お笑いコンビ「take2」のボケ担当として一躍時の人となった東貴博(あずまたかひろ)さん。
2021年に駒澤大学に入学し、51歳で大学生になったことも話題になりました。
今回は、東貴博さんの両親や兄弟、若い頃についてお伝えします。
東貴博のプロフィール
愛称:東MAX、下町のプリンス
本名:飛田貴博
生年月日:1969年(昭和44年)12月31日
身長:173cm
出身地:東京都台東区
最終学歴:駒澤大学在学中(2023年現在)
所属事務所:佐藤企画
東貴博の父親はコメディアンの東八郎
東貴博さんの父親は、東八郎さんです。
1936年生まれの、昭和を代表するコメディアンの1人です。
若い頃から劇場で活躍し、テレビの普及後はたくさんの番組に出演しました。
「ドリフ大爆笑」や「今夜は最高!」など、テレビ史に残る番組に常連ゲストとして出演。
志村けんさんの代表番組である「志村けんのバカ殿様」にも、家老役として出演していました。
1986年には芸能人養成所の「笑塾」を開設、後進の育成にも力を入れていました。
東八郎さんの「芸人は子供にバカにされて当たり前」という考え方が、志村けんさんを大いに感激させたエピソードは有名です。
晩年は糖尿病を患っていたようで、亡くなる数ヶ月前は相当病状が悪化していたようです。
1988年、眠っている最中に脳出血を発症。
病院に緊急搬送されましたが、意識が回復することはなく52歳という若さで亡くなってしまいます。
頭髪が薄い、いわゆるハゲをネタにしていた東八郎さん。
しかし家ではかつらを着けていたようです。
家族の前ではハゲていると思われるのが嫌だった様子。
外出する際にかつらを外して「いってきます」というのが面白かったと、東貴博さんはラジオで語っていました。
そんな思い出のかつらは、形見として保管されているようです。
芸能界で忙しく働きながらも、家族に対して思いやりを忘れなかった東八郎さん。
東貴博さんも、そんな父親が好きだったようです。
東八郎さんは、日本を代表するコメディアンでした。
よって相当額の遺産を残していたと思われます。
その気になれば、子供達は遺産だけで生活できたのではないでしょうか。
それでも、父親と同じ芸人の道を志した東貴博さん。
父親としてだけではなく、芸人としても尊敬していたのでしょうね。
東貴博の母親はスナックを経営していた
東貴博さんの母親は、かつて浅草でスナックを経営していました。
名前は飛田裕子さん、旅館経営者の娘で青山学院大学出身とのこと。
残念ながら、2022年5月に82歳で亡くなっています。
夫の東八郎さんが亡くなったのは1988年。
兄弟5人中4人が未成年でした。
まだまだ手のかかる年頃の子供が4人もいるにも関わらず、家族の前では明るく振舞ったそうです。
東貴博さんは、女手一つで自分達を育ててくれた母親に対して成人してからも感謝の気持ちを忘れませんでした。
ワイプで父親の顔が映ることを期待して、2世タレントであることを押し出したとのこと。
テレビで父親のことを話すことが、自分なりの親孝行だったとも語っています。
母親には常に感謝していると語る東貴博さん。
そんな母親への最期のプレゼントは、亡くなる11年前に作った骨壷だそうです。
東八郎さんは、飛田裕子さんに一目惚れして1969年に結婚しています。
1969年といえば、トリオ・スカイラインですでに人気者になっていた時期。
人気コメディアンが一目惚れするほどですので、飛田裕子さんは若い頃から相当素敵な女性だったのでしょうね。
東貴博の母親は生涯でさまざまな病気を経験した
東貴博さんの母親飛田裕子さんは、生涯でさまざまな病気を経験したそうです。
夫の東八郎さんが亡くなった一週間後には、重症筋無力症で入院してしまいます。
重症筋無力症は、手足の筋肉がすぐに疲れて力が入らなくなるという大変な病気です
重症筋無力症が治っても、すぐにまた別の病気にかかってしまったとのこと。
病気で自分の身体が大変なのにもかかわらず、子供達のために一生懸命尽くしてくれたそうです。
82歳で亡くなるまで、ずっと入退院を繰り返していた飛田裕子さん。
晩年はずっと体調が悪く、東貴博さんも覚悟を決めていたそうです。
亡くなったのは寂しいけれど、父親と一緒のところに行けて良かったのではないかとも語っていました。
母親にとって我が子は何にも代えがたいほど可愛いもの。
しかし、入退院を繰り返しながら5人もの子供を養うのは大変です。
それでも5人全員を立派に育て上げたのですから、立派というしかありませんね。
東貴博は兄弟5人の2番目
東貴博さんには、1人の兄と1人の弟、そして2人の妹がいます。
兄は8歳年上で、東八郎さんが亡くなった年にはすでに仕事をしていたそうですが、一般人のため名前や職業は公開されていません。
2歳年下の妹、4歳年下の妹も一般人のため、名前などは明らかにされていませんでした。
7歳年下の弟の名前は飛田朋宏さん。
「東朋宏」の芸名で芸人として活動しています。
兄と比べると露出は少なく、2011年時点でバイトと掛け持ちで芸人をしていました。
バイトしていたのは、兄が経営していたもんじゃ焼き屋の「浅草MJ」。
YouTubeでも共演しているので、兄弟仲は良好と思われます。
東貴博の若い頃は長髪だった
東貴博さんは、「タモリのSuperボキャブラ天国」への出演をきっかけにブレイクしました。
ギャグのセンスが良かっただけではなく、コンビ2人共容姿が良かったのも人気となった理由でしょう。
東貴博さんは、若い頃は長髪のイケメンとして有名だったのです。
ボキャブラ天国時代の人気三強は
原田泰造、東貴博、対馬盛浩(土田晃之の元相方)当時8歳の私も泰造さんにガチ恋勢でしたが、この直後に結婚して子供もいることがスクープされ、8歳にして「もう男なんて信じない」と泣き崩れてたらしい。 pic.twitter.com/a4gQeEN9Yz
— 🧸平成生まれが時代を考察する会🧸 (@1989showa) May 2, 2019
ボキャブラ天国が人気だった1990年代後半は、長髪がおしゃれの最先端でした。
石橋貴明さんや浜田雅功さんなど、長髪にしている男性がたくさんいました。
当時長髪が流行したのは、SMAPの木村拓哉さんの存在が大きいでしょう。
ワイルドな長髪姿に憧れる男性は多く、若者の間でも流行しました。
東貴博さんも、当時の流行に乗って長髪にしていたのだと思われます。
鋭い目つきと整った顔立ちで、「下町のプリンス」とも呼ばれていました。
流行を押さえたイケメンで人気もあるとなれば、若い頃は相当にモテたことでしょう。
安めぐみさんと結婚するまでに何人の彼女と付き合ってきたのか、気になるところですね。
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