サッカー日本代表DFとしてワールドカップ初出場の最年長記録を更新したプロサッカー選手・谷口彰悟（たにぐちしょうご）さん。
2023年1月からカタール1部リーグのアル・ラーヤンSCへ移籍し、新たなサッカー人生を歩んでいます。
彼の移籍を巡っては、その理由とともに彼の推定年俸についてもファンの間で話題になりました。
そこで今回は、谷口さんの気になる年俸やカタールへ移った理由など、これまでに分かっていることをまとめました。
谷口彰悟のプロフィール
愛称：タニ、ショーゴ
本名：谷口彰吾（たにぐちしょうご）
生年月日：1991年(平成3年)7月15日
身長：183cm
出身地：熊本県熊本市
最終学歴：筑波大学体育専門学群
所属チーム：アル・ラーヤンSC
谷口彰悟、Jリーグ時代の推定年収は最高1億？
谷口彰悟さんといえば、サッカー日本代表チームのディフェンダーとしての活躍が有名です。
2022年のカタール・ワールドカップでは、ヨーロッパの強豪・スペインを相手に一歩も引かず素晴らしいパフォーマンスを見せ、日本チームの勝利に大いに貢献しました。
しかし、長年Jリーグでの彼の活躍を応援してきたファンにとっては、やはり、川崎フロンターレのユニフォーム姿こそが記憶に残っているのではないでしょうか。
毎年、Jリーガーの推定年俸が報道各社から発表されていますが、それによると、川崎F時代の谷口さんの推定年俸は最高で8000万円だったとされています。
これに、彼がワールドカップで得たと思われる金額を足すと、谷口さんの推定年収は9000万円以上、最大で1億円ほどだったようです。
川崎F時代の8000万円という金額は、彼が28歳だった2019年以降、彼がアル・ラーヤンSCへ移籍するまでの4年間において、最後まで横ばいのままでした。
年ごとの推定年俸を振り返ると、2014年に新人選手としてデビューした23歳のころは480万円。
その翌年、2015年には3倍の1500万円に。
その後も2016年に2000万円、2017年に3000万円と増えていき、2018年には一気に6000万円にジャンプアップ。
2019年以降は8000万円となっています。
とはいえ、谷口さんはサッカー日本代表チームに招集されて活躍したんだから、もっとたくさん貰っているのでは？と思う人もいるかも知れませんが、そういうものでもないようです。
サッカー日本代表選手の給料というものは「公益財団法人日本サッカー協会」（JFA）から支払われています。
JFAの公式ホームページによると、基本的には移動や宿泊に掛かる経費に加えて、日当として僅か1万円が支給されるのみなのだとか。
試合の結果によって、追加で報奨金とボーナスが全選手に一律で支払われるそうです。
当協会は、「日本代表選手ペイメント規定」に基づき、代表選手への日当やボーナスを支払っています。
報奨金は、試合に勝った場合に全額が、引き分けた場合には半額が支払われるシステムになっており、金額は出場する大会によってSランクからDランクまで細かく決められています。
Sランクのワールドカップで200万円、アジアカップなどのAランクの大会で30万円、以下、Bランク20万円、Cランク15万円、Dランク10万円です。
また、Aランクの金額のみ2013年に修正され、50万円に増額になったようです。
ボーナスは、夢のワールドカップ優勝となれば5000万円、2位で3000万円、3位で2000万円、ベスト4で1000万円、ベスト8で800万円、ベスト16で600万円となっています。
さらに、ワールドカップ出場権獲得ボーナスというものが最終予選に出場した選手を対象として、貢献度などを考慮した上で1人当たり最大1000万円が支払われるそうです。
2022年のカタール大会における日本代表チームの成績は、2勝2敗・ベスト16でしたので、支払われた報奨金は400万円、ボーナスは600万円だったことが分かります。
ワールドカップ出場権獲得ボーナスの詳細は分かりませんが、仮に間をとって500万円とすると、2022年に谷口さんがワールドカップ関連で得た金額は1500万円前後だったということになります。
つまり、Jリーグにおける谷口さんの推定年収は、川崎Fの年俸8000万円にワールドカップ関連の収入を足して9500万円前後、最大でも1億円ほどだったといえるのではないでしょうか。
この金額を多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれですが、世界基準で考えれば圧倒的に少ないですね。
愛車はベントレー・ベンテイガ
一時、谷口さんの愛車にも注目が集まりました。
その車種は、超高級外車として有名なベントレーのSUV「ベンテイガ」です。
かねてより写真週刊誌によってモデルでグラビアアイドルの泉里香さんとの交際が報道されていましたが、2020年9月の追加取材では愛車の写真も同時に掲載されました。
ベントレー・モーターズの公式ホームページによると、その価格はベースモデルでも2500万円以上。
上位グレード「スピード」の価格は3500万円以上で、さらにW12エンジン搭載車として最後を飾る限定モデル「スピード・エディション12」の価格は4000万円以上となっています。
川崎フロンターレの紹介ページによると、谷口さんは、いつか乗りたい車として「ベントレー・コンチネンタルGT」を挙げていましたから、本当にベントレーが好きなんですね。
いつか乗りたい車 ベントレー コンチネンタル GT
アルラーヤンの年棒2億円＆カタールなぜ？
谷口さんは2023年1月からカタール1部リーグの「アル・ラーヤンSC」へ移籍しましたが、一部報道では、その推定年俸は2億円前後とされています。
日本でプレーしていた時の推定年俸からすれば、2倍以上の金額です。
そんなこともあり、谷口さんが移籍した理由は「お金のため」だったと一部で噂されています。
どうやら、それもあながち間違いではないようです。
というのも、大手スポーツ専門配信チャンネルのインタビュー動画で谷口さん自身が認めているのです。
もともと数年前から海外移籍を決めていたという彼は、カタールへの移籍理由について「皆さんが理由だと思っているもの全部そう」だと答えました。
加えて「日本でやる理由より、外でやる理由の方が多くなった」「本当はヨーロッパでやりたい」とも答えています。
新しい環境に身を置いて挑戦したいといった理由もあったでしょうが、やはり、お金の部分もモチベーションに大きな影響を与えますからね。
また、他のスポーツ情報サイトへのインタビューでは「アル・ラーヤンSCが一番熱意をもってオファーしてくれた」とも答えています。
谷口さんがアル・ラーヤンへ移籍した時の年齢は31歳でした。
恐らく、年齢を考慮すれば有利な条件でのオファーだったと思われます。
現役でいられる間にできる限りのことをやりたいと考えていたであろう谷口さんにとって、またとないチャンスだったのではないでしょうか。
谷口さんがこれからどんなサッカーを見せてくれるのか、これからの活躍に期待ですね。
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