昭和を代表するコメディアンの東八郎(あずまはちろう)さん。
戦後最も偉大なコメディアンとして名前が挙がることも多い、偉大な人物です。
今回は、東八郎さんの遺産や家族についてお伝えします。
東八郎のプロフィール
本名:飛田義一
生年月日:1936年(昭和11年)5月31日
身長:不明
出身地:東京府東京市浅草区
最終学歴:今戸中学校
東八郎の遺産は10億円の噂
東八郎さんの遺産は10億円はあると言われています。
真偽は不明ですが、生前の総資産は15億円とのこと。
昭和の芸能人らしくお金遣いは荒かったようですが、賭博や借金などの噂はなかったようです。
よって亡くなった時にも相当額の資産が残っていたと思われます。
次男の東貴博さんは、お札や金塊を大胆に使うお坊ちゃまキャラで有名です。
芸のために大袈裟にしていると思われますが、残された遺産の額を推測すると誇張し過ぎでもないのかもしれません。
また、三男の東明宏さんがニューヨークに留学したのに歯が痛いという理由で帰国してしまったエピソードは有名です。
留学したのは高校を卒業した直後なので、自分で稼いだお金ではないと思われます。
5人兄弟の末っ子を躊躇なく留学させられるあたり、やはり相当額の遺産があったのは間違いないでしょう。
東八郎の子供は5人
東八郎さんには子供が5人いました。
3男2女で、内2人が父親と同じ芸人の道に進んでいます。
次男の東貴博さんは、Take2のボケ担当として1990年代後半に大ブレイク。
2024年現在もテレビに頻繁に出演しています。
三男の東明宏さんは、元々は俳優やダンサーとして活動していました。
2003年に芸人に転身、2023年には江口卓也さんとのコンビ「タノシーゼ!」でM-1グランプリに出場。
漫才にダンス、そして演技と何でもこなせる芸人で、その器用さは芸能界屈指と評判です。
娘が2人いますが、2人共芸能界とは関係のない仕事に就いているようです。
名前などは公開されておらず、2024年現在の詳細はわかりませんでした。
東八郎さんは、1981年に「娘へのバラード」というシングルを発売しています。
結婚して家を離れる娘への思いを唄ったこの曲は、2024年現在も結婚式の定番ソングです。
@1134golden 「娘へのバラード」。結婚式に父が歌ってくれました。お前が・・・のところを私の名前にかえていたし 最初のセリフのところは 「会場の皆さんに聴いてごらん!」って言ってました。亡き父を思い出します
— ふゆ姫 (@h_namida) April 28, 2015
作詞はさいとう大三さんですが、このような歌を唄えるということは、娘に並々ならぬ愛情を持っていた証拠と言えるでしょう。
東貴博さんも父親を悪く言うことは決してありませんので、子供想いの良い父親だったのだと思われます。
東八郎の長男は一般人
東八郎さんの長男は一般人で、名前や顔写真は公開されていません。
次男の東貴博さんより8歳年上なので、2024年に63歳です。
かつて母親と一緒に実家で「あずま」というラーメン屋を経営していたそうです。
すでにラーメン屋「あずま」は閉店しており、2024年現在の職業は不明です。
母親と一緒にラーメン店を経営していることは、次男の東貴博さんのラジオで明かされました。
話のネタにしているので、兄弟仲は悪くないと推測されます。
東八郎、妻の名前は飛田裕子
東八郎さんの妻の名前は、飛田裕子さんです。
旅館経営者の娘で、青山学院大学出身とのこと。
結婚したのは1964年頃と思われます。
東八郎さんが亡くなった翌年、飛田裕子さんは「天国へ逝った満点パパ―東八郎の浅草人情物語」という本を出版しています。
夫婦仲が悪いとこのような本は出版できないはずなので、夫婦仲は最後まで良好だったのでしょう。
東八郎さん亡き後、女で一人で子供達を立派に育て上げた飛田裕子さん。
東貴博さんは、そんな母親に感謝の気持ちを忘れたことはないそうです。
2世タレントであることを強調したのも、母親を喜ばせたい一心からだったとのこと。
そんな飛田裕子さんは、2022年に誤嚥性肺炎で82歳で亡くなりました。
早くに夫を亡くし、数々の病気も経験した波乱万丈の人生に幕を下ろします。
テレビ番組のワイプで東八郎さんの顔写真が映ると喜んだという飛田裕子さん。
きっと天国で再開して、夫婦で子供達の活躍を見守っていることでしょう。
萩本欽一は東八郎の弟子
東八郎さんの弟子の1人に、萩本欽一さんがいます。
そうか、東MAXの父、昭和のコメディアン東八郎を知らない方も流石に増えてるよね。ちなみに東八郎さんの一番弟子は欽ちゃんこと萩本欽一さん😄#ぽかぽか
— nikiniki (@nikinik76277188) August 23, 2023
視聴率100%男の異名を持つ、昭和のバラエティー番組を代表する人物の1人です。
お笑い好きなら誰もが一度は見たことがある、あの「欽ちゃん走り」の原点は東八郎さんにあるとのこと。
萩本欽一さんは、下ネタを徹底的に避けていることで有名です。
これは、東八郎さんから「下ネタは素人のやること」と教えられたことに由来します。
萩本欽一は「下ネタは売れない芸人がやる」と師匠東八郎に言われ封印した。「下ネタ自体はダメじゃない」ことあるごと言ってる。むしろ欽ちゃんを見いだした浅井企画故浅井良二が古い軽演劇の"下ネタ"禁忌の流れが強く所属若手が下ネタやってるのを知ると容赦なくクビを切る。と聴いた。
— yamasaci tohru やまちんぬ (@yamachin_nu) October 26, 2019
師弟関係ではあるものの年齢は5歳しか変わらないため、兄弟のような関係だったとも言われています。
ピンマイクの導入や素人いじりなど、2024年現在常識となっているバラエティ番組の基礎を作ったと言われる萩本欽一さん。
そんな人物を育て上げたという一点だけでも、東八郎さんは偉大ですよね。
また、漫才界のレディー・ガガこと「すず風にゃん子・金魚」のすず風金魚さんも弟子の1人。
すず風金魚 さんの特集
東八郎 さんの弟子だったんだっていうか東八郎さんが亡くなられたの52歳って俺より年下の時に驚愕 pic.twitter.com/bHsjRpTc2C
— おおる (@avancierl) June 13, 2022
女の弟子は取らないと断られても諦めず、1年近く懇願し続けてようやく弟子入りさせてもらったとのこと。
1年近く懇願し続けるなんて、よほどの情熱がなければ不可能です。
すず風金魚さんは、相当東八郎さんに心酔していたのでしょうね。
ゴリラのモノマネや派手な頭飾りなど、笑わすためなら何でもする精神は師匠から受け継いだものだと思われます。
師匠同様に、体が動く限り舞台に立ちたいと語っているすず風金魚さん。
2024年に74歳になりますが、これからも末永く明るい笑いを届けて欲しいですね。
ちなみに次男の東貴博さんの師匠は萩本欽一さんで、東八郎さんではありません。
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