森昌子(もりまさこ)さんは、1971年にテレビ番組「スター誕生!」に13歳で出場し、初代グランドチャンピオンになったのをきっかけに芸能界入りしました。
1972年7月1日にシングル「せんせい」をリリースすると大ヒットを記録し、その年の日本レコード大賞の新人賞を獲得するなど、デビューしてすぐに人気者の仲間入りを果たしました。
当時の森さんのトレードマークと言えば、女性アイドルには珍しいショートヘアーでした。
そんな森昌子さんの若い頃の話や当時の髪型について、その後大人になってからについて、お伝えします。
森昌子のプロフィール
本名:森田昌子
生年月日:1958年(昭和33年)10月13日
身長:154cm
出身地:栃木県宇都宮市
最終学歴:堀越高等学校卒業
森昌子の若い頃がモンチッチに似てる
森昌子さんのショートヘアーはモンチッチヘアーと言われています。
ですが、実はデビューは森さんの方が早く、モンチッチは森さんのデビューから2年ほど遅れてから発売されました。
当時森さんの人気も絶頂期で、モンチッチも発売直後から爆発的なブームになっていました。
ショートヘアーには実はモデルがいた
森昌子さんのデビュー当時の髪型はショートヘアーで、トレードマークになっていました。
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— ぉざゎ (@zawatch) January 20, 2020
実はあの髪型は「セシルカット」という髪型で、映画「勝手にしやがれ」などに出演していたジーン・セバーグなどがしていた髪型だったそうです。
お金で幸せは買えない。だけれど、幸せが全てではないと言ったのはジーン・セバーグだっけか。 pic.twitter.com/yr2c4AA3o0
— 和泉萌香 (@moekaizumi) June 30, 2020
確かに髪型だけを見ると同じような感じですが、森さんは年齢的にもまだ10代中盤で、あどけなさが残っていたため、モンチッチのようなイメージが持たれてしまったのでしょう。
また、あの髪型になったのには事務所の意向があったそうで、当時開催された札幌オリンピックで活躍したフィギュアスケーターのジャネット・リン選手を見たスタッフが触発されて同じ髪型になったそうです。
#冬季オリンピック の思い出
ジャネット・リン pic.twitter.com/XY3vhRiso6— National Kid (@NationalKid1234) February 11, 2022
こちらも確かに髪型は同じような感じです。
黒髪であったことも、モンチッチに近づいてしまった要因ではないでしょうか。
また、森さんはくせ毛だそうで、髪を伸ばすと大きく膨らんでしまうという事もあったそうです。
ある意味苦肉の策であったそうですが、ショートヘアーはアイドル全盛期で星の数ほどデビューしていたアイドルの中で、一際個性を発揮していました。
モンチッチとの初共演は還暦記念
森昌子さんは2018年に、自身の還暦を記念するコンサートを行いました。
真っ赤なセーラー服を着てデビュー曲である「せんせい」を歌い終わると、モンチッチが森さんと同じ真っ赤なセーラー衣装を着てサプライズ出演し、観客から歓声が上がりました。
モンチッチは大きなケーキを運び、森さんの還暦を祝いました。
実は散々似てる似てると言われてきた森さんとモンチッチですが、デビューから46年経って、意外にもこの時が初めての共演だったそうです。
森昌子還暦モンチッチ来たー。 pic.twitter.com/pu0vkMtvkM
— カーラ (@kalla225) February 3, 2019
その後には森さんの還暦を記念して、「森昌子還暦記念モンチッチ」まで発売されました。
デビュー当時から森さんの応援をしていた方には、嬉しいグッズではないでしょうか。
昔の髪型は、実は泣くほど嫌だった
森昌子さんは2018年9月27日放送のテレビ「櫻井・有吉 THE夜会」に出演し、デビュー当時のトレードマークであったショートヘアについて語りました。
スタッフに連れられて美容院に連れて行かれ「ジャネット・リンの髪型にしてください」とスタッフが注文すると、切り終えた自分を見た時「子ザルのよう」と思ったそうです。
その日はショックのあまり朝まで泣いていたそうで、「なんてひどい大人たちだろう」と怒りさえ覚えたそうです。
更には「いつ辞めようかとずっと思ってた」と、引退まで考えていたそうです。
確かに年頃の女の子が仕事とは言えショートヘアにされてしまったら、ショックを受けてもしかたないでしょう。
そのために写真撮影などでもうまく笑えず、周りは上手に笑顔を作るアイドルに囲まれる中、笑おうとしてもどこか表情が硬かったそうです。
大人になりショートヘアーを封印。美人に
森昌子さんはデビューから5年経った頃、1977年5月1日に発売したシングル「なみだの桟橋」から、本格的に演歌歌手の道を歩み始めました。
ですが、髪型はそれまでと同じようにショートヘアーを続けていました。
ですが、デビュー10周年を記念した1981年7月20日に発売したシングル「北寒港」の頃には完全にショートヘアーではなくなり、大人な魅力を発揮しはじめました。
1983年8月21日に発売された演歌歌手としての代表曲である「越冬つばめ」を歌っていた頃には、若い頃のモンチッチと言われていた面影はなく、貫禄さえ感じられる歌声と美しい女性に成長していました。
1986年の森進一さんとの結婚を機に一度歌手を引退し、3人の子の母親になり、2006年から歌手活動を再開しました。
2019年12月25日に開催された故郷栃木県宇都宮市でのコンサートをもって、森昌子さんは再び歌手を引退しました。
引退理由は、2018年に還暦を迎え残された人生のことを考えるようになり、残された人生を大いに楽しみたい、と引退を決めたそうです。
歌手活動からは引退されましたが、森さんが残された素晴らしい歌声はこれからも残っていくでしょう。
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