森昌子(もりまさこ）さんは1972年に「せんせい」でデビュー、山口百恵さん、桜田淳子さんとともに「花の中3トリオ」として人気を博します。
圧倒的な歌唱力を武器に、日本を代表する演歌歌手として多くの名曲を世に送り出しました。
今回は森さんに孫はいるのか、またスパルタと言われた子育てや、実家の両親についてお伝えしていきます。
森昌子のプロフィール
本名：森田 昌子(もりた まさこ)
生年月日：1958年(昭和33年)10月13日
出身地：栃木県 宇都宮市
学歴:堀越高等学校
職業：歌手
森昌子に孫はいるのか
森さんと息子たちの親子関係はかなり特殊です。
森さんには三人の息子がおり、長男は「ONE OK ROCK]のボーカリストのTakaさん、次男は会社員、三男は「MY FIRST STORY」のボーカリストのHiroさんです。
三男のHiroさんは以前バラエティ番組で、「今母親がどこにいて何をしているか全く知らない」と発言して出演者を驚かせました。
かといって仲が悪いということではないようです。
2022年にYouTubeの企画で6年ぶりに母親に電話をしたHiroさんは「元気？久しぶり」「今から向かっても大丈夫？」と優しい口調で語りかけていました。
2011年にあるイベントで森さんは、息子たちの結婚について聞かれ「反対はしない」「孫の顔は見たい」と語っています。
でも「孫の面倒は見ない」と断言しています。
会社員である次男が2015年に結婚したことは番組で明かしましたが、孫については「聞いていない」ときっぱり。
さらに結婚式について聞かれると「行っていない」「勝手に決めたから」と発言しています。
「一昨年結婚しました」と、次男はすでに結婚したと明かし、孫については「どうでしょう、まだ聞いてません」と他人事のように振り返った。
この話題についてネットでは、「母親が結婚式に出ないなんてありえない」「親子関係がうまくいってないのかも」などの声が上がっていました。
「父親は出たようだ」と森さんが言っていたことから、「すでに離婚した元夫(森進一さん)に会いたくなかったのでは」などという推測まで囁かれました。
次男が結婚してから年月が経っているので孫が生まれているかもしれませんが、長男、三男ともにこのことについて言及はしていません。
次男は一般人ですので、当然といえば当然ですね。
孫が生まれていても、全く交流を持っていない可能性もありそうです。
森昌子の子育ては超スパルタだった
森さんは3人の息子をかなりのスパルタで育てたようです。その真意とはどこにあったのでしょうか。
森昌子のスパルタ教育の実際
森さんは自分の生業は歌手だが、一生をかけた仕事は子育てであると語っています。
優しくおっとりとしたイメージからは想像もつかないほどの厳しさで3人の息子を育てたといいます。
まず、森家では18歳になったら家を出て、自立するのが決まり。
そのため、中学生になると早くも独立の準備をするよう通達したのだとか。
年上を敬う心を育てるため、兄弟でも兄に対して敬語を使わせる、門限を破ったら絶対に家に入れないなど、約束ごとは例外なく徹底していました。
またどのようなことでも自分の頭で考え、納得してから行動するようにさせていたといいます。
親が結論を出してしまえば簡単ですが、子供自身が気づくのを待つ。
場合によっては失敗することが分かっていても口を出さず、子供がそこから学び立ち直るのを見守る。
これは相当な忍耐力と覚悟が必要になります。
なぜ息子たちを厳しく育てたのか
森さんは自身が一人っ子で祖父母をはじめ周りの大人に甘やかされて育ったという自覚があるそうです。
その結果、自分のことが自分でできない、極端に人見知りで引っ込み思案な性格になってしまい苦労してきたのだとか。
我が子にはそうなってほしくない、そんな気持ちが厳しい子育てへとつながっていったらしいです。
将来、一家の大黒柱として子供に必要なことを教え、いい家庭を築いてほしい。
「ひとりでメシが食える男」になって、何があっても負けずに強く生きてほしい。
そんな思いで息子たちを育ててきたという森さん。
有名人の子供として特別扱いをされてしまいがちな息子たちに、厳しさを教えたかったのかもしれません。
長男、三男は音楽の道に進み、親と同じ芸能界で身を立てていますが、二世タレントにありがちな甘えがなく独自の世界でしっかりと地に足を付けて生きています。
私はとにかく3人の息子たちに将来、一家の大黒柱になって自分の子どもたちに必要なことを教え、いい家庭を築いてほしいと思って育ててきました。
森昌子、実家の母親や父親との関係
森さんと実家の母親、父親との関係はどうだったのでしょうか。
母親は娘を溺愛していた
森さんの母親は心臓に持病があり病弱だったため、森さんは子供の頃から台所に立つなど母を助けてきました。
母親は一人娘の森さんを溺愛し、大人になっても「昌子ちゃんが誰よりも一番可愛くて大好き」と言っていたほど。
森さんの歌手活動を陰で支え続けたのも母親でした。
デビュー当時は、ステージ衣装を手作りしたり、学校が終わるとテレビ局に直行する昌子さんの体調を気遣い、毎日弁当を用意していたといいます。
森さんは2019年、還暦を機に芸能界を引退し、母親と同居しています。
引退した理由の一つはこれからの人生を母親とともに生き、最期まで面倒を見る事を決断したからではないかと言われています。
デビュー当時は、学校が終わるとテレビ局に直行しなくてはならない私のために、私の好物ばかりが入ったお弁当を、車の中に必ず用意してくれていました。
父親はどんな人？
森さんが歌手を目指したのは、歌が大好きだった父親の影響を受けたからです。
父親は歌が上手く、NHKのど自慢で優勝した経験もあるとか。
昌子さんは子供の頃から父親に歌を教えてもらっていたそうです。
森さんは2019年3月28日に引退会見を行いましたが、この日は父親の命日でした。
結婚を機に一旦引退していた森さんが、20年ぶりの再始動を発表した日の翌日に旅立った父親。
それから13年後のこの日に引退会見を行った森さんは、父親が天国で見てくれているのでは、と涙を拭っていました。
3月28日に引退の会見を行えたのは、本当に父が天国で見ているのかなと。こんな偶然あるのかなと思いました
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