料理研究家、また「ゆとりの空間」代表取締役として多忙な日々を送る栗原心平(くりはらしんぺい)さん。
今回は会社や鮮魚店の経営、料理家と幅広い分野で活躍するスーパー家族を取り上げます。
母の栗原はるみさんをはじめ、父、姉について詳しくみていきます。
栗原心平のプロフィール
本名:栗原心平
生年月日:1978年11月20日
出身地:静岡県
最終学歴:和光大学
職業:料理家、実業家
栗原心平の母は栗原はるみ、おふくろの味は?
東京都目黒区に本社をおく株式会社「ゆとりの空間」の代表取締役として、会社経営にも携わっている栗原心平さん。
共同代表である母の栗原はるみさんはミリオンセラーの書籍を出したり、レストランやキッチン雑貨のプロデュースを手がけるなど多方面で活躍中の人気料理家です。
心平さんが料理の道に進んだきっかけは、母の料理本を刊行した出版社の編集長から声をかけられたこと。
その後は「ゆとりの空間」の営業職と並行して料理の仕事をこなす日々が10年ほど続きました。
やがて料理の仕事が増え、『男子ごはん』の出演を機に本格的に料理家として活動をはじめます。
母が料理研究家であるだけに、「おふくろの味は何?」とよく聞かれるそうですが、そんな時に答えるのは麻婆春雨。
学校の給食がない日にたびたび作ってくれた定番だったそうです。
バイク事故で降板したケンタロウさんの後を受けて、 2012年8月より『男子ごはん』にレギュラー出演中の心平さん。
オファーに躊躇した時も背中を押してくれたのは母でした。
栗原はるみさんは今やファンの憧れの的ともいえる人気料理家ですが、もともとは専業主婦。
夫に「僕を待つだけの妻にならないでほしい」と言われて一念発起したのが36歳の時。
結婚10年後のことでした。
スタートは料理番組の裏方の仕事。
3年ほどたった頃、はるみさんに注目した女性誌が特集を組むことに。
男子ごはん、お正月スペシャルがもうすぐ始まります。
実は、栗原心平さんの料理家のルーツを2015年に直接うかがっています。4年も前の話を読み返されるのは、照れくさいかもしれませんが…#男子ごはん #栗原心平 #料理家 #womansmart #一押し #nikkeistylehttps://t.co/ysnPTvt39s pic.twitter.com/uNijGSrvZp— NIKKEI STYLE (@nikkeistyle) January 2, 2019
そこで紹介した「サバのそぼろ」が評判を呼んで、料理家への道が開けていきます。
栗原心平の父・栗原玲児は元芸能人
栗原心平さんの父はバラエティやトーク番組の司会者として活躍した栗原玲児さん。
栗原はるみさんは初婚でしたが、玲児さんは再婚で、14歳の年の差がありました。
1967年の美空ひばりさんと中村メイコさん、江利チエミさんです。司会の栗原玲児さんは、料理研究家の栗原はるみさんの旦那様です @retoro_mode
この2年後に江利さんは、高倉健さんと結婚するんですね。羨ましいです(笑) pic.twitter.com/3jO5lu3hFA— 早川タミー (@tammy_hayakawa) July 23, 2016
心平さんによると、父は頑固者。
世の中の常識や道徳をたたき込まれたそうです。
芸能界を退いたあと、父は妻とともに「ゆとりの空間」を主宰。
玲児さんがプロデューサーのような立場で、公私ともに夫婦で時間を共有してきたことになります。
ちなみに、栗原はるみさんが自身の料理について最も重視したのは夫の感想。
おいしければ絶賛し、そうでなければ辛口評価を率直に下してくれたという玲児さん。
2019年8月3日、玲児さんは半年間の闘病の末に肺がんのため85歳で他界。
体重が減り、抜け殻のようになってしまったというはるみさんの喪失感はことのほか大きかったようです。
栗原心平の姉・栗原友のがん闘病
3歳年上の姉・栗原友さんは、フリーライター、料理家、水産会社勤務などを経て夫と独立。
2023年現在は料理家と並行して、東京の築地にある鮮魚店「クリトモ商店」を夫婦で営んでいます。
2014年12月に誕生した女児は一人娘の朝ちゃん。
結婚して子供も生まれ、これからと思っていた2019年、友さんに乳がんが見つかりました。
さらに遺伝子検査では、がんを発症するリスクが高いことが判明したため、病巣のある左乳房だけでなく右乳房の予防切除も受けることに。
退院した時期は、ちょうど父の玲児さんが最期を迎えようとしていた頃と重なります。
栗原家にとっては大変な夏だったことでしょう。
友さんいわく、2023年現在は寛解状態にあるそうですが、がん闘病を経験して人生観に変化があったとのこと。
人生はいつ何が起こるかわからないからこそ、後悔のないように生きていきたいという思いは髪の色やファッションにも表れているようです。
日本を代表する料理研究家・栗原はるみさんの長女で、自身も料理家の栗原友さん。料理家と並行して夫と鮮魚店を経営。仕事、おしゃれ、子育て…「今のクリトモがしたいこと」を語ります!#日経xwoman #DUAL #栗原友https://t.co/H0WHgWBdnQ
— 日経xwoman DUAL@共働き子育て記事を発信中 (@nikkeiDUAL) March 29, 2021
栗原家の家族の絆
母、娘、息子がいずれも料理家の栗原家。
お祝いごとやイベントの際は全員が集まって食卓を囲むなど、家族の絆は固いようです。
父からは人はどう生きるべきかというモラルを、母からは愛を教えてもらったと明かす栗原心平さん。
心平さんの料理にある温かみは、生まれ育った栗原家の温かみでもあるのでしょう。
ちなみに、そんな栗原家の定番の鍋料理は春雨と鶏つくねの塩鍋。
母が昔からよく作ってくれた鍋で、心平さんも妻と子供のためにたびたび作るそう。
父の玲児さんは胡椒をきかせて食べるのが好きだったため、白胡椒はお約束になったそうです。
料理一家の栗原家の人々の今後の活躍が楽しみですね。
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