2023年、SUPER GTのGT500クラスでシリーズチャンピオンに輝いた坪井翔(つぼいしょう)さん。
幼少期からカートレースで多数のチャンピオンを獲得している、2024年以降の活躍も期待されているドライバーです。
今回は、坪井翔さんの結婚や実家についての情報をお伝えします。
坪井翔のプロフィール
本名:坪井翔
生年月日:1995年(平成7年)5月21日
身長:171cm
出身地:埼玉県川越市
最終学歴:駿河台大学
所属事務所:TOM’s Racing
坪井翔が結婚した嫁・斎藤愛未はレーシングドライバー
坪井翔さんは、2022年に結婚しています。
相手は斎藤愛未さんで、レーシングドライバー同士の結婚は大きな話題となりました。
2人共レーシングカートからモータースポーツの世界に足を踏み入れました。
幼い頃から顔見知りで、同じレースで戦ったこともあるそうです。
その後しばらく会うことはありませんでしたが、成人してから再開し、交際が始まったとのこと。
久しぶりに再会した幼馴染と恋仲になるなんて、とてもロマンチックで素敵ですね。
結婚すると、旦那か妻のどちらかが家事に専念するのはよくあること。
しかし、夫婦共にレース活動は続けていくと発表されています。
坪井翔さんは、2023年にSUPER GTで2度目のシリーズチャンピオンを獲得。
スーパーフォーミュラでもシリーズ4位と好成績を残し、28歳にしてキャリアの最盛期を迎えています。
海外挑戦も可能な年齢のため、今後ますます活躍することでしょう。
斎藤愛未さんは、5歳からレーシングカートに参戦。
以後多数のレーシングカート大会に参戦し、「鈴鹿選手権シニアMAXクラス」などレベルの高い大会でも上位に名を連ねる活躍を見せています。
2021年からはKYOJO CUPにも参戦。
初年度から3位2回という好成績を残しています。
2023年7月にはF4をドライブする機会を与えられたようです。
先日、FIA-F4を初体験してきました!
ほぼ初めてのフォーミュラ、
とても楽しかったです😆✨乗せて頂いたチームの皆様、ありがとうございました🙇♀️#fiaf4#MediaDoKageyamaRacing pic.twitter.com/iUx9a9VffI
— Aimi Saito (@aimis818) July 14, 2023
テストなどではなさそうで参戦は発表されていませんが、近い将来フォーミュラでも活躍する姿が見れるかもしれませんね。
夫婦共に、選手としてこれからさらに活躍が期待できる年齢です。
いつの日か夫婦揃って同じカテゴリーで戦う姿を見てみたいですね。
坪井翔の父親は信用金庫に勤めるサラリーマン
坪井翔さんの父親は、信用金庫に勤めているサラリーマンとのこと。
一般人のため、名前や年齢などは明らかにされていません。
自分で車をイジるほどの車好きだったそうですが、レースなどに出場したことはないそうです。
車好きな人の多くはレーサーに憧れます。
しかし、特に2000年代以降は幼少期から英才教育を受けたドライバーの活躍が目立ちます。
成人してレースに興味を持ったとしても、トップドライバーになるのは非常に難しいです。
息子がレースに興味を持ってくれたのは、車好きとして嬉しかったことでしょう。
信用金庫の職員の平均年収は約600万円。
日本人男性の平均以上の年収となりますが、それでも息子にレーシングカートを続けさせるのは金銭的に厳しかったようです。
移動する際も高速道路は使わず、タイヤなどの消耗品も可能な限り長く使うように心がけていたそうです。
節約しながらカートに参戦し続けていましたが、坪井翔さんが小学校高学年になる頃には資金的にかなり厳しくなってしまったとのこと。
中学生になるといよいよ資金難が深刻化し、高校生以降もレース活動を続けるためには、スカラシップ生としてフォーミュラデビューさせるしかないと考えるほど余裕がなくなってしまいます。
スカラシップ生とは、優秀な成績を残せば学費などが免除、軽減される制度です。
坪井翔さんは、15歳の時にフォーミュラトヨタレーシングスクールに合格。
以後ジュニアフォーミュラなどを経て、国内トップドライバーにまで成長します。
もし父親が車好きでなければ、レーシングカートにのめり込むこともなかったはずと考えられます。
今日の自分があるのは父親のおかげだと、坪井翔さんもきっと感謝していることでしょう。
坪井翔の実家は坪井工業ではない
2017年、坪井翔さんのマシンのフロントノーズ部分に大きく「坪井工業」の文字が掲載されたことが話題となりました。
ノーズ部分にある、坪井工業とやらは坪井翔の実家かな? pic.twitter.com/MYlJT00qC7
— sho5 (@soar____5) March 30, 2017
同じ「坪井」という名前なので、実家のことと勘違いした人も多かった様子。
しかし、坪井工業は坪井翔さんとは全く関係がない企業で、かつ個人スポンサーというわけでもないようです。
坪井工業は、当時の所属チーム「TOMS」のスポンサーとして名を連ねています。
「TOMS」はスーパーフォーミュラやSUPER GTにも参戦しているチームですが、これらのカテゴリーのマシンにはステッカーは貼られていませんでした。
どうやら、スーパーフォーミュラライツのチームのスポンサーをしている様子。
2023年のマシンにも、名前が掲載されていることが確認できます。
スーパーフォーミュラライツ2023
が終了しました☑️悲願のシリーズチャンピオンには届かずランキング2位…。
非常に悔しいですが内容の濃い 1年間を過ごす事が出来たので
この経験をこれからのレースへ活かしていきます。
やり直したい場面が沢山ある…眠れんー。
応援ありがとうございました‼️ pic.twitter.com/kBdW1wE6qS
— 平良 響 (@tairahibiki) November 21, 2023
坪井工業が「TOMS」のスポンサーになったのは、2017年からだと思われます。
坪井翔さんは、2015年にF4のシリーズチャンピオンに輝きました。
2016年にはF3にステップアップ、TOMSのF3チームから参戦し初年度から好成績を残します。
2017年も引き続きTOMSのF3チームから参戦、この年に坪井工業の名前がマシンに掲載されるようになります。
契約に至った経緯は不明ですが、もしかすると坪井翔さんの活躍を見てスポンサーしようと決めたのかもしれませんね。
坪井工業は、1932年創業の歴史ある建築企業。
商業ビルから集合住宅、病院などさまざまな施設を施工しています。
「堅実さ」が代名詞の企業で、創業当時から官公庁から仕事を受注していたそうです。
坪井翔さんは、2020年代を代表する日本のトップドライバーの1人。
2024年で29歳とまだまだ若く、F1やインディなど海外への挑戦も期待されています。
もし坪井翔さんが海外のトップカテゴリーに参戦することになれば、個人スポンサーとしても名乗り出てくれるかもしれませんね。
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