アジャコング、若い頃は善玉志望。北斗晶との仲やブル中野との仲&一斗缶のこだわり

日本の女子プロレスラー界屈指のヒールキャラとして知られるアジャコングさん。

入門した当時はヒール役ではなくベビーフェイス(善玉)志望だったという話や、同じ時代を生きた北斗晶さんやブル中野さんとの仲も話題になっているそうです。

今回の記事ではアジャコングさんの若い頃や人間関係、一斗缶について見ていきましょう。

アジャコングのプロフィール

本名:宍戸 江利花(ししど えりか)

出身地:東京都昭島市

生年月日:1970年9月25日

獲得タイトル:WWWA世界シングル王座(全日本女子プロレス)など多数

若い頃のアジャコングは善玉志望だった

まずは若い頃のアジャコングさんがヒール(悪玉)志望ではなかった件を見ていきましょう。

ヒールキャラで絶大な人気になったので当初から悪役だったかと思いきや、実は正反対のベビーフェイス(善玉)志望だったそうです。

それもそのはずで、アジャコングさんはベビーフェイスのカリスマとして人気を誇っていた長与千種さんに憧れてプロレスに入門をしたという経緯がありました。

若い時代のアジャコングさんは「獄門党」や「極悪同盟」の一員として長与さんと対戦することが増えましたが、悪役として憧れの存在と闘う試合は不本意でつらいものだったそうです。


自分の立場や環境に苦悩していたとき、長与さんからサングラスと「これが似合う悪党になれ」というエールを貰い、悪役を極めるプロレス人生を送る覚悟を決めました。

善と悪は表裏一体で、互いが輝きを増せば増すほど際立つという真理を知っているからこその励ましだったのかもしれませんね。

一念発起したアジャコングさんはフェイスペイントなどの奇抜なファッションと大きな体を生かして注目を集め、瞬く間にヒール界を代表する選手に成長。

長与さんの期待に応えました。

ちなみに、そのときに貰ったサングラスは2024年になった今でも大切に保管しているそうです。

アジャコングと北斗晶との仲は変わらず良好

この項目ではアジャコングさんと北斗晶さんの仲を見ていきましょう。

北斗さんは全日本女子プロレス時代の一年先輩で、さらに「アジャ」の名付け親でもあります。

北斗さんはヒールとして一時代を築きましたが、意外にも入門当時はベビーフェイスでした。

元々はヒール志望だったものの、会社から「タレ目だからヒールは無理」と判断されてベビーフェイスをさせられ、しばらくしてヒールへの転向が叶ったという苦労人です。

アジャコングさんもジャンルで悩んだという共通点があるので、その点でも強くシンパシーを感じたのかもしれませんね。

また、2022年11月6日に執り行われた北斗さんの長男・佐々木健之介さんの結婚式にもアジャコングさんは参加しており、時を経ても変わらぬ仲の良さを披露しています。

パッと見るとアジャコングさんの姿が見当たりませんが、三列目の左端(山田敏代さんの隣)にチラッと見切れるように映っています。

その後も不仲という噂は流れていないので、2024年も変わらず良き戦友であり先輩後輩という関係が続いているのでしょうね。

アジャコングとブル中野との仲も良好

北斗晶さんの次はアジャコングさんとブル中野さんの仲を見ていきます。

ブル中野さんも北斗さんと同じく全日本女子プロレス時代の先輩で、一時はアジャコングさんが付き人をしていたときもあったそうです。

その後は先輩後輩だけでなく良きライバルや戦友になり、ブル中野さんが引退興行をするときに最初にオファーしたのがアジャコングさんというのは信頼関係の証と言えるでしょう。

引退後もふたりの関係は変わることなく、一緒にテレビ番組に出たり、ブル中野さんのYouTubeチャンネルに登場してファンを喜ばせています。

外から見ると格闘技は真剣にぶつかり合うので仲が悪く思われがちです。


しかし、ブル中野さんや北斗さんとの関係を見ると先輩後輩以上に「同志」という深いつながりがあるのかもしれません。

いずれにしても、リングの上で名誉やタイトルだけでなく、友という宝物を手に入れることができた素晴らしいレスラー人生と言えるでしょうね。

アジャコングの一斗缶は変幻自在

最後にアジャコングさんの代名詞にもなった一斗缶について見ておきましょう。

アジャコングさんは手の甲で殴りつける「裏拳」やダイブ技「トペ・スイシーダ」などの使い手ですが、もっともインパクトがあるのは一斗缶を用いた攻撃です。

男性相手はもちろんのこと、リングに上がれば現役の女子高校生でも容赦はありません。

使用する一斗缶は蓋(上の部分)が開けられており、側面で相手を殴れば大きな音がたってインパクトを残し、角で殴ればダメージを与えられるという仕組みになっています。

また、一斗缶は攻撃だけでなく防御時にも使える万能アイテムでもありました。

一斗缶はリングの上では恐ろしく強力な武器ですが、いざ試合が終わってしまえばファンへのプレゼントにもなるという素晴らしい一面もあります。

アジャコングさんは一斗缶の材質や見た目にもこだわりがあり、初期はアルミ缶、ハートマークがペイントされたエリカ缶、そして普通の一斗缶と多岐にわたります。

そこで気になるのは”どの缶が一番良いか?”という点ですが、アジャコングさん自身は「醤油の一斗缶が一番良い」とコメントをしていました。


おそらく世界で一番、一斗缶で人を殴った経験がある人なので説得力がありますね。

これまでの歴史では先輩レスラーから後輩レスラーに様々な技が受け継がれましたが、アジャコングさんの一斗缶を誰が受け継ぐのか、今後も注目していきましょう。

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