土佐礼子の夫は大学の先輩、子供は2人&現在は実家のある松山で生活

土佐 礼子(とさ れいこ)さんは粘り強い走りと強靭な精神力を武器に活躍し、アテネ・北京の2大会連続でオリンピック出場を果たしました。

プライベートでは大学時代から交際をしていた先輩の村井啓一さんと結婚し、引退後は出身地の愛媛県松山市に戻って生活をしているそうです。

今回の記事では土佐さんの夫や子供、2024年現在の活動などについて見ていくことにしましょう。

土佐礼子のプロフィール

出生名:土佐 礼子(とさ れいこ)

出身地:愛媛県松山市(旧・北条市)

生年月日:1976年6月11日

主な成績:2006東京国際女子マラソン(優勝)

土佐礼子の夫は先輩でコーチの村井啓一

最初の項目では土佐礼子さんと結婚をした夫の村井啓一さんについて見ていきます。

村井さんは土佐さんの3歳年上(学年は2つ)で、知り合ったのは松山大学の在学時のことでした。

二人とも松山大学の陸上部に所属していたことから急速に関係が深まり、詳細な時期は不明ですが1年弱程度で付き合うようになったそうです。


陸上部同士らしく松山城の周辺を一緒に走るなど健康的な青春時代を送っていましたが、村井さんが実業団の「NTT西日本」に入社したことから大阪と松山の遠距離恋愛になりました。

土佐さんも高校時代の恩師・竹本英利さんの先輩が監督を務める三井住友海上の陸上部に入ることになり、今度は東京と大阪の遠距離恋愛になっています。

度重なる遠距離恋愛にも負けずお互いに励ましあって交際を続け、2003年末ごろに電話でプロポーズをして2004年12月15日に結婚をしました。

ちなみに、プロポーズされたときの土佐さんは怪我でアテネオリンピック出場が危ぶまれていた時期だったこともあり、思わず「五輪に行けないと思ったからしたんでしょ!」と言ったそうです。

当の村井さんはプロポーズに加えて励ましの意味もあったとしていますが、反発心を発揮した土佐さんは最終選考レースの「名古屋国際女子マラソン」を優勝して北京への切符を手にしました。

村井さんの想定とは違った形で土佐さんに思いが伝わったものの、結果として闘争心を掻き立ててオリンピック出場に至ったのであれば良いプロポーズだったと言えるかもしれませんね。

その後、村井さんは所属していたNTT西日本を退社して母校の松山大学の職員となり、2007年4月から同大学の女子駅伝部コーチに就任して多くの選手を育てました。

しかし、同大学女子駅伝部は部員数の減少などもあって2024年3月末で活動終了になっているので、今後は男子陸上部のコーチ、もしくは職員として活動をしていくことが考えられます。

いずれにしても、走ることを通じて教えるべきことと場所はたくさんあるので、これからは夫婦二人三脚で日本陸上界のすそ野の拡大に貢献してくれることでしょう。

土佐礼子の子供は一男一女

この項目では土佐礼子さんと村井啓一さんの間に生まれた子供について見ていきましょう。

土佐さんは2004年12月15日に結婚。

2010年4月25日に長女を、2013年に息子を出産しています。

子供たちの名前についてはインタビューなどでも見かけることがないですが、マラソン専門誌の記事の中に長女が琉香(るか)さん、長男が隼(はやと)さんという紹介がありました。

隼さんは幼稚園のマラソン大会で1位になったこともあるそうです。


少し気は早いですが両親と同じ陸上の道に進むことを期待してしまいますね。

一方の琉香さんは小学校に入ったころから少しずつ走るようになったそうです。

その後は土佐さんが参加する市民マラソンの子供部門に出場することもあるという情報もありました。

琉香さんも隼さんもまだまだ小さいので陸上を本格的に始めるかどうかは分かりません。

しかし、何か一生懸命に打ち込めるものが見つかってくれれば良いですね。

現在は実家のある松山でスポーツの普及活動に尽力

最後の項目は土佐礼子さんの2024年現在についてチェックしておきましょう。

2008年8月、土佐さんは今年度限りで競技者として活動に終止符を打つことを発表し、同年12月に故郷であり夫の村井啓一さんが勤める松山大学がある松山市に引っ越しました。

帰郷後は所属していた「三井住友海上」のスポーツ特別社員として陸上競技の振興に取り組み、地元のイベントや日本各地の市民マラソンにゲストランナーとして積極的に参加をしています。

普段は海岸近くにある自宅で家事や育児をしつつ、イベントでお呼びがあれば全国各地を飛び回るという日々なので、もしかすると現役時代よりも忙しいかもしれませんね。

活動はゲストランナーや後援会活動だけにとどまらず、古巣である三井住友海上・女子陸上競技部のアドバイザーとして後進の育成にも携わっているそうです。


当面は母親とスポーツ特別社員の二刀流生活になりますが、もう少し時間が経って二人の子供が大きくなったら本格的な指導者の道を歩むかもしれません。

しかしながら、親が子供と一緒に過ごせる時間はそれほど多くないので、しばらくは家族の時間を最優先にしてゆっくりとした日々を過ごして欲しいですね。

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