テレビや雑誌、YouTubeチャンネルなどで紹介する手軽でヘルシーなレシピが大好評のコウケンテツさん。
日本で生まれ育ち、日本で活躍する料理家ですが、国籍はどこなのでしょう。
母親で韓国料理研究家の李映林さんは日本でも有名ですが、父親はどんな方なのでしょうか。
あわせてハーフ説の真相、姉・コウ静子さん、妻と子供など家族にフォーカスしてまとめました。
コウケンテツのプロフィール
本名:高賢哲(コ・ヒョンチョル)
生年月日:1974年(昭和49年)7月14日
身長:180cm
出身地:大阪府大阪市
最終学歴:高等学校中退
コウケンテツ、国籍は韓国籍と発言
自身が在日韓国人であることを公言しているコウケンテツさん。
韓国にルーツをもちながら日本に生まれ、日本の文化や環境に慣れ親しんで育ったことを「日本人とも韓国人ともいえない立ち位置」と説明しています。
自分の居場所はどこにあるのかを子供のころから考えてきたという発言は、こうした境遇とけっして無関係ではないでしょう。
ひと口に在日韓国人といっても文脈によって定義が変わり、帰化者などの韓国系日本人が含まれる場合もありますが、国籍についての手がかりはご本人の発言のなかにありました。
まずはプライベートのパパの姿にスポットをあてた2012年8月のインタビュー記事。
そのなかで自分は外国籍と述べています。
少なくともこの時点で日本国籍ではなかったことがわかります。
つづいて、2015年の墨田区男女共同参画情報誌『にじ』のインタビュー。
高校時代はプロテニスプレイヤーをめざしていたコウケンテツさん。
プロと同じ生活スタイルにするため高校をやめたのですが、当初は両親や親戚に中退を大反対されたという話です。
そのときのことを、「当時は韓国籍で学歴がないなんて絶対に苦労するからと反対された」と説明しています。
先に書いた「外国籍」が「韓国籍」であることは明らかですが、困ったことに、この発言は二通りの解釈ができるのです。
ひとつは、「韓国籍で学歴がないと苦労する、と当時は反対された」という意味で、もうひとつは「当時は韓国籍だったから、学歴がないと苦労すると反対された」という意味ですね。
仮に後者であれば、のちに帰化した可能性もでてきますが、2023年現在、日本国籍を取得したという情報はありません。
コウケンテツの母親は韓国料理研究家・李映林
コウケンテツさんの母親は、韓国料理研究家の李映林さんです。
映林さんは韓国の済州島で生まれ育ち、21歳で日本に渡りました。
韓国に伝わる「食べることは心と身体を育む」という薬食同源にもとづいた韓国料理をはじめ、幅広いジャンルに精通した温かな家庭料理が人気です。
料理研究家になる夢をかなえたのは、ケンテツさんが20代後半に入ったころ。
無理な練習がたたって椎間板を痛めてしまい、プロ選手になる夢をあきらめたケンテツさんは、当時いろいろなアルバイトで生計を立てながら新たな道を模索していました。
そんな息子に、自ら主宰する「eirin’s kitchen」でアシスタントをしてみたらと声をかけたのが映林さんです。
料理研究家
思い切って料理の世界に飛び込んでみると、これまで経験したことのない高揚感があった、とコウケンテツさん。
母親のもとで3年間修行をつみ、料理研究家として独立したのが31歳のときでした。
母に導かれる形で天職に出会うことができたと感謝の思いを述べています。
コウケンテツの父親は大阪生まれ、ソウル育ち
母親は日本でも有名な李映林さんですが、父親の名前の情報はでていません。
わかっているのは、大阪生まれでソウル育ちの韓国人であること、ソウルでは経済的に苦しい生活を送ったこと、成人後に日本語が話せないまま親族を頼って大阪に戻り、身ひとつで工場を起こしたことなどです。
コウケンテツさんがインタビューで語った断片的な情報をまとめると、父親は韓国で兵役を経験したため料理や裁縫など身の回りのことが完璧にできる男性なのだそう。
「韓国で兵役を経験した」という言葉も、韓国人であることの裏づけになりそうです。
父親は日本で映林さんと結婚し、4人の子供に恵まれました。
ケンテツさんいわく、「食事はいちばん大切なこと」という父親の教育方針は、料理家としての自分のベースになっているとのこと。
共働きで忙しいにもかかわらず、母は毎食手料理を用意して、それを家族全員で食べることを大事にする家庭だったそうです。
コウケンテツのハーフ説はデマ
コウケンテツさんにハーフ説がついて回るのは、一般人である父親の情報がほどんどないことが大きな理由と思われます。
また母語が日本語であることや、NHKの『テレビでハングル講座』に生徒役で出演していたことも影響しているでしょう。
ですが、ご本人は大阪生まれ大阪育ちの在日韓国人2世であり、ハーフではありません。
父親と母親は韓国語で会話することもあったかもしれませんが、コウケンテツさんは韓国語はほとんど話せないそうです。
コウケンテツの姉はフードコーディネーター・コウ静子
コウケンテツさんは、男3人、女1人の4人きょうだいの末っ子です。
姉のコウ静子さんもまた、母・李映林さんの韓国薬膳を取り入れた家庭料理に親しんで育ちました。
2023年現在はフードコーディネーター、国際中医薬膳師、母のアシスタントとして活躍中です。
日々の食卓を大切にすることが心と体を健やかにしてくれることを料理を通じて伝えている静子さん。
『野菜たっぷりの薬膳韓国ごはん』ほか多くの著書があり、李映林さん、コウケンテツさんとの共著『いつものかぞくごはん』などもあります。
コウケンテツの家族は妻と子供
レギュラー出演していた『スパイスTV どーも☆キニナル!』で結婚を報告したのは2009年7月のことでした。
お相手はマネージャーの色井綾さんという女性。
出会いは、3年つとめた母のアシスタントを卒業して独立したときだそうです。
雑誌の連載をもつことになり、初めての撮影で出会ったのが綾さんでした。
2010年には長男・舜くんが誕生し、その後、長女・蓮ちゃん、次女・花梨ちゃんと1男2女に恵まれています。
6月のヤマサデイリーティップス🍳
「親子で作る!まねっこレシピ」
<ゲスト>
料理研究家のコウケンテツさん🧑🍳@kohkentetsu14<今日のレシピ>
オープンサンド<書籍>
コウケンテツさん初の絵本📖https://t.co/ydSSkiMsq0#アンナミラクルhttps://t.co/RteKfCbI23 #radiko pic.twitter.com/5CJbiSzEB3— bayfm miracle!! (@bayfm_miracle) June 12, 2023
家事の役割分担や子育ての方針をめぐって妻と衝突することは一切ないというコウケンテツさん。
その秘訣は、相手に何をしてほしくして、何をしてほしくないのかを2人できちんと話し合うようにしているから。
子供たちに守ってほしいルールはふたつだけ。
「いただきます」「ごちそうさまでした」が言える子になることと、肌や髪の色で人を差別をしないことだそうです。
近年は子供と料理を楽しむイクメンの顔もみせているコウケンテツさん。
今後は自身の子育て経験をもとに、男性の育児参加や食育などの活動により力を入れていくのではないでしょうか。
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