知的で好感度の高さが評判の元アナウンサー・青山愛(あおやまめぐみ)さん。
『報道ステーション』ではスポーツキャスターをつとめ、バラエティ番組『マツコ&有吉の怒り新党』にも出演していました。
今回は青山さんの退社理由や2024年現在の国連の活躍について、また学歴や英語力についてお伝えしていきます。
青山愛のプロフィール
本名：青山愛
生年月日：1988年(昭和63年)10月14日
身長：161cm
出身地：広島県
最終学歴：ジョージタウン外交大学院京都大学経済学部卒業
青山愛の退社理由は？
青山愛さんは2017年6月26日、同月いっぱいをもってテレビ朝日を退社することを発表。
退職理由はジョージタウン外交大学院で修士を取得しに、夏から渡米するためでした。
「今後は語学や国際的知見を深め、コミュニケーションの力で国際社会に貢献したい」と発言しているので、留学を目標の糸口としたのでしょう。
そもそも青山さんは実はかなりグローバルな人材です。
父親の仕事の関係で生後7ヶ月から渡米し、少女時代のほとんどをアメリカで生活。
フランスのホームステイやモンゴルでのボランティア経験もしています。
幼少期から様々な国の文化に触れて育ったことから、かねてから国際社会で活躍したいという思いを秘めていたのでした。
大学卒業後はテレビ朝日に就職しますが、報道機関でニュースをいち早く届け続けるという業務をするなかで、「もう少し課題解決に向けて深く関わりたい」と思いが一層強くなったといいます。
青山愛さんといえば、2016年から2017年までバラエティー番組『マツコ＆有吉の怒り新党』に出演していたことが印象的ですよね。
可愛らしい笑顔で天然キャラを発揮し、視聴者からの人気が高いアナウンサーでした。
怒り新党の頃から有吉×マツコのコンビがだいすき。
だからMCがワイプでVTRそっちのけで仲良く雑談してるの聞けてしあわせ。ふたりが楽しそうなのがうれしい。娘が2ヶ月入院してた産後直後、夜中の搾乳が眠気や孤独との戦いだったけど怒り新党の夜はぶっ飛ぶのよ。
青山愛元アナ元気かなぁ、 pic.twitter.com/r319QYf1Pb
— m@育児松 (@1119mkt) December 20, 2020
ごく普通のアナウンサーというイメージがありましたが、実は国際色がかなり強かったとは意外ですね。
『マツコ＆有吉の怒り新党』で「外国人が好き」とぶっちゃけ発言していたのは本音だったのでしょう。
番組出演の人気により、すっかりバラエティー色がついてしまった青山さん。
しかし「アイドルのように扱われるのが嫌」と漏らしていたといいます。
「空気を読むこと、好感を得るために笑顔を作り、意見は飲み込んで無理をすること」に青山さん自身は違和感を感じていたことも伝えています。
自己主張や個性を尊重するアメリカ生活が長い青山さんにとって、日本での暮らしは少し息苦しかったのかもしれませんね。
また、出演番組の関係でサッカー選手との飲み会に行った際には、お酌をさせられたり、倒れるまで飲まされたり散々な目にあったそう。
ホステスのような対応を求められることに呆れてしまったといいます。
青山さんは職業人としてプライドを持って報道の仕事をするつもりが、バラエティ性を求められることや仕事以上の需要に嫌気がさしてしまったのかもしれませんね。
もちろんバラエティーでの振る舞いもお酌も強制ではないでしょう。
しかし違和感を感じながらも、ど周りの空気に合わせてしまうことも青山さんにとっては辛かったと思われます。
「取り繕って好かれるよりも、自分の軸を持って嫌われる勇気を持てたら、かっこいいなと思っています」と青山さんは語っています。
自身の仕事を振り返り「本当に恵まれた、特別な６年間でした。一方で、もっと現場に近いところで、語学や国際感覚、コミュニケーションの力を使って、国際社会に貢献したいと使命感のようなものを抱いてきた」と退社、進学を決意した理由を明かした。
天然キャラを発揮し、「外国人が好き」などのぶっちゃけ発言が話題に。(中略)青山アナはバラエティー色がついてしまったことから、周囲に「アイドルみたいに扱われるのが嫌だ」と漏らしていたとか。そんな中、同局のサッカー情報番組「やべっちF.C.」の関係で、サッカー選手との飲み会に行った際、そこで、お酌をさせられたり、倒れるまで飲まされたりと、散々な目にあったため、「私はホステスじゃない！」とブチギレ。この件が退社の後押しになってしまったというのだ。
青山愛、現在は国連で活躍！
青山愛さんは2024年現在、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の職員として働いています。
国連職員の青山愛…テレビ朝日にいたアナウンサーの人か。マツコ・有吉の番組で独特の雰囲気で、マツコにもかなり気に入られていた印象だ。国連職員としてロシア・ウクライナ問題について人道的支援呼びかけか。#青山愛#国連職員#テレビ朝日#アナウンサー#マツコデラックス#人道的支援 pic.twitter.com/VrnrcPtEho
— IDeZoo(以出蔵)☕️ (@shin5114) March 3, 2022
テレビ朝日退社時の目標をしっかり叶えており、とても優秀な人であることがわかりますね。
UNHCRは世界の難民支援が主な活動で、戦争等による国内避難民のへの生活支援も行なっています。
青山さんはロシアのウクライナ侵攻が始まって2日後から戦地へ移動。
報告担当官として現地の緊急支援チームに加わり、人道支援を続けています。
UNHCRは破壊された家の修復や建て直し、避難先での就労支援も行なっています。
そのなかで青山さんの仕事内容は、「支援を必要とする人」と「支援者」をつなぐこと。
現地調査によって状況を把握して、助けを求めている人を支援者や支援団体に報告しています。
何しろ現地の状況をヒアリングして、様子やデータをまとめる仕事です。
命を奪われた人の姿、ぼろぼろになった街、家を捨てて逃げなければならなかった人たち。
青山さんは初めて目にする戦地の状況があまりに辛く、感情を無にして淡々と仕事をしなければ耐えられない時期もあったといいます。
しかし壁一面に貼られたたくさんの犠牲者の写真を目にして、感情が溢れ出し我にかえったとか。
どんなに自分が辛い状況でも、人々がそこで生きていることや強いられている犠牲は事実です。
「悲惨な状況に目をつぶらず、起きていることをしっかり伝えていこう」と青山さんは身を奮い立たせて業務に当たっています。
学問で学んだことを生かして人々を助けるとは、青山さんはとても勇敢で優秀な方ですね。
しかし自身に高いミッションがあるのではなくただ、「自分にも何か手伝えることがある」という思いで支援にあたっているとのこと。
戦地で奮闘する青山さんの動向に注目です。
どこかで心を麻痺させないと続けられない。そう考えるようになり、できるだけ淡々と被害状況の数字をレポートするようにしていました。そんなときに壁一面に貼られた犠牲者の方々の写真を目にして、こらえていた涙が初めて出ました。(中略)あまりに残酷な状況を自分が苦しいと感じても、人々がそれぞれのストーリーを生きた事実、そして犠牲にしたものに、しっかり目を向けないといけない。それを伝えることが私の仕事なのだと、強く感じたことを覚えています。
青山愛は高学歴
青山さんはアナウンサー試験に合格し、国連で活躍していることもあってかなり高学歴です。
中学高校はアメリカテキサス州に留学していました。
そして高校2年生の時に日本へ帰国して国際基督教大学高等学校へ編入。
国際基督教大学高等学校は偏差値70超えと言われています。
偏差値70超えとなると上位2パーセントの成績ですから、高校生入学の時点でかなり優秀だとわかりますね。
その後は京都大学卒業経済学部に進学。
京都大学も日本を代表するような難関校です。
もしかしたら東京大学に行く実力も持ち合わせていたかもしれませんが、国際的な視点で柔軟に働きたい青山さんは京都大学をあえて選んでいるかもしれませんね。
大学卒業後はテレビ朝日に入社しますが、2017年に退社後は夏からジョージタウン外交大学院へ進学しました。
200年以上の歴史を持つジョージタウン外交大学は、政治家や外交官、ノーベル賞受賞者を輩出してきた名門大学 。
全米1700大学の中で22 位という高い学力を持ち、政治や国際関係に特に強い大学です。
京都大学を卒業し、アメリカの名門大学で修士を取得する華々しい学歴の青山さん。
国連で活躍するに値する、優秀な人物であるとわかります。
青山愛は英語力もすごい
青山さんは国連で活躍するだけあって、英語力も非常に高いです。
英検は1級で、TOEICは990点とほぼ満点のスコア。
というのも、青山さんは帰国子女です。
青山さんは父親の仕事の関係で生後７ヶ月で渡米しており、小学生までずっとアメリカで過ごしています。
中学高校もアメリカに行っているので、もはやなぜ日本語まで流暢なのか不思議なレベルですよね。
これまでにフランスへホームステイや、モンゴルでのボランティア活動をしているので、多言語話せる可能性もあります。
アメリカ生活が長いことや国連で働いていることから、青山さんの英語力は恐らく相当高く、ほとんどネイティブレベルと考えられます。
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