工藤正貴（くどうまさき）さんは、女優・工藤夕貴さんの弟で映画「ぼくらの七日間戦争」でデビューし話題になりました。
俳優としては5年間ほどしか活動しておらず、その後はどんな活動をされていたのでしょうか。
そんな正貴さんが2024年現在何をしているのか、そして父親の井沢八郎さんについてなど、お伝えします。
工藤正貴のプロフィール
本名：工藤幸雄
生年月日：1973年(昭和48年)7月29日
出身地：東京都
最終学歴：堀越高等学校卒業
工藤正貴は現在(2024)何をしている？
工藤正貴さんが俳優活動をしていたのは1988年から1993年のわずか5年間で、その後は芸能活動からは引退しています。
存在感や演技力に評価が高く、後に引退を知った方々からは悔やまれる声が相次いでいるようです。
工藤正貴くんは、この映画からほどなくして引退した。これほど素晴らしい演技をしながらと思いはするが、しかし逆に言えば、この「ヒルコ」に彼の最も魅力的で輝かしい『少年の永遠＝光の時間（とき）』が刻印されていることは、役者冥利に尽きることだなと。
— shinichi A BE-AR (@purissima_bear) August 9, 2021
主役の工藤正貴くんがええんよな…って調べたら、93年に俳優引退してた。そうかあ〜。ひとりでわちゃわちゃしてる沢田研二も良いです。ホントに劇場で観たいな。
— えに (@enitaro) February 22, 2021
俳優としての最後の仕事は、1993年に公開された映画「部屋とYシャツと私」の橋本健一役でした。
20歳という若さで芸能界から引退する決断をされていますが、引退の理由などは明らかになっていません。
俳優引退後はクラブDJをしていて、主にハウスミュージックをプレイしていたという情報がありますが、いつからいつまで、どこのクラブでプレイしていたのか、といった具体的な情報は見つける事ができませんでした。
もしかしかしたらDJとしての芸名などをつけていたため、情報を追えなくなっているのかもしれません。
そんな正貴さんは2024年現在は、俳優時代に所属していたヒラタオフィスの新人研修部門として設立された株式会社フラッシュアップという会社の代表取締役を務めておられます。
工藤夕貴の弟の工藤正貴って、ヒラタオフィスのフラッシュアップの社長やってるのね https://t.co/2i9nwPo7NO
— 名無しの芸能観察記 (@folder7) January 15, 2022
いつからフラッシュアップに関わっていたかは明らかになっていませんが、会社設立は正貴さんが芸能界デビューをした1988年となっています。
ヒラタオフィスは姉の工藤夕貴さんも現役で所属しておられますので、俳優を引退したからといって全く縁がなくなったわけではなかったようですね。
フラッシュアップからは、現在俳優として活躍している宮崎あおいさんや多部未華子さんといった多くのスターを輩出していて、正貴さんもご自身の俳優経験を活かせている仕事と言えるでしょう。
とは言え、一般人になられたことには変わりはありませんので、プライベートに関しても全く分かっておらず、結婚やお子様といったことに関しても全く情報はありません。
2024年現在の正貴さんの写真は、夕貴さんのインスタグラムに2023年2月に投稿された家族写真で確認する事ができました。
2024年のお誕生日には51歳を迎えられますが、やはりイケオジになられているようでした。
母親の誕生日をお祝いされたとのことで、母親の実家が経営している「うかい亭」という高級料亭でお祝いされたそうです。
今後、また正貴さんが表舞台に立たれる可能性は低いでしょうが、これからも多くのスターを輝かせるお仕事でその才能を発揮してほしいですね。
父親・井沢八郎の息子
工藤正貴さんの父親は、「あゝ上野駅」の大ヒットで知られる演歌歌手・井沢八郎さんです。
井沢さんは2007年に他界しましたが、生前はかなり破天荒な人生を歩まれたことでも知られており、スキャンダルも多い方でした。
1983年に交通違反を起こしましたが不出頭で問題になり、1985年には16歳の少女を買春したとし問題となりました。
また、隠し子もいた事が発覚したこともあり1980年ごろに夫婦関係が悪化し、母親が家から追い出される事態となりました。
姉の工藤夕貴さんはこの時、母親がいなくなった事で家政婦からちゃんとした食事を与えられないなどのいじめを受けた、と告白しています。
当時小学校1年生だった正貴さんはその時の事についてこれまで言及したことがないので、どういった生活をしていたかは明らかになっていません。
もしかすると夕貴さんと同じく、いじめを受けていたという可能性もあるでしょう。
その頃の経験から夕貴さんは井沢さんが亡くなる直前まで、井沢さんとは絶縁状態だったことも知られています。
ですが、井沢さんがガンを発症した事で和解し、2007年に他界するときには病院に駆けつけた事もテレビなどで話しています。
正貴さんに関しては、そのあたりの情報もありませんので、父親である井沢さんとの親子関係が良好だったのか悪化してしまったのかについては不明です。
昔の若手俳優時代
工藤正貴さんが俳優デビューしたのは1988年で、当時まだ15歳でした。
映画「ぼくらの七日間戦争」でデビューしましたが、同映画は宮沢りえさんの女優デビュー作としても知られており、非常に注目を浴びました。
また、テレビドラマ「アイラブユーからはじめよう」、映画「東京上空いらっしゃいませ」といった話題作・ヒット作にも立て続けに良い役でも出演されていました。
1990年に放送されたドラマ「南くんの恋人」では、石田ひかりさん演じるヒロインの相手役「南くん」として主演級の活躍をしました。
1991年に公開された特撮ホラー映画「ヒルコ 妖怪ハンター」は、特撮マニアから非常に評価の高い作品。
正貴さんの演技についても非常に高い評価がされています。
#工藤正貴 さん、『ヒルコ』ではとても表情豊かに演技しててよかった。
彼は10代で数本の映画に出演後、俳優活動からは引退してしまったが、
その僅かな出演作が『#ぼくらの七日間戦争』とか#相米慎二 監督『#東京上空いらっしゃいませ』とか、いずれも邦画史に残る傑作だったりする。 pic.twitter.com/sDBIxvSo4x
— よしおスタンダード (@yoshio_to_movie) February 4, 2023
もしも機会があれば、正貴さんの若かりし頃の姿と共に、ご覧になっていただきたい作品です。
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