紅白歌合戦にソロ・デュオ合わせて23回も出場され、海外でも高い評価を受ける、歌手の由紀さおり(ゆきさおり)さん。
国内では、紫綬褒章や旭日小綬章が贈られ、その功績が認められています。
日本の童謡もレパートリーとして多く歌われている由紀さんですが、在日韓国人ではないかという噂があるのをご存じでしょうか。
そこで今回は、由紀さんの国籍やご家族に関わる情報をお伝えしていきます。
由紀さおりのプロフィール
本名:安田章子(やすだあきこ)
生年月日:1946年(昭和21年)11月13日
身長:156cm
出身地:群馬県桐生市
最終学歴:洗足学園短期大学英文科卒業
所属事務所:由紀さおり・安田祥子 安田音楽事務所
由紀さおりの国籍は日本。韓国人は家系図にいない
由紀さんは、日本生まれ日本育ちのため、当然ですが日本国籍をお持ちです。
しかし、在日韓国人ではないかという噂がでているので、その理由や背景をみてみましょう。
在日説1 顔立ちが韓国人
由紀さんを在日韓国人だという人たちがあげる理由の一つは、由紀さんの顔立ちが韓国人に近いからというものです。
若い頃の由紀さんの写真がありました。
下は、由紀さんのヒット曲が集められたCDのジャケット写真になります。
お綺麗ですね。
確かに、少し前の韓国ドラマに出てくるヒロインのような雰囲気はあります。
しかし、女性は化粧の仕方を変えるだけで顔の雰囲気がガラッと変わりますよね。
特に最近は、韓国風のメイクを真似る方も多く、あまり見分けがつかなくなっているのではないでしょうか。
見た目で判断しているだけで、何の根拠もない説のようです。
在日説2 家系図に在日韓国人?
もう一つの理由とされているのは、家系図に韓国人がいるというもの。
ご両親が在日韓国人だから、由紀さんも韓国人だと言い張る説です。
由紀さんがお生まれになった群馬県桐生市では有名な話だというのですが、こちらも全く根拠のない話のようです。
由紀さんのお姉さんである安田祥子さんのX(旧Twitter)アカウントに、ご両親が結婚されたときの写真が投稿されていました。
今日は23回目のいとこ会、今年も元気で美味しい物を頂きました❗一番のサプライズは、母の妹和子叔母さん(私達はかずちゃんと呼んでいました)母の結婚式の写真を❗ pic.twitter.com/JSCyltrWti
— 安田祥子 (@YasudaSachiko) June 18, 2017
ご両親の結婚式の写真を見るかぎり、お二人とも日本人顔のように思われます。
また、完全な和装で、韓国の雰囲気は感じられません。
さらに、お父さんは軍需工場で働いていたそうです。
戦後には、工場の閉鎖作業にもあたられたといいます。
戦時中は、在日の方たちはスパイと疑われるなど一部では生きていくのも大変だった時代です。
もし、ご両親が在日韓国人だったとして、軍需工場の閉鎖処理までするような立場になることができたでしょうか。
在日韓国人ではないかとの噂に対し、由紀さん自身が何も答えられていないので、全ては噂としか言いようがない状態だと思われます。
ただ、由紀さんに韓国人の血が流れていようがいまいが、美しい日本語で日本の歌を歌われていることに変わりはありませんよね。
由紀さおりの実家は父親の仕事で転々と移った
由紀さんのご家族は、戦時中、父親が群馬県の軍需工場に勤めていたため、群馬県桐生市に住まわれていました。
当時は、眼科を営む方の離れを借りて生活していたそうで、自宅という感じではなかったようです。
戦後、父親が工場の閉鎖作業など、関連の仕事を終えてから横浜に引っ越したそうです。
私が3歳のとき、父の仕事の区切りがついて、横浜へ移ることになりました。横浜市鶴見区内で転々とし、三度目の引っ越しで鶴見区豊岡町の家に落ち着きました。
この引っ越しが、由紀さんの人生においてとても重要なものになりました。
家から大きな通りを挟んだ反対側に小学校があり、そこの講堂で合唱団がいつも稽古をしていたそうです。
その合唱団が、のちに由紀さんも所属した「ひばり児童合唱団」でした。
まずは、お姉さんが興味を持ち、合唱団に入ったそうです。
お姉さんに付いていくうち、由紀さんも勧められて入団し、歌の才能が見いだされていったといいます。
ご家族は、由紀さんが小学2年生のときにまた引っ越したそうです。
小学校二年生のときに、父が川崎市に家を建てたので引っ越しをしました。
持ち家になられたので、成長した由紀さんにとって実家といえる場所は、川崎市の家だったのではないでしょうか。
姉・安田祥子の嫁ぎ先は名家。兄は一般人
由紀さんには、お姉さんとお兄さんがいます。
お姉さんは、一緒に歌を歌われている安田祥子(やすださちこ)さんです。
お兄さんは一般の方だということです。
ご兄弟について紹介します。
姉・安田祥子は、名家へ嫁いだ
姉の安田さんは、由紀さんの5歳年上です。
ソプラノ歌手としてもご活躍されましたが、由紀さんとのデュオはまた格別ですよね。
その安田さんなのですが、嫁いだ先がものすごい家庭だったんです。
夫は、元在日オーストリア通商代表部理事の澤田久雄さん。
久雄さんの父は国連大使も務めた外交官の澤田廉三さんで、母は神奈川県にある児童養護施設エリザベス・サンダース・ホームの開設者の美喜さんです。
また、美喜さんの父は、三菱財閥の三代目総帥・岩崎久弥さん。
さらに、久弥さんの父は、三菱財閥の創設者・岩崎弥太郎さんだというのです。
安田さんは、三菱財閥の血筋に嫁がれたんです。
そして、安田さんの娘さんは、ニューヨークの国連本部に務められていたといいます。
日本の経済や外交を支えるご一家だということです。
兄は秀才で留学経験あり
由紀さんのお兄さんは、7歳年上だそうです。
一般の方なので、お名前までははっきりと出ていないようです。
とても頭のいい方で、子供のころには勉強を教えてもらっていたといいます。
マサチューセッツ工科大学に留学されていたという話もあります。
由紀さんの姉・安田さんのX(旧Twitter)でもボストンに留学していたという話がありました。
10年目のコンサートでカーネギーホールで歌った時は1ドル83円でみんなでショッピングに燃えたのを懐かしく思い出しました 笑
兄が会社からの留学第1号でボストンへ行った時は1ドル360円!— 安田祥子 (@YasudaSachiko) April 26, 2011
ボストンは、マサチューセッツ州にある都市で、マサチューセッツ工科大学があるケンブリッジと隣接しています。
会社から留学に出してもらえるなんて、かなり優秀な方だということがわかりますね。
由紀さんの家系には、国や企業を代表するような方が多くいるようです。
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