『下町ロケット』出演でも話題になった工藤夕貴(くどう ゆうき)さん。
アイドルとしてデビューした工藤さんは27歳でハリウッドへ渡り、国際派女優として活躍。
工藤さんのキャリアの転機のきっかけは何だったのでしょう。
そして帰国した現在、どんな生活を送っているのでしょうか。
工藤夕貴、ハリウッドに挑戦
1984年、工藤夕貴さんは『逆噴射家族』に出演し、この映画の挿入歌で歌手デビューもはたします。
同期は中山美穂さん、本田美奈子.さん、斉藤由貴さん、井森美幸さん、南野陽子さん、森口博子さんといったそうそうたる顔ぶれ。
工藤さんはアイドルとして人気は集めていたものの、歌手としてはなかなか抜きんでた活躍ができませんでした。
そんな工藤さんの転機となったのが、「ハリウッドはアカデミー女優もオーディションを受けなければ役をもらえない実力社会」という言葉。
日本は名前で役を取れてしまうことが多いのに対し、アメリカのフェアなシステムに魅力を感じたとのこと。
工藤さんはまた、アイドルとしての自分にコンプレックスを感じていたそうです。
もともと女優志向だったのでしょう。
日本にいてはアイドルの枠を超えられないと苦悩の日々を送っていたのかもしれません。
演技の道にシフトすることは自然の流れだったように思えます。
そして工藤夕貴さんは日本で芸能活動をしながら、ハリウッドへの挑戦をスタート。
最初は英語も話せない状況でした。
独学で英語を学び、地道に努力を重ねます。
そしてアメリカ・インディペンデントの雄、ジム・ジャームッシュ監督に直接電話で交渉し、『ミステリー・トレイン』のミツコ役を射止めるのです。
その後、オーディションで『ヒマラヤ杉に降る雪』の主演を奪取。
ユニバーサルとの3本映画契約を勝ち取りますが、結局製作されたのは1本のみ。
また、『チャーリーズ・エンジェル』では最終オーディションまで残ったものの、ルーシー・リューに決まってしまったそうです。
工藤夕貴、現在の自宅は?結婚はしている?
かつてハリウッドに拠点を置いていた工藤さん。
現在は静岡県富士宮市に居を構え、農業と女優業の二足のわらじを履いています。
1995年にハワイ在住の男性と結婚しましたが、3年後に離婚。
再婚のお相手は公務員で武道家の7歳年上の男性だとか。
自宅の隣にカフェテラス〈カフェナチュレ〉もオープンし、経営者としての顔も持っています。
畑で無農薬野菜を育てることや田で米を収穫することについて、工藤さんは「農業はクリエイティブな作業」と語ります。
映画祭のレッドカーペットを歩く工藤夕貴さんと、自給自足の生活を楽しむ工藤夕貴さん。
対照的な姿ですが、幸せの基準はあくまで自分の中にあることがうかがえる生き方ですね。
工藤さんは迷いのない、我が道を行く人なのでしょう。
山登りが好きで、体力づくりに励み、10年後はアクションスターを夢見ているそうです。
このバイタリティーは見習いたいですね。
工藤夕貴の顔が変わった?
工藤夕貴さんといえば、顔が以前と変化したといわれています。
『下町ロケット』でも、最初は工藤夕貴さんだと気づかなかった視聴者がいたとのこと。
これは久々の連ドラ出演のせいなのか、演技派女優の魅せる技なのか、はたまた年月による容貌の変化なのか。
確かに昔の工藤さんと現在の工藤さんとでは顔が変わった印象を受けますが、工藤さん自身が「劣化ではなく進化」と言っています。
自然な加齢を進化ととらえる工藤さんのコメントには共感がもてるのではないでしょうか。
若い頃から独力で女優の道を切り拓き、多くの作品に出演をはたし、国際派女優としての地位を揺るぎないものにした工藤夕貴さん。
農業に従事するかたわら、これからも日本代表として世界の舞台で活躍してほしいですね。
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