井手らっきょ、若い頃の陸上短距離伝説がすごい!土佐犬事件の詳細&馬にも勝った俊足

井手らっきょ(いでらっきょ)さんは若かりし頃、代名詞とも言える裸芸と並ぶくらい「陸上すごい芸人」としても有名でした。

その俊足は日本のテレビバラエティの歴史の中でも、いくつもの伝説を作り上げています。

そんな井手らっきょさんの陸上にまつわる伝説についてなど、お伝えします。

井手らっきょのプロフィール

本名:井手博士

生年月日:1959年(昭和34年)12月11日

身長:165cm

出身地:熊本県熊本市中央区

最終学歴:久留米大学中退

所属事務所:株式会社TAP

井手らっきょ、若い頃の陸上短距離伝説がすごい!

たけし軍団全盛期だった1980年代から1990年代、井手らっきょさんは得意の俊足で数々の伝説を作り上げています。

中でも一番語り継がれている伝説は、1993年に放送された番組「さんまのスポーツするぞ」での短距離走です。

すでに井手さんの俊足は芸能界では知られることとなっていて、「芸能界の韋駄天」という異名を誇っていました。


そんな井手さんの対戦相手として登場したのは、1998年のソウルオリンピックで100m、200m、400mで金メダルを獲得した経験のあるフローレンス・ジョイナー選手でした。

しかも、対決する競技は金メダルを獲得した100m走です。

いくら現役を引退しているとはいえ、オリンピックゴールドメダリストとの勝負ではさすがに井手さんには勝ち目はないと思われました。

ですが、スタートした直後は横並びだったのですが、次第に井手さんがリードし、ジョイナー選手は最後まで井手さんに追いつくことはできませんでした。

ゴールタイムは、井手さんは11秒77、ジョイナーさんが12秒37という結果で、ハンデも何もない純粋な100m走で、井手さんはジョイナー選手に勝利したのでした。

これにはスタジオも盛り上がり、井手さんはジョイナー選手から愛用のスパイクをプレゼントされていました。

1994年には同番組にてベン・ジョンソン選手と対決しましたが、この時はさすがに井手さんの負けでした。

井手さんが俊足だったのは学生時代から有名で、大学時代に出した100m走のベストタイムは11秒0だったそうです。

さぞかし学生陸上界で活躍したのだろうと思いきや、井手さんは陸上選手ではなく、学生時代は野球に打ち込んでいたそうです。

テレビ「ビートたけしのスポーツ大将」の企画で日本ハムファイターズの入団テストを受けた際は、見事合格ラインに到達するほどの腕前でした。

当時の日本ハムのスカウト担当者からは、年齢が若ければ採用にしていた、とまで言われました。


2005年には熊本に「プロフェッショナル・ベースボール・アカデミー」という小・中学生のための野球塾を設立しました。

2023年現在は井手さんは運営から手を引いています。

しかし、プロフェッショナル・ベースボール・アカデミーからは数多くのプロ野球選手を輩出しており、その中には2023年のWBCで大活躍をした「村上様」こと村上宗隆選手もいます。

井手さんはお笑い界だけではなく、スポーツ界でも多大なる功績を残されていますね。

土佐犬事件で話題になった過去

インターネットで井手らっきょさんを検索すると「土佐犬事件」というワードがヒットします。

「土佐犬事件」は、それほどお笑い界では語り継がれている事件です。

事件が起きたのは、2003年8月16日に放送された「朝までたけし軍団」というたけし軍団の深夜の特別番組の収録中でした。

井手さんは、ある地方の町で行われている「犬玉なで祭り」という祭をリポートするために現場に向かいました。

「犬玉なで祭り」とは、犬の睾丸を撫でて健康などを祈願する祭ということでした。

ですが井手さんの番になると、井手さんはなぜかパンツ一丁の姿で、他のたけし軍団の方から身体中に生クリームが塗られ、そこに登場したのは大きな土佐犬でした。

井手さんが土佐犬の睾丸を撫でようとした瞬間、土佐犬が興奮し、井手さんを後ろから押さえつけて腰を振り始めてしまったのです。


井手さんは苦悶の表情で助けを求めていましたが、そのシチュエーションに周りは爆笑し、視聴者からも大きな反響がありました。

ちなみに、この「犬玉なで祭り」というのは架空の祭で、コントのような設定でしたが、井手さんが土佐犬に襲われてしまったのは本当でした。

2023年現在では絶対に放送できないような内容ですが、お笑い界の事件として語り継がれています。

馬にも勝った俊足

井手らっきょさんは、100m走の金メダリストであるフローレンス・ジョイナー選手にも勝ちましたが、実は馬とも走る対決をしています。

1999年の特番「オールスター感謝祭」にて行われた、人間VS馬のガチンコレースという企画でした。

大井競馬場を8人の俊足芸能人が200mずつ走り、人間がスタートした2分45秒後に馬がスタートする、というハンデでした。

井手さんは人間チームのアンカーを務めていました。

レースが始まると、ハンデの2分45秒時点で人間チームは第5走者までバトンが渡っていました。

アンカーの井手さんにバトンが渡った頃には、かなり馬が追い上げており、正面からのカメラでは追い上げる馬から井手さんが猛スピードで逃げているような映像でした。

そしてあわや追い抜かれるという最後の瞬間、先にハナ差でゴールしたのは井手さんでした。


生放送の「オールスター感謝祭」のスタジオは大興奮で、大盛り上がりでした。

井手さんの俊足が見せた伝説として、こちらも語り継がれています。

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