WBAとWBC、主要4団体の内2つの団体でチャンピオンを獲得した寺地拳四朗(てらじけんしろう)さん。
井上尚弥さんと並び、21世紀最強の日本人ボクサーと称えられることもあります。
今回は、寺地拳四朗さんのファイトマネーや年収についてお伝えします。
寺地拳四朗のプロフィール
本名：寺地拳四朗
生年月日：1992年(平成4年)1月6日
身長：164cm
出身地：京都府城陽市
最終学歴：関西大学
所属事務所：B.M.Bボクシングジム
寺地拳四朗のファイトマネーは約2000万円？
寺地拳四朗さんのファイトマネーは1試合あたり2000万円程度ではないかと思われます。
日本チャンピオンでも約300万円と言われているほど、ボクサーのファイトマネーはあまり多くないと言われています。
しかもジムに33%、選手の手元に残るのは残りの67%のみです。
ボクサーを続けるための資金も自分で用意しないといけないとなると、ファイトマネーだけで生活するのは困難です。
しかし、世界チャンピオンになればファイトマネーの額は大きく上がります。
日本でのファイトマネーはスポンサーから支払われるのに対して、世界では放送権の料金も含まれるからです。
視聴率を取れる選手になれば、1億円以上のファイトマネーを手にすると言われています。
日本人も例外ではなく、1994年に行われた辰吉丈一郎さんと薬師寺保栄さんの世界バンダム級王座統一戦では、両者に1億円以上のファイトマネーが支払われたそうです。
寺地拳四朗さんはWBAとWBCの統一王者で、世界的にも知名度の高い選手です。
よって、最低でも2000万円程度のファイトマネーは支払われていると思われます。
2022年以降、海外のボクシングファンからも注目されることが多くなった寺地拳四朗さん。
海外での試合の視聴率も、年を追うごとに上がっていることでしょう。
世界チャンピオンは、視聴率が取れるほどファイトマネーも上がります。
2024年以降は、2000万円以上のファイトマネーを手にすることになるのではないでしょうか。
寺地拳四朗の年収は推定5000万円？
寺地拳四朗さんは、2022年と2023年にそれぞれ2回試合を行っています。
ファイトマネーが1試合につき2000万円程度とすると、ファイトマネーだけで年間4000万円程の収入を得ている推測になります。
ボクサーの収入の1つに、チケットバックというものがあります。
チケットバックとは、チケットを販売した際に発生した差額を、自分の収入にできるというもの。
寺地拳四朗さんほどの知名度になれば、チケットバックで200万円以上の収入は得られるでしょう。
ちなみにチケットバックの収入は選手によって大きく異なり、チケットをたくさん売れる選手はチケットバックの収入だけで大金を得られるそうです。
寺地拳四朗さんは、いくつかのバラエティ番組にも出演経験があります。
2023年に放送されたフジテレビ系の番組「踊る！さんま御殿！！」では、美容に高い関心を持っているなどプライベートの意外な素顔を公表しファンを驚かせました。
語り口が優しくトーク力も高いので、今後もYouTubeやバラエティ番組への出演は増えることでしょう。
世界チャンピオンのテレビ出演料となると、若手の芸能人より高いのは想像に難しくありません。
寺地拳四朗さんレベルになると、1回の出演につき300万円以上の出演料は手にしていると思われます。
試合を行うことで発生するファイトマネー、チケットを販売した際のチケットバック、そしてテレビ出演料金の3つを合わせて、年収は約5000万円程度ではないでしょうか。
酔っぱらって他人の車を壊した事件
寺地拳四朗さんは、2020年に車を破損させる不祥事を起こしています。
この不祥事は、新聞などでも大きく取り上げられ話題となりました。
2020年7月、泥酔してマンションの敷地に無断で侵入した上に、他人の車を傷つけてしまったのです。
被害者とは示談しましたが、日本ボクシングコミッションは3ヶ月のライセンス停止と300万円の制裁金、そして6ヶ月以内に48時間以上200時間以内の社会貢献活動という処分を課しました。
どうやら寺地拳四朗さんは、自宅と間違えて違うマンションに侵入してしまったとのこと。
自宅に知らない車が停められていたと勘違いし、破損させたのではないでしょうか。
とはいえ、他人の車を破損させる行為は非難されてしかるべきところでしょう。
寺地拳四朗さんはこの不祥事を重く受け止め、今後このようなことがないように自分自身を見つめ直すと語っていました。
後日この不祥事をきっかけに、飲酒は辞めたことを明かしています。
普段は大人しい人でも、お酒を飲むと豹変することがあります。
体を鍛えているスポーツ選手も例外ではなく、サッカー選手や野球選手も飲酒による不祥事を度々発覚しています。
自分の飲めるお酒の量を定量化するのは難しいです。
飲んで気持ちよくなるともっと飲みたくなってしまうのは、世界チャンピオンでも同じなのでしょう。
普段は爽やかで人柄が良さそうな寺地拳四朗さんでも、飲酒で性格が変わってしまうものなのですね。
寺地拳四朗のネックレスはジェムケリー
2023年9月に、ヘッキー・ブドラーさんと王座の防衛をかけた試合を行った寺地拳四朗さん。
この試合から、京都のジュエリーメーカー「ジェムケリー」がスポンサーにつくことになりました。
ジェムケリーの社長である中野猛さん自身も格闘技経験があること、同じ京都出身であることが支援を名乗り出たきっかけだそうです。
寺地拳四朗チャンピオンのＷＢＡ、ＷＢＣ世界ライトフライ級（４８・９キロ以下）タイトルマッチ１２回戦が東京の有明アリーナで行われました。
チャンピオンが見事防衛🎉
入場でもリングでもGEMCEREYのネックレスを装着していただき誇りに思いました！
拳四朗チャンピオン！おめでとうございます🍾… pic.twitter.com/i4oucwvG6e— 中野猛 Takeshi Nakano (@takeshinakano) September 18, 2023
リングイン時に着用していたネックレスは、天然サファイアを主石としたカメオネックレス。
鷲の翼と破れたマント、そして月桂樹のモチーフが刻まれており、価格はなんと100万円。
世界チャンピオンに相応しい、高額なネックレスですね。
素敵なネックレスを着用した効果もあってか、寺地拳四朗さんは見事防衛に成功しました。
ボクシングは怪我と隣り合わせのスポーツです。
打ち所が悪いと、ダメージが日常生活にも影響してしまう可能性があります。
そんな危険を潜り抜け世界チャンピオンに輝いた証と考えると、素敵なネックレスもより輝いて見えますね。
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