金子マリ(かねこまり)さんは「下北沢のジャニス・ジョップリン」として有名なシンガーです。
デビュー当時から噂されている韓国人ではないか?という噂や活動についてなど、お伝えします。
金子マリのプロフィール
本名:金子眞利
生年月日:1954年(昭和29年)12月1日
身長:152cm
出身地:東京都世田谷区下北沢
金子マリ、若い頃の活動まとめ。韓国人疑惑はデマ
金子マリさんが歌手としてデビューを果たしたのは1976年で、シングル「あるとき」を金子マリ&バックスバニー名義でリリースしました。
日本人離れしたパワフルな歌唱と演奏、本格的なソウルサウンドで日本の音楽界に衝撃を与えました。
オリジナルメンバーは、ギターが永井充男さん、ベースが鳴瀬喜博さん、ドラムが橋本英晴さん、そしてキーボードが難波弘之さんと、伝説的とも言えるメンバーが集まっていました。
1983年ごろからは、金子マリ名義のソロ活動を始めています。
ソロボーカリストとして活躍する傍ら、桑名正博さんや米米CLUB、RCサクセションなどのレコーディングやライブなどにもバックコーラスとして参加するなど、幅披露活動を行なっていました。
金子さんは1979年にドラマーのジョニー吉長さんと結婚し、2人の息子さんに恵まれました。
長男はRIZEのドラマーとしてや俳優として活躍している金子ノブアキさん、次男はRIZEやDragon Ashのベースを務めるKenKenさんです。
若い世代に人気のあるお2人なので、その母親である金子マリさんの素晴らしい歌声も現代の若い方にも聴いていただきたいですね。
そんな金子さんは苗字に「金」の漢字が使われているということで、デビュー当時から「韓国人なのでは?」と言われています。
長男の金子ノブアキさんも、同じ理由で同じ噂が囁かれている時があります。
ですが、金子さんが韓国人であるという情報はありません。
確かに「金子」という通名を使っている在日韓国系の方も多くいらっしゃるようですが、それ以上に古くからの日本人である方の方が多くいます。
「金子」という苗字を持つ方は日本におよそ30万人いらっしゃいますが、人数の割合で調べると、その内で在日韓国系の方は全体の1%にも満たないそうです。
金子さんの出身地は下北沢で、ご両親は葬儀屋を営んでおり、1993年に父親が他界されてからは金子さんが三代目の代表として家業を継いでいます。
下北沢の駅前に実家がありましたが、父親が他界した際に4億円もの借金も相続してしまったため、返済のために売却しています。
そういったことを考えると、金子マリさんが韓国人であるという可能性はかなり低いと思われます。
忌野清志郎との関係やCharとの親交
金子マリさんは、ご自身が日本の音楽界でレジェンド的な存在ですが、忌野清志郎さんやCharさんといった、こちらもレジェント級のミュージシャンの方々とのつながりが、よく話題になります。
忌野清志郎さんとは、お互いの音楽性を尊敬し合う関係でした。
1988年には、RCサクセションのアルバム「COVERS」に金子さんがゲストで参加し、ツアーにも参加されました。
2009年に清志郎さんが他界されましたが、2019年に行われた清志郎さんにゆかりのあるアーティストが一堂に会したイベント「忌野清志郎ロックン・ロール・ショー」にも金子さんは出演され、「恩赦」を熱唱しました。
金子マリ、このタイミングで「恩赦」!30年ぶりの元号変わりだからね!#忌野清志郎 #ロックンロールショー #野音 #日比谷野音 #日比谷野外音楽堂 pic.twitter.com/eDy9PVHQ12
— 須田 信太郎 (@jimiri) May 4, 2019
Charさんとはデビュー前からの付き合いがあり、1972年にキャロルのライブで出会い意気投合し、「スモーキー・メディスン」というバンドを結成しています。
スモーキー・メディスンは金子さんがボーカル、Charさんがギター、ベースが鳴瀬喜博さん、ドラムに藤井章司さん、そしてキーボードが佐藤凖さん。
日本の著名なミュージシャンばかりですが、活動していた頃は全員がアマチュアでした。
バンドは1974年に解散しましたが、それ以降も金子さんとCharさんはずっと親交があり、事あるごとに共演を果たしています。
そして、2008年にはスモーキー・メディスンは奇跡の復活ライブを開催しました。
2009年にドラムの藤井さんが他界されたため、オリジナルメンバーでの再結成はもう不可能となってしまいましたが、日本の伝説的なバンドとして語り継がれています。
下北沢に伝わる緑のおばさん伝説
金子マリさんは下北沢出身でずっと下北沢に住み続けており、「下北沢のジャニス・ジョップリン」と言われるほど下北沢の人として認知されています。
下北沢で伝説化している話としておもしろいのが、2人の息子さんが小学校に通われていた頃のエピソード。
子供達の朝の登校を見守る「緑のおばさん」として、金子さんとシーナ・アンド・ザ・ロケッツのシーナさんが横断歩道を挟んで向かい合って旗を振っていた、という話です。
今朝は信号で小学生を見守る旗持ちオバチャン
娘の頃から数えるとかれこれ12年やってる
途中雨が降り出して傘なくて身体冷えたけどシーナも金子マリと代沢小学校の前で旗持ってたんだ!と自分を励ましたら楽しくなった
あんなにカッコよくはないけどね pic.twitter.com/ddtTLMtLqG— Nadako@JUKE JOINT (@nowhere_nadako) December 19, 2016
金子さんはエプロン姿で、シーナさんはライブに出演するような派手な服を着ていたそうです。
なんとも下北沢らしいロックな話ですね。
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