稲垣吾郎の演技力。演技、芝居の評価と評判。舞台と映画で活躍

ジャニーズ事務所を退所後し、草剛さん、香取慎吾さんと共に再スタートを切った稲垣吾郎（いながきごろう）さん。

現在の肩書は俳優業や司会業、バラエティなどもこなすことからマルチタレントという括りのようです。

SMAP時代から役者のイメージも強かった稲垣さんですが、実際の演技の評判はどうなのでしょう。

そこで今回は、稲垣さんの演技力やその評判、評価について調査しました。

他にも、独立後の舞台や映画作品についてもまとめていますので、注目です。

稲垣吾郎のプロフィール

生年月日：1973年12月8日

出身地：東京板橋区

身長：176cm

血液型：O型

最終学歴：堀越高等学校

ジャニーズでは珍しい？脇役もこなす稲垣吾郎の演技力が話題に
稲垣吾郎の演技力が「下手」？
稲垣吾郎の演技評価が高いハマり役
また一緒に仕事をしたいといわれる稲垣吾郎の評判
稲垣吾郎の独立後の舞台や映画作品

ジャニーズでは珍しい？脇役もこなす稲垣吾郎の演技力が話題に

ジャニーズタレントというと、ドラマに出演するとなると主役級、またはその相棒などの主要メンバーを務めるイメージが強いのではないでしょうか。

しかし、稲垣さんは仕事を受ける際、目立つ役かというよりは面白い役かを考えているのだとか。

なのでゲスト出演やちょい役で稲垣さんが登場していたりするようです。

しかし、脇役なのに印象に残すことができるのがやはり稲垣さんの実力なのではないでしょうか。

新しい地図さん(@atarashiichizu)がシェアした投稿 – 2018年 4月月18日午前1時04分PDT

もちろん主役だと顔立ちや稲垣さん独特の雰囲気からの華があるのですが、マザコンやヘタレなどダメ男役もハマると高評価のようです。

その演技力の高さから、「主役を食う脇役」とまで評価されていました。

また、彼の怪演ぶりは、まるで「研ぎ澄まされたナイフ」とさえも形容されています。

アイドル時代から主役だけにこだわらない姿勢の稲垣さん、前事務所を退所したことで主役級の仕事が難しくなると言われている中、今後も需要が高いと言われているそうです。

また、稲垣さんの演技力の高さに一役かっているのが、趣味でもある”映画鑑賞”でしょう。

“大の映画好き”と公言している稲垣さん。

その映画好きっぷりをうかがわせてくれるのが、新しい地図のレギュラー番組「7.2 新しい別の窓」の中にある「インテリゴロー」のコーナーです。

本コーナーは稲垣さんがホストを務め、映画監督や作家さんをゲストに招いて、作品について熱いトークを繰り広げるコーナーとなっています。

番組内で楽しそうに、そして一歩踏み込んだディープな話をする稲垣さんの様子からは、本当に彼が芝居が好きであることが伝わってきます。

このように、常に自身の感性を磨いていることが、稲垣さんの演技力の高さに繋がっているのではないかと推察しています。

稲垣吾郎の演技力が「下手」？

芸能界に入ってから数多くの作品に出演している稲垣さんですが、ネットを見ると演技が下手というワードで検索されていることが多いのです。

でも実はこれ、稲垣さんの演技力を検索していただけのようで、稲垣さんの演技を下手と評価する記事は全然なく、むしろ演じる役の幅の広さを評価する声が多くありました。

また、他の元SMAPメンバーと比べると大人しい役どころが多いことから、他のメンバーが目立っているせいで稲垣さんの演技が目立たない＝下手と言われてい待っているのではないかとのこと。

新しい地図さん(@atarashiichizu)がシェアした投稿 – 2017年12月月2日午後5時25分PST

いろいろと言われる稲垣さんですが、ドラマ「不機嫌な果実」に出演した際、脇役にも関わらずマザコン夫役に注目が集まったりと、ドラマに欠かせない役者の1人となっています。

稲垣吾郎の演技評価が高いハマり役

数々の作品に出演してきた稲垣さんですが、今まででどの役の人気が高かったのでしょう。

稲垣さんというと恋愛モノのイメージがありましたが、どの作品に出ていた稲垣さんが印象に残っているかという調査では、意外にも悪役が多数ありました。

まず、ファンでなくとも稲垣さんの演技に圧倒されたのが映画「十三人の刺客」でみせた極悪非道の暴君・松平斉韶です。

寒気がするほどの狂気に満ちた悪役を稲垣さんがさらに恐ろしく演じ、映画レビューでも稲垣さんの演技について高評価コメントが多く寄せられていました。

新しい地図さん(@atarashiichizu)がシェアした投稿 – 2018年 4月月9日午後6時06分PDT

今作で主役を務めた役所広司さんからは「出演者が全員稲垣君を憎んでいた」とのコメントが寄せられるほどの熱演ぶり。

役所さんほどの名俳優からも評価されていたハマり役だったようです。

実際に、毎日映画コンクール助演男優賞ほか数々の賞を獲得するなど、稲垣さんの演技は数多くの人に認められました。

本作の出演以降、どこか癖のある、稲垣さんにしか表現できない難役に次々と挑戦していきます。

ドラマ「流れ星」では、主演の上戸彩さんを苦しめるクズ兄貴役として名演を果たし、視聴者からは本気で嫌悪感を持たれたのだとか。

まさに役者冥利に尽きるといったところでしょう。

また一緒に仕事をしたいといわれる稲垣吾郎の評判

クールなイメージがある稲垣さんですが、実はとても明るくポジティブでおしゃべりなんだとか。

撮影現場でも、稲垣さんが積極的に共演者と話し現場を盛り上げたり、決して人の悪口を話すこともなく、年代性別問わず誰にでも優しいと評判なのです。

また、共演者だけでなく監督や演出家んどからも信頼が厚く、また一緒に仕事をしたいという声が多いそうです。

稲垣吾郎の独立後の舞台や映画作品

20017年10月に、新事務所「CULEN(カレン)」を立ち上げた稲垣さん。

独立後も彼の活躍は留まるところを知りません。

2018年には主演映画「半世界」が公開され、第31回東京国際映画歳のコンペティション部門に選出、作品は観客賞を受賞しました。

㊗第34回高崎映画祭🎬3部門受賞！
最優秀主演男優賞　#稲垣吾郎さん！
最優秀助演男優賞　#渋川清彦さん
最優秀新進男優賞　#杉田雷麒麟さん！
『#半世界』の素敵な男たちが揃って受賞です！
我らが紘さんこと稲垣さんは初受賞、渋川さん、杉田君は２冠！#高崎映画祭 https://t.co/zthIVhG5iS
— 映画「半世界」公開中！ (@hansekaimovie) January 15, 2020

自身は第34回高崎映画祭で最終主演男優賞を受賞しています。

また、2019年には主演映画「ばるぼら」が公開され、第32回東京国際映画歳のコンペティション部門に選出されています。

2020年3月には、連続テレビ小説「スカーレット」のヒロインの息子の主治医・大崎茂義役として出演したことでも話題になりました。

最初は何で？と思ってたのだけど、どこか飄々としてでも穏やかで親しみやすく患者とその家族に絶妙な距離感で寄り添い支えてくれる大崎先生が稲垣吾郎さんという配役でとても良かった#スカーレット pic.twitter.com/NpnZ4QBa7S
— Satch (@satchakg1996) March 27, 2020

一方で舞台では、2015年の公演以降、再演が続いている舞台「No.9 -不滅の旋律-」で主演を務めたり、2021年には舞台「サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男 -」で主演を務めるなど、主演作が続きました。