森田剛の演技力はアカデミー賞級で評判。褒めすぎの声、蜷川幸雄大絶賛の真相とは

2021年11月1日をもって、V6解散と自身のジャニーズ事務所退所の森田剛（もりた　ごう）さん。

かつては圧倒的な人気であり、90年代のジャニーズを支えてきた一人でもありますが、今は舞台や映画を中心とした役者業で、多くの評価を集めています。

そこで、今回は役者・森田剛の演技力や評価を調べ、実際の声や演出家・蜷川幸雄さん（故人）との関係についても詳しくお伝えしていきます。

森田剛のプロフィール

愛称：ごう、ごうくん、ごぉつん

本名：森田剛

生年月日：1979年2月20日

身長：163cm

血液型：A型

入所日：1993年1月1日

メンバーカラー：赤

最終学歴：埼玉県春日部市立豊春中学校卒

森田剛の演技とその評判
「褒めすぎ」との声も
初単独主演映画はアカデミー賞級と絶賛
「世界のニナガワ」こと、蜷川幸雄も大絶賛

森田剛の演技とその評判

森田さんというと、V6での活躍はもちろん、V6の年下組3人のユニット「Coming Century（通称：カミセン）」でも大人気でした。

1995年のデビュー当時はまだ16歳という若さであり、女子中高生を中心に爆発的人気となり、その時代のジャニーズの中心人物の一人だったといえます。

しかも、ヤンチャな雰囲気と可愛らしいルックス、そしてレベルの高いダンススキルで、女性だけでなく、男性からも一目置かれる存在でもありました。

そんな森田さんは、実は演技の評価もとても高く、多くのドラマや映画、舞台に出演しています。

最初のころは、ジャニーズタレントという枠の中での起用であったり、人気器用であったりと、そこまでの実力はなかったかもしれません。

しかし、年齢を重ねるにつれて役者としての幅も広がり、出演するたびに評価も高騰。

道新スポーツ
「リスクの神様」8年ぷり民法連ドラ。進化した森田剛。国内外の舞台で磨いた演技力！！初共演の堤を強力サポート。
カラー記事大きめ。 pic.twitter.com/lsqMuo4dSJ

— もこ (@V619951101nofin) May 17, 2015

いつの間にか、森田さんは「アイドル俳優・森田剛」から「実力派役者・森田剛」へと変化し、そして肩書通りの評価や実績を手にしていきます。

「褒めすぎ」との声も

役者としての評価や実績が上がるなかで、やはり一部からは「下手」「褒めすぎ」という声が挙がったりもしています。

残念なことに、まだ「アイドル俳優」という色眼鏡で見ている人も少なくはなく、何をやっても認めない、といったジャニーズアンチがいるのも事実です。

しかし、そんなアンチな声をも黙らせたのが、とある作品への出演です。

特に、二つの主演作品への出演・演技によって、「実力派役者・森田剛」というイメージが定着したといっても過言ではありません。

その二つの主演作品について、以下で詳しくご紹介します。

初単独主演映画はアカデミー賞級と絶賛

ドラマに比べ、あまり映画出演はない森田さんですが、2016年公開の「ヒメアノ〜ル」では、念願の初主演を果たします。

その「ヒメアノ〜ル」という映画は、森田さん演じる主人公・森田正一がサイコキラー=殺人鬼であるという、設定も内容も怖いサスペンス映画です。

役柄も役作りも大変な難易度であり、森田さんの苦労や苦悩も伝わってきますが、その甲斐あって、森田さんの演技は「天才」とまで言われました。

映画『ヒメアノ〜ル』鑑賞。

森田剛くんの圧倒的演技力。
それを更に増幅させてる周りのキャスト陣
度肝抜かれました。

狂気 pic.twitter.com/4k83xB7uCt

— 久保田秀敏 (@kubotahidetoshi) June 27, 2016

まるで森田さんが本当の殺人鬼のようで、嘘か現実かがわからなくなるぐらい、見事に役にハマっています。

この演技力と評価を受け、一部ではこの年の「アカデミー賞候補」とまで言われていましたが、残念ながらアカデミー賞には至っていません。

しかし、賞以上の何かを得たことは間違いといえます。

「世界のニナガワ」こと、蜷川幸雄も大絶賛

2016年の映画初主演の少し前・2010年には、主演舞台「血は立ったまま眠っている」に出演し、そこでも演技者としての才能を開花させています。

血は立ったまま眠っている森田剛 pic.twitter.com/7EOV48axTp

— 猫次郎🪑SEKAI NO OKADA (@nekojirou_v6jun) March 7, 2016

それ以前にも主演舞台には出演していた森田さんですが、この「血は立ったまま眠っている」での才能開花が、その後の役者評価に繋がっています。

なぜ、急激にその舞台で開花したのかというと、厳しさや怖さで有名な「世界のニナガワ」こと、蜷川幸雄さんが演出家として携わっていたからです。

どんな女優や俳優にも厳しいことで知られ、泣かされたり、灰皿が飛んできた、なんていう逸話も数多くある蜷川さん。

森田さんも、そんな蜷川さんにさぞかし厳しく指導されたのかと思いきや、実は真逆で、蜷川さんは森田さんの実力を認め、大絶賛をしていたそうです。

そもそも、この舞台出演も蜷川さんによるオファーだったということなので、よっぽどの評価をしていたことになります。

V6森田剛、“世界の蜷川”に絶賛された「舞台力」 – 日刊大衆: 日刊大衆 V6森田剛、“世界の蜷川”に絶賛された「舞台力」日刊大衆… https://t.co/6x6FT7zRks #latest #news pic.twitter.com/D7uTqYFV7W

— テレビで見ました＠TBS (@coachxchannel) August 13, 2017

この舞台と評価を皮切りに、コンスタントに主演舞台に出演し続けている森田さんは、さらなる高みと可能性を信じ、ジャニーズ退所とV6の脱退を決意。

結局は、V6自体も解散となってしまいましたが、一度しかない人生のなかで今後のことを考え、実行していくのは至極自然なことです。

妻である宮沢りえさんとも出会いも舞台共演ですから、森田さんと舞台は切っても切り離せない、かけがえのない存在かもしれません。