宝塚歌劇団宙組トップスターの芹香斗亜(せりかとあ)さんは、2024年現在公演中止期間を経て新しい作品を稽古中です。
愛月(あいづき)ひかるさんとは、宝塚音楽学校時代からとても仲良しなのだとか。
同期はほとんどがすでに退団しており、雪組トップの彩風咲奈(あやかぜさきな)さんが2024年10月で引退すると芹香さんただ一人になってしまうそうです。
芹香斗亜のプロフィール
愛称:キキ
本名:山沖彩也花(やまおきさやか)
生年月日:1月20日
身長:173cm
出身地:兵庫県神戸市
最終学歴:宝塚音楽学校卒業
所属事務所:宝塚歌劇団
芹香斗亜は現在(2024)宙組のトップ
2023年9月に宙組の有愛(ありあ)きいさんが急逝してから、同組の公演は中止されていました。
芹香斗亜さんが宙組のトップに就任しており、お披露目公演が行われていましたがわずか2日でストップ。
人の命が失われたのですから、当然のことでした。
病気によるものではなく、いじめを苦にして自ら命を絶ったのですから大きな問題になったのです。
有愛さんは、新人公演のリーダーという大役を受けていました。
上級生から稽古中に厳しい声が上がって、リーダーとして矢面に立たされていたと言われています。
その積み重ねで、悲しい結末になってしまったようです。
上級生側に芹香さんがいたことで、マスコミにかなり取り上げられています。
宝塚側の初動ミスもあり、長い期間ニュースになりました。
実は、芹香さんは稽古が大好きで「自分でも怖いくらい」なのだとか。
その気持ちが昂ってしまい、一生懸命後輩を指導しているのに「叱られている」と受け止められているという見方があるようです。
ただ強い口調で注意していただけでなく、気遣いだとかアドバイスもきちんとしていたと主張しています。
宝塚歌劇団のいじめ実態調査では、芹香さんについては「いじめとは断定できない」という結果に。
上級生と下級生の間には、未だに大きな溝ができているようです。
9ヶ月の休止期間を経て、宙組が動き出しました。
2024年6月20日から宝塚大劇場で、「Le grand Escalier ―ル・グラン・エスカリエー」を上演することが決定。
もちろん、トップスターの芹香さんが主演を務めることになります。
出演者が一致団結して作品を作り上げなければならず、修復が可能なのか気になるところです。
芹香斗亜は愛月ひかると仲良し
芹香斗亜さんと愛月ひかるさんは、宝塚音楽学校時代から仲良しなのだそう。
「すみれの国の秘密箱」というファンのブログによると、2人ともとても明るい性格で気が合うようです。
校内で音楽会の最終リハーサルをする頃に、喉を痛めてしまった愛月さんは声が出なくなり困ってしまいました。
すると、仲良しの芹香さんが「声だけリハーサルの代役をしてあげる」と助けてくれたそうです。
舞台袖で見えないように、歌ってあげたのだとか。
そこまでして助けるほど、仲が良かったのでしょう。
修学旅行でも、2人が楽しそうに写っている写真が多数残されているそうです。
宝塚歌劇団に入団した後も、一緒に映画を見に行くなどプライベートの時間を過ごしていたといいます。
2018.12.19(Wed)宙組
芹香斗亜さん、愛月ひかるさん
異ルネの2人が板に乗って回転してくる所で、ロバートのネタを直前までしてたのにすぐに芝居モードになるからそれが凄い楽しいらしい(笑)それに対して愛ちゃん「自分てなんて女優って思う」って言ってるのも良い👍
⚠️モザイク適当です🙇♀️ pic.twitter.com/PhDyoeieOH— mine (@ymfam1716) December 21, 2018
そして、愛月さんが退団する際も同期代表として芹香さんがお花を渡す役を務めていました。
芹香斗亜の同期は全員退団
芹香斗亜さんは、宝塚歌劇団の93期生にあたります。
2005年に宝塚音楽学校に入学し、2007年に宝塚歌劇団に入団した組。
同期を見てみると、舞羽美海(まいはねみみ)さんは2011年から雪組のトップ娘役を務めていました。
入団してたったの4年で娘役のトップに立っていますから、人気も実力もピカイチだったのでしょう。
しかし、わずか1年後の2024年12月で宝塚を退団して芸能界へ。
舞羽美海ちゃんかわいい pic.twitter.com/5HPAcLBu3E
— せーの (@za_azGON) October 21, 2017
ドラマや舞台などで活躍をしており、アニメ「ポケットモンスター」にも声優として参加するなど幅広く活動しています。
2023年に芹香さんが宙組のトップに就任した時も、スポーツ報知のインタビューで「2番手が長かっただけに心からうれしかった」と語っていました。
同期の絆はとても強く、お互いを思い合っている様子がうかがえます。
2024年現在、芹香斗亜さんと同期で現役なのは、彩風咲奈(あやかぜさきな)さんだけになったようです。
主席で宝塚に入団すると、雪組でしっかり役目を果たして2021年4月に雪組のトップスターに。
「CITY HUNTER/Fire Fever!」でトップのお披露目をしています。
その彩風さんも、2024年10月の「ベルサイユのばら」をもって退団すると発表しました。
11月以降、93期生で宝塚歌劇団の現役は芹香さん1人になってしまいます。
芹香斗亜は組替えが多かった
2007年に宝塚歌劇団に入団し、星組に配属された芹香斗亜さん。
2010年の「愛と青春の旅だち」で新人公演初主演を果たしています。
2012年4月2日に花組へ組替えした後、「サン=テグジュペリ」でまた新人公演主演を務めました。
次作も主演をするなど順調に活躍し続けていき、2015年にはついに2番手に。
しかしまた組替えになり、2017年に今度は宙組に行くことになりました。
宙組でも長い間2番手の時期が続き、異動して6年も経った2023年6月12日に宙組9代目トップに就任が決定。
やっとの思いで掴んだトップスターの座でした。
しかし、宙組所属のタカラジェンヌが急逝した関係で公演は2日のみで終わってしまったのです。
2024年6月に再開される公演で、やっと再び舞台に立つことになります。
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