梶浦由記、天才と若い頃から評判。石川智晶との仲。すごいと噂の梶浦語&曲の特徴まとめ

梶浦由記(かじうらゆき)さんは、様々なアニメの劇版を作曲したことで知られるミュージシャンです。

また、2020年には「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」主題歌でLiSAさんが歌った「炎」を作詞をLiSAさんと共作、そして作曲と編曲を担当し、第62回日本レコード大賞
で大賞を受賞しました。

そんな梶浦さんが若い頃から「天才」と評判だった話や、伝説的なユニット「See-Saw」として一緒に活動していた石川智晶との仲についてなど、お伝えします。

梶浦由記のプロフィール

本名:梶浦由記

生年月日:1965年(昭和40年)8月6日

出身地:東京都

最終学歴:津田塾大学学芸学部英文学科卒業

所属事務所:FictionJunction Music

梶浦由記、天才と若い頃から評判

梶浦由記さんは、「鬼滅の刃」や「ソードアート・オンライン」、「機動戦士ガンダムSEED」などの数多くのアニメの劇伴作曲家として知られ、「天才」の名をほしいままにしています。

2024年のお誕生日には59歳を迎えられ、ミュージシャンとしてデビューしてから30年以上のキャリアのある大ベテランです。

そんな梶浦さんですが、デビューは1993年で、歌ものののユニット「See-Saw」のキーボーディストとしてでした。


今や梶浦さんと言えばアニメの劇伴というイメージですが、元々読書が大好きだったため映像作品はあまり見る方ではなかったのだとか。

そのため、映画などのサウンドトラックに対してほとんど興味を持ったことはなかったそうです。

ですが、デビューから約2年後の1995年に公開された実写映画「東京兄妹」で監督の市川準さんからの指名で音楽を担当。

どう作ったらいいのかわからないままで映画音楽を制作したのだそうです。

四苦八苦しながらの制作だったそうですが、お葬式のシーンに合わせて何気なくピアノを弾いてみたという梶浦さん。

その瞬間に映像の見え方がガラッと変わったのを目の当たりにし、映画音楽のおもしろさに気づいたそうです。

「東京兄妹」は第45回ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞するなど話題になり、テレビアニメの劇伴などの依頼が舞い込みはじめたそうです。

アニメに関しても梶浦さんはほとんど見たことがありませんでした。

ですが、アニメ音楽の仕事を始めてみると、子供の頃に父の影響で見ていたオペラと非常に似ている部分があることに気づいたそうです。

それは「大げさ」に演じ表現することだったそうです。

そして梶浦さんは自分が幼い頃から好きで夢中になっていたオペラのエッセンスや、ワールドミュージックの要素を取り入れるなどし、それまでのアニメ音楽にはなかった世界観を作り出しました。

しかも当時はまだ深夜アニメも現代ほど市民権を得ていなく、深夜アニメの劇伴を積極的に手がける作曲家も数少なかったそうです。

そんな中で梶浦さんの劇伴はまた注目を集め、「天才」と呼ばれることとなり、様々なアニメ作品の依頼が舞い込むこととなったそうです。

これほど長く劇伴の仕事を続けていけるのには、一つの仕事が終わると曲作りの苦しみを忘れ、楽しかったことだけを記憶しているという梶浦さんの性格が合っていたそうです。


アニメの劇伴は1クール3ヶ月の作品のために、短期間でおよそ100曲近くの楽曲数を必要とされる作品も少なくありません。

梶浦さんも製作中は数ヶ月間平均睡眠時間が2~3時間になってしまうことも珍しいことではなかったそうです。

近年では年齢と共に体力の衰えも感じ、制作ルーティンを変えなければと思うこともあるそうです。

それでも年間に数作品の作品を手がけられているのは、梶浦さんの音楽を望んでいる作品やファンがいるからではないでしょうか。

これからも健康には気をつけ、素晴らしい作品を作り続けてほしいですね。

石川智晶との仲は?

梶浦由記さんは女性2人組の音楽ユニット「See-Saw」として1993年7月25日にシングル「Swimmer」でデビューしました。

デビュー当時のボーカルは西岡由紀子さんでしたが1994年に脱退し、2代目ボーカリストとして石川智晶さんが加入しました。

2002年にはテレビアニメ「機動戦士ガンダムSEED」のエンティングテーマ曲「あんなに一緒だったのに」が大ヒットしました。

2005年には「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のエンディングテーマ「君は僕に似ている」をリリースし、オリコンチャート4位を記録しました。

ですが、その楽曲以降、それぞれのソロ活動は活発に行っているものの、See-Sawとしての活動が全くなくなりました。

特に活動休止や解散などもアナウンスされることなく、自然消滅のような状態が続き、次第に梶浦さんと石川さんの間に何か問題があったのではないか、と囁かれ始めました。

それぞれのソロに関してはどちらもアニメ関係の仕事が多いため、仕事の奪い合いなどで不仲になってしまったのではないか、という憶測までされていました。

ですが、それぞれお互いのライブでSee-Sawの曲を演奏することはあります。

もしも不仲や問題が生じて活動できないのであればSee-Sawの楽曲を披露したりはしないのではないか、ということも言われていました。


そんな2人が再び一緒に仕事をしたのは、See-Sawの活動がなくなって約13年という月日が流れた2019年。

所属レコード会社・フライングドッグの10周年記念ライブ「犬フェス!」のステージで、突如See-Sawの2人が同じステージに登場し、「あんなに一緒だったのに」を披露しました。

13年の時を超えた復活に観客は大歓声をあげましたが、レコード会社の記念ライブのための限定的な復活と思われていました。

ですが、同年に梶浦さんが担当した「鬼滅の刃」の劇伴のボーカルに石川さんが参加。

同年12月15日には17年ぶりの単独ライブ「See-Saw LIVE 〜Dream Field 2019〜」が開催されました。

その後もベストアルバムをリリースするなど、お互いのソロ活動の合間を縫ってSee-Sawとしても活動を継続。

2024年にはついに19年ぶりにシングル「去り際のロマンティクス」をリリースし、話題になりました。

お2人の関係についてやSee-Sawの活動がなかったことについては、これまでに説明などはありません。

単にそれぞれの活動が忙しいために一緒に作品を作る時間がなかっただけだと、ファンの間では今は思われています。

すごい発明と言われる「梶浦語」と曲の特徴

梶浦由記さんの楽曲の特徴は、様々な音楽ジャンルの要素を取り入れていること。

特にワールドミュージックと言われるジャンルの要素を多く持つところにあります。

特に印象的なのはケルト音楽の影響を強く感じるところです。

また、特徴的なボーカルを入れることでも独特の雰囲気を出しています。

どちらかといえばメロディ重視というよりはリズム楽器のような使い方をすることも多く、先住民の歌のような神秘的な雰囲気を醸しています。

梶浦さんの劇伴楽曲のボーカルが神秘的な印象を与えているもう1つの大きな要因は、実在しない言語の歌詞、「梶浦語」を使っていることです。

梶浦さんはアニメ劇伴にボーカルを入れる際に、日本語や英語などの意味のある言葉を入れてしまうと、聞いた人がストーリーに固定概念を持ってしまうことを恐れているそうです。

それを回避するために実在しない言語を歌詞として採用することを発明しました。

その「梶浦語」のおかげでボーカルの歌詞がストーリーを邪魔することなく、神秘的な雰囲気を醸し出しています。


かつ梶浦さんの音楽の独自性までも持たせるなど、1つで3つも美味しい効果を持っているのです。

そんなアイデアが出たのも、アニメ作品そのもの、そしてその劇伴に真摯に向き合っている梶浦さんだからこそかもしれませんね。

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