佐野元春(さのもとはる)さんは1980年代から独自のセンスで日本の音楽シーンを牽引するアーティストです。
1982年のアルバム「SOMEDAY」は若者から絶大な支持を受け、挿入曲「サムデイ」は佐野さんの代表曲になりました。
今回はあまり知られていなかった佐野さんの家族や、素敵な同級生についてお伝えしていきます。
佐野元春のプロフィール
本名:佐野 元春(さの もとはる)
生年月日:1956年(昭和31年)3月13日
出身地:東京都 台東区
血液型:B型
佐野元春、妹の死因は公表せず。噂の真相は不明
若くして亡くなった佐野さんの妹について、その原因や兄妹の関係をお伝えします。
妹の死因についての噂
佐野さんは年の離れた妹と二人きりの兄妹でしたが、妹は1997年に32歳という若さで亡くなっています。
妹の死因は謎に包まれており、不慮の事故、火事、ガス中毒などの噂がありますが、真相は明らかになっていません。
佐野さんが「妹は常に人生に否定的」と語っていたことがあり、自殺なのではと囁かれたこともありました。
いずれにしろ、佐野さんにとっては予期せぬ、突然の別れだったことは確かです。
1991年に父を、続けて長年病床にあった母を亡くした佐野さんは、それからほどなくして妹まで亡くしてしまったのです。
肉親の死というのは誰にとっても耐え難い悲しみです。
それも自分より10歳近くも若い妹が先に亡くなってしまうなんて、どれだけ辛く苦しい出来事だったことでしょう。
佐野さんの心中は察するに余りあるものがあります。
予期せぬ出来事だった。仕事をしていてもどこか悲しい気持ちをひきずったままだった。
妹との関係性
佐野さんと妹との関係は、年が離れていることもあり妹が悩んでいたら兄として助言をするといったものだったようです。
とても感受性が鋭く繊細だった妹に対し、「人生はそう悪くないよ」と伝え続けたそうです。
あるラジオ番組にゲストで出演した際、妹は音楽に対してシビアなので、カッコいいところを見せるためにアルバム「SOMEDAY」をセルフプロデュースしたと語っていたとか。
若いうちに亡くなってしまったので、自分の中では妹はずっと若いままだという佐野さん。
多くを語ることはありませんが、きょうだいの間でしかわからない感覚があるのでしょうね。
妹を亡くし悲しみのどん底にいた佐野さんですが、そんな哀しい時期でも、それが音楽に出ないように気を付けたといいます。
それというのも佐野さんはいわゆる「お涙頂戴」が大嫌い。
書こうと思えば多くの人が泣けるような曲は書けるが、それをしないのがソングライターとしての矜持だといい、悲しみをいかに普通に変換できるかが力量であると語ります。
佐野さんは、2013年にファッション誌「DRESS」で恋愛相談に応えるコーナー「街空ハ高ク晴レテ」を担当し、「らしくない」とファンを驚かせました。
読者層が当時の佐野さんより10歳くらい下で、妹と同世代であることから、妹の相談なら乗らないわけにはいかないとオファーを受けたのかもしれません。
相談に乗るだけでなく、「あなたに贈る一曲」として一人一人にお勧めの曲を添えるというのが佐野さんらしく、心が温かくなりますね。
佐野が受け持つコーナーのタイトルは「街空ハ高ク晴レテ」で、内容は佐野が読者からの恋愛相談にお勧めの1曲を添えて答えるというもの。
佐野元春の父親はどんな人?生い立ちは
佐野さんの父親について、また子供時代のエピソードを振り返ってみましょう。
父親はどんな人?
父親は会社の経営者で多忙でしたが、幼い佐野さんを車に乗せてあちこちに連れて行ってくれた「いいお父さん」だったそうです。
佐野さんは銀座で食べたお子様ランチの味をよく覚えているそうですよ。
佐野さんが中学1年生の時、テレビでエルビス・プレスリーのライブを見た母親は突然「この子はエルビスみたいになる!」と言ったそうです。
父親は息子である佐野さんに会社の跡を継いでほしかったので、母親の発言に対し激怒したのだとか。
母親が佐野さんの才能をどれだけ知っていたのかは不明ですが、何か輝くものに気付いていたのかもしれません。
逆に父親は佐野さんに堅実な人生を歩んでもらいたいと、音楽の道に進むことに最初は反対していたのだそうです。
事業を営んでいた父は、車で僕を方々に連れていってくれた。
佐野元春の生い立ち
佐野さんは実業家の父親と、レコード喫茶を営む母親の間に生まれました。
子供の頃の佐野さんは、好奇心が強くすぐ家を飛び出してどこかへ行ってしまうので、目が離せなかったとか。
小学生の頃から言葉に関心があり図書館の本を読破するなどとても聡明かつユニークな子供だったようです。
佐野元春の素敵な同級生
佐野さんは、桑田佳祐さんの声掛けで結成された同級生によるスペシャルバンドに参加しました。
メンバーは桑田さんと佐野さんに加え、世良公則さん、Charさん、野口五郎さんという長年ミュージックシーンで活躍し続けながらも、これまでかかわることのなかった超豪華な5人です。
桑田さんがそれぞれに直筆の手紙を書いて誘い、直接会いに行き、趣旨に賛同したメンバーが集まり実現したのだそうです。
桑田さん作詞作曲の「時代遅れのRock’nRoll Band」は2022年5月にリリースされ、大きな反響を呼びました。
この曲はコロナ禍や戦争などで混乱する今の世の中へ、また未来を担う子供たちへ向けたメッセージソングです。
この歌は終わらないコロナ禍や海の向こうで起きている紛争など、混迷を極める今の世の中に向けて作られたメッセージソングとなっている。
12月の紅白歌合戦には事前収録で素晴らしいスペシャルセッションを披露しました。
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