三笠市
身長:164cm
血液型:O型
職業:俳優
小日向文世の若い頃に似ている俳優
小日向さんに似ていると言われる俳優や、若い頃について調べてみました。
若い頃に似ている俳優は堺雅人
小日向さんの若い頃は、堺雅人さんにそっくりなイケメンだったとネット上で噂になっています。
確かに写真を見比べてみると優しい表情の目元や全体の雰囲気がよく似ています。
ちなみに小日向さん、現在からは想像できませんが若い頃は前髪を垂らした長めのヘアスタイルでした。
小日向さんと堺さんの笑顔がそっくりだと最初に気付いたのは三谷幸喜さんだと言われています。
三谷さんは、脚本を担当した2006年のNHK大河ドラマ「新選組!」に「並ぶとおもしろいから」という理由で二人をキャスティングしたそうです。
二人は、2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」でも共演しています。
当時大ヒットドラマ「半沢直樹」続編のオファーが来るなど多忙を極めていた堺さんですが、迷わず「真田丸」出演を決めました。
その理由は、「小日向さんが出演することを知ったから」だと言われています。
堺さんは、小日向さんを親しみを込めて「コヒさん」と呼んでおり、「あんな役者になりたい」と尊敬し慕っているようです。
優しくて少し気の弱い役も、狂気をはらんだ冷徹な役もピッタリはまるところも二人はよく似ていますよね。
小日向文世の若い頃
小日向さんは若い頃俳優を夢見て、中村雅俊さんの付き人をしていたことがあるそうです。
中村さんから、俳優を目指すならどこか劇団に入った方がいいとすすめられ、1977年に「オンシアター自由劇場」に入団。
19年にわたって在籍し、舞台俳優として活躍しました。
1996年に劇団が解散、42歳から映像分野に進出したいわば「遅咲き」の俳優です。
フリーになってすぐ、仕事が来ない時期も「なんとかなる」と決して悲観的にはならなかったという小日向さん。
劇団で培った力は無駄にならず、必ず認められると自信があったのでしょう。
一つ一つの作品と、与えられた役を大切に、地道に実績を積み上げてきたといいます。
善人から悪党まで、両極端の役を演じることも楽しんでいるようです。
苦労はあっても、全部自分のためになる、と前向きに考えるそうです。
見習いたいですね。
ネガティブなことより、楽しいことをいつも考えて笑っていたいと語っています。
小日向さんの笑顔に惹きつけられる理由がここにありました。
得た役をやる、そうやって少しずつ認知されて今に至る
小日向文世がかわいいと言われるわけ
小日向さんは「かわいいおじさんランキング」の常連です。
いつも笑顔で優しい目元は見ているだけで癒されると言われています。
2020年に公開の映画「コンフィデンスマンJPプリンセス編」で、柴田恭兵さんと初めて共演した小日向さん。
柴田さんのあまりのカッコよさに圧倒され、しかもセリフを英語で言わなければいけないので、ダブルで緊張したといいます。
メイキングでは監督からOKをもらってガッツポーズするお茶目な様子が映っており、かわいいという声が上がりました。
すごい緊張して、OKもらった時は思わずはしゃいじゃったんですけどね
小日向さんはお顔もかわいいのですが、いつも飾らず自然体で、この年代の男性には珍しく表情が豊かなところが「かわいい」と言われているようです。
嬉しいとはしゃいだり、長身のイケメン俳優に対しては見上げて「カッコいいなあ」と褒めたりするなど、感情を素直に表現するところも好感が持てますね。
共演の女優さんとも撮影の合間にざっくばらんに話をするそうで、緊張を和らげ、雰囲気をよくするためにも一役買っているようです。
2023年の舞台「アンナ・カレーニナ」で宮沢りえさんと共演した時も、芝居の話はもちろん、体にいいサプリや食べ物についての話でも盛り上がったのだとか。
今回初めて間近でご一緒して。あの宮沢さんが目の前にいて一緒にお芝居できるというのは、本当に楽しいですね。
どんな人に対しても壁を作らず、「意外と聞き上手かも」という小日向さんの素敵な人柄を、多くの女優さんが絶賛しています。
2017年の映画「サバイバルファミリー」で共演した深津絵里さんは、小日向さんについて「こんなキュートな63歳はどこにもいません」「ずっと大好きです」と笑顔で語りました。
一生可愛い人でいてください。
小日向文世のメガネ、若い年代にも人気
小日向さんは劇中、または普段もおしゃれなメガネをかけていることが多いですね。
2013年のドラマ「ラストホープ」で使用したメガネは「小日向モデル」として当時かなり話題になりました。
2016年のNHK朝ドラ「まれ」で使用していたメガネにも問い合わせがかなりあったようです。
知的な印象を与えるための必須アイテムであるメガネですが、小日向さんには丸いフレームのメガネも似合います。
役柄によって使い分けているのでしょう。
メガネ一つで印象がガラリと変わりますから大切な演出ですよね。
飛び跳ねるなどのアクションでメガネがズレたり、メガネを押し上げる仕草がコミカルだったりと、小道具としての役割も果たしているようです。
ファッショナブルなメガネ姿が若い世代にも人気の小日向さん、今後の活躍にも注目したいですね。
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