久石譲の年収は1億以上？自宅は世田谷で別荘は小淵沢？資産もすごい？

スタジオジブリの楽曲制作で広く知られる音楽家の久石譲（ひさいしじょう）さん。

アニメだけでなく北野武さんの映画やCM、オリジナルアルバムも大ヒットを記録していることから、音楽の内容だけでなく年収や資産、自宅や別荘なども関心を集めているそうです。

今回の記事では久石譲さんの金銭面や経済面についてリサーチしてみました。

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出生名：藤澤守（ふじさわまもる）

出身地：長野県中野市

生年月日：1950年12月6日

主な作品：ジブリ作品・箱根駅伝・菊次郎の夏「Summer」など多数

久石譲の年収は1億以上ある？

まずは偉大なる音楽家、久石譲さんの年収について見ていきます。

さっそく年収について調べてみましたが、近年は有名人や芸能人の年収は公開されない傾向にあり、久石さんの年収も当然のように明らかにされていませんでした。

加えてタレントと違って音楽家の収入は馴染みがなく、参考にできるデータも多くはありません。

だからと言って諦めてしまっては本稿が成り立たないので、過去のデータやネット上の噂などを参考にして久石さんの年収を予想していくことにします。

年収を調べる際に一番参考になるのは公的な資料、つまり2006年に廃止されてしまった「高額納税者公示制度」（長者番付）です。

過去のデータを調べると、2002年度分の長者番付「その他・文化人部門」に久石さんの名前があり、そこには申告所得額（1億2040万円）と記されていました。

申告所得額は収入から経費を引いた額なので正確な収入を把握することはできませんが、高価な音楽機材費などの経費を足せば1億円台後半から2億円はあるでしょう。

ちなみに、2002年度分に名前が載った最大の理由は、2001年に公開されたジブリ作品「千と千尋の神隠し」と、2002年に発売されたVHSやDVDの権利収入と考えられます。

その後は長者番付が廃止されたので年収の推移は分かりませんが、ジブリ作品公開の影響があれば1億円を超え、それ以外の年は5000万円を超えるぐらいなのかもしれません。

ただ、楽曲の著作権収入は作品の増加によって増えていく傾向があるので、2024年現在だとジブリ作品の公開がなかったとしても1億円前後の年収があっても不思議ではないでしょう。

さらに、2021年4月に日本センチュリー交響楽団の首席客演指揮者に就任したことと、自身のYoutubeチャンネル「Joe Hisaishi Official」の広告収入も足せば年収はさらに増えます。

多くは推測なので正確な金額は出せませんが、2024年現在も安定的に1億円以上の年収を得ていることはほぼ間違いないでしょうね。

この項目では久石譲さんの自宅や別荘について見ていきましょう。

自宅は東京都の中でもセレブが多く住んでいる世田谷区にあり、その中でも高級住宅地として知られる自然豊かな場所の周辺とされています。

外観は洋風建築の2階建てで、1階部分はガレージ、そして中庭にはプールもあるという「世界のヒサイシ」にふさわしいかなりの豪邸です。

また、自宅には当然のようにプライベートスタジオが完備されており、夜に帰宅すると朝までスタジオでCDを聞いたり、本や資料を読み込むなど音楽の勉強をしているとのことでした。

その点を踏まえると、世田谷にある豪邸はまさに音楽職人・久石さんの工房と言えるでしょうね。

さて、別荘については八ヶ岳のふもとの小淵沢（山梨県）との噂がありますが、これは静かな環境で制作したいときに訪れるスタジオがあるからだそうです。

インタビューなどでも別荘という発言は見当たらず、合宿やスタジオを借りるなどの表現があるので久石さんの物件は無い可能性が高いでしょう。

ちなみに、近くには宮崎駿さんの別荘があるそうなので、もしかするとそこを拠点に音楽制作の合宿をしているのかもしれませんね。

最後に久石譲さんの資産額についてリサーチしておきましょう。

資産については年収の項目、そして次の自宅・別荘の項目と重複する部分が多く、同様に詳細な額が公表されていないので何とも言えないのが本当のところです。

ただ、久石さんの飛躍はジブリ作品とともにあり、それは1984年に公開されたアニメ映画「風の谷のナウシカ」から始まりました。

もちろん最初から順風満帆ではありませんでしたが、ジブリ作品の人気が高まるにつれて関連収入も増えていき、音楽を担当する久石さんに多額の印税をもたらしています。

作品の公開スケジュールや売上によって多少の波はあるものの、ほかの収入も加えれば平均3～4000万円、1984年から計算をすると総額は軽く10億円を超えるでしょう。

先ほど紹介した世田谷の自宅も3～4億円はくだらないでしょうし、音楽機材やコレクションを足せば資産総額が15億円ぐらいになったとしても不思議ではありません。

久石さんが築きあげた音楽という名の資産は金銭面にとどまらず、文化的な面でも私たちに多大な影響を与えている計り知れない存在と言えるかもしれませんね。