野口五郎(のぐちごろう)さんは西城秀樹さん、郷ひろみさんと共に新御三家と呼ばれる昭和を代表するトップアイドルでした。
男性アイドルとして一世風靡した野口さんですが、実は凄腕のミュージシャンだと言うことはあまり知られていません。
そんな野口さんの天才ミュージシャンとしての側面に、クローズアップしてみました。
野口五郎のプロフィール
本名:佐藤靖
生年月日:1956年(昭和31年)2月23日
身長:174cm
出身地:岐阜県美濃市
最終学歴:堀越高等学校卒業
所属事務所:オフィス・ジー
野口五郎、実はすごい天才ミュージシャン
野口五郎さんは男性アイドルとして知られていますが、その陰に隠れて実はすごいミュージシャンなのです。
非常にルックスが良かったためアイドルとして女性人気が高く、音楽的な高さはあまりフィーチャーされなかった野口さん。
ですが、年月が経ち、次第に男性女性問わず音楽通の間でも野口さんの音楽的な才能を認める声が高まってきました。
有数のギタリスト。
歌も格上。
すごいミュージシャンです。
野口五郎さん。— shuchang1218 (@shuchang1218) April 29, 2022
そんな野口さんは、街中でスカウトを受けた、身内が勝手に履歴書を送っていた、といったアイドル定番のデビューの仕方ではありませんでした。
アマチュア楽団に所属し、歌手活動をしていたていたご両親の元に生まれ、10歳の時には「日清ちびっこのどじまん」に出場するといきなり優勝し、歌手になることを志しました。
そのように幼少期から音楽的な素養には光るものがあり、両親も野口さんが歌手になるためにの活動に協力的でした。
野口さんは「リンゴ追分」の作曲者である米山正夫さんの門下生なるため、米山さんが関わっているオーディションを何度も受け、中学2年生の時に遂に声がかかり、母親と共に上京しました。
そして、1971年5月1日にシングル「博多みれん」でデビューしますが、この時はアイドル路線ではなく演歌歌手としてのデビューでした。
楽曲を聴いていただければ大人っぽい歌声に驚かれると思われますが、この時野口さんはまだ15歳という若さでした。
1974年11月25日にリリースしたシングル「甘い生活」で週間チャート第1位を獲得する大ヒットを飛ばし、トップアイドルとして確固たる地位を築きました。
女性たちから黄色い声援を浴びるアイドル像とは違い、実際に大ヒットを飛ばした野口さんが取った行動は、自宅スタジオを作るというものでした。
しかも、かなり本格的な音楽スタジオで、当時はまだそれほど普及していなかったMIDIの構築を、初めて日本のスタジオで取り入れたのは野口さんの自宅スタジオだったそうです。
そのため、商用のレコーディングのために他のアーティストにも貸し出していたほどだったそうです。
野口さんはいわゆる「研究者肌」。
スタジオのシステムについての研究を行ったり、音の振動に関する論文をイギリスの科学誌に発表したり、音楽に関係ないところでは、趣味のゴルフに関しての論文も書き上げたこともあったそうです。
歌が上手く楽器が上手いという音楽の才能があっただけではなく、気になった物事についてとことん突き詰めて考えるという性格が合わさり、野口さんはミュージシャンからも高い評価を得るようになりました。
2022年5月には、桑田佳祐さんが老年代のミュージシャンを集めて「時代遅れのRock’n’Roll Band」を制作。
佐野元春さんや世良公則さん、Charさんといった一流ミュージシャンと並んで野口さんも選出されています。
しかも、野口さんに関しては他の参加者とは違い、それまでに桑田さんとはほとんど共演経験はありませんでした。
桑田さんがミュージシャンとして野口さんをリスペクトしているという理由で声がかかったそうです。
あの桑田さんからミュージシャンとしてリスペクトされているということで、野口さんがいかにミュージシャンとして素晴らしいかがわかるのではないでしょか。
スタジオミュージシャン顔負けのギターテクニック
野口五郎さんは、実はギターリストとしても凄腕なのをご存知でしたでしょうか。
歌番組やバラエティ番組ではあまり目にすることはありませんが、ご自身の楽曲のギターソロなど野口さんご自身でプレイされていたりして、その腕前はスタジオミュージシャンのギタリストと遜色ありません。
ギターは小学生の頃から始め、実は歌手としてのキャリアを始める前の中学生時代からキャバレーのハコバンに在籍し、ギターを担当されていました。
2024年までには3枚のギターインストのアルバムも発売されていて、ギタリストとしても本格的に活動しています。
新御三家として一時代を築いたアイドル野口五郎は、実は異能の天才アーティストでもある。
このアルバムではギタリスト野口五郎の魅力が存分に堪能出来る
#nowplaying pic.twitter.com/jpYFS0OR17— ☆★ (@mojogroover) July 23, 2022
アイバニーズという通好みのギターメーカーからモニター契約をされており、多数のアイバニーズのギターを使われていたようです。
実はギターだけではなくベースの腕前もプロ並みで、他アーティストの楽曲にベーシストとして参加していることもあります。
歌唱力が高い
野口五郎さんは、多くののど自慢コンサートで優勝を勝ち取っています。
歌唱力は幼少の頃から高かったようです。
野口さんの歌で特に素晴らしいのは、高音の伸びでしょう。
2024年には68歳の野口さん。
そんなお年だとは思えないような声量と伸びで、全く若い頃から衰えを感じさせない歌声はさすがとしか言いようがありません。
これからも素晴らしい歌を歌い続けてほしいですね。
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