坂口杏里、母親・坂口良子との関係。壮絶な生い立ちと遺産相続について。母親の死因は大腸がん

2013年に惜しくも急逝した女優・坂口良子さんの娘として華々しく芸能界でブレイクを果たした坂口杏里さん。

お二人の関係性は、バラエティ番組でもよくトークのネタになっていましたね。

坂口杏里さんの生い立ちもきになります。

また、後にはセクシー女優に転身し、世間を驚かせました。

その原因となった遺産相続や、住まいなどに関心がある人も多いようです。

坂口洋子さんの死因とともに調べてみました。

坂口杏里のプロフィール

愛称:あんりちゃん、ANRIなど

本名:野澤瑞恵

生年月日: 1991年3月3日

身長: 168cm

出身地:東京都世田谷区

最終学歴: 堀越高校

所属事務所:不明

坂口杏里と母親・坂口良子の関係は大の仲良し!

大の仲良しだった坂口杏里さんと坂口良子さん。

お二人の共演といえば、日本テレビ系『踊る!さんま御殿!!』ですね。

坂口杏里さんは、同番組で行われた『おバカGP』優勝を機によりブレイクし、その知名度や面白さを世に知らしめました。

また、それを受けて2011年10月29日に出演した同局の『メレンゲの気持ち』でも親子出演を果たしています。

このなかで、『石の上にも大仏』などとお得意の珍回答を連発した坂口杏里さん。

他方、このユーモアは、坂口良子さんのDNA譲りと感じさせるエピソードも披露されました。

なんと、坂口杏里さんは、中学生時代の成績はオール1を記録したそうです。

それだけに、小テストの成績も思わしくないのが日常だったのですが、それを机の中に隠していたそうなのですね。


すると、それを発見した坂口良子さんは激怒し、あるものを取り出しました。

それは、洗剤です。

これを坂口杏里さんの頭に振りかけると、彼女も思わず、『殺される』と生命の危機を覚えたそうですね。

これが、100歩譲ってお家のなかなら漫画では同様のシーンもあるかもしれません。

ところが、話によれば、学校に呼び出された際のエピソードで、その後、坂口良子さんは先生方に諭されたというのですね。

奇想天外な行動・言動というのは、親子揃ってのもののようです。

なお、実質、芸能界からフェードアウトし、紆余曲折を経てyoutuberに転身している坂口杏里さん。

動画のなかでは、洗剤ではなく柔軟剤をかけられたエピソードもあるようです。

「頭を柔らかく」という意図だそうですが、洗剤と柔軟剤はテレビで披露した際に間違えたのか、それとも各々かけられた経験があるのでしょうか。

お二人の天然キャラだけあって真相は闇のなかです。

坂口良子は坂口杏里をフォロー

あるいは、『踊る!さんま御殿!!』ではそんな坂口杏里さんを坂口良子さんがフォローするエピソードも披露されていました。

自宅の部屋番号を覚えられない坂口杏里さんは、毎日坂口良子さんへ電話して確認していたそうですね。

4ケタになると暗記は無理、3ケタでも向き不向きがあるという独特な法則性があるようです。

こうした親子生活を送るなかで、坂口良子さんは坂口杏里さんの結婚を願っていたというのは、私以外にも頼れる存在をという親心が見てとれますね。

坂口杏里の生い立ち

杏里さんは、母・良子さんと田山恒彦さんの娘(長女)です。

2歳年上の兄がいる杏里さん。

その後、田山さんと良子さんは離婚。

離婚の際には連帯保証人として40億円もの負債が良子さんの肩にのしかかったというのですから、その後の人生が多難だったことは容易に想像できます。

母の良子さんが女手一つで40億円もの金額を完済したこと、そして兄と杏里さんを育て上げたことに頭が下がる思いです。

杏里さんは兄と一緒に淋しい思いをしたなどの過去を語ることがあり、その時期が杏里さんの心に大きな穴を開けたもの事実だったようです。

そして2012年、“ジェット”の愛称をもつプロゴルファーの尾崎健夫さんと良子さんは再婚します。

15年間にわたる事実婚の末の入籍だったそうです。


杏里さんは反対だったそうで、のちにテレビの番組内で「一生恨む」思いだった胸中を明かしています。

何か決定的になる事件があり、義父との折り合いが悪かったのか、最愛の母を奪われる気がした不安から、義父によい印象がもてなかったのか、具体的な内容を確認することはできませんでしたが、つらい思いがあったのは事実のようでした。

その後、杏里さんと義父の尾崎さんは和解しますが、その後は連絡を取り合っていないという噂です。

母・良子の遺産相続額

杏里さんは母・良子さんの遺した遺産をホストに使ってしまったという噂があります。

ホスト通いをしていたのは事実で、本人のyoutubeでも公表しています。

ですが、良子さんの遺産に関してさまざまな憶測があるなか、杏里さんは以下のようなコメントを残しています。

母・良子さんの遺産について「2世タレントと言っても、凄く贅沢な人もいれば、そうじゃない人もいる。そこは勘違いしてほしくないです。ウチは遺産がどうのこうのと言われてましたが、微々たるもの。何億円、何千万円あったとか言われてますが、全然そんなにないです」と多額の遺産があったのではという“うわさ”を否定した。

どの後も夜の接客業を続けていることをSNSでも更新している杏里さん。

セクシー女優転身も、遺産を使い果たしたためということを芸能レポーターさんが当時、口々に言っていました。

契約料から手取りはいくらかなど様々な憶測がなされましたね。

なお、2023年現在は自力で生活しているようです。

坂口杏里の母親の死因は大腸がん

2013年3月27日に亡くなられた坂口杏里さんの母親・坂口良子さん。

死因は横行結腸がん(大腸がん)、それによる肺炎と発表されました。

大腸がんそのものは、当時の日本国内で女性の死因1位ということで、その恐ろしさを改めて痛感した方も多かったとのことですね。

後に分かったことでは、坂口良子さんはこのがんを2年間も隠して芸能活動に邁進していたことです。

2011年に激しい腹痛に見舞われた坂口良子さんは、腸閉塞と診断されたそうです。


大腸がんによって腸閉塞が起こることは当時のデータでも約1割ほどあったそうで、彼女もまた、腸閉塞の診断、治療の過程でがんが見つかったという報道もありました。

その後は、手術を経て月に2、3回の抗がん剤治療を受けながら働き続けたといいます。

その間、抗がん剤による副作用で抜け毛などに苛まれてはいたものの、ヘアメイクさんに完璧に仕上げてもらって、その様子を見せなかったプロ根性には敬服するばかりですね。

痩せ細った身体も、点滴のみのせいだと笑顔で気丈に振る舞っていたという坂口良子さん。

最期まで、ファンの抱く『坂口良子』のイメージを崩さなかった大女優であられました。

仕事を続けたのは子どものため

坂口良子さんが、その人生を全うするまで仕事を続けた背景には、坂口杏里さんらお子さんへの思いがあったのではないかとの旨を後にマネージャーさんが語っておられました。

というのも、彼女は、1994年に離婚しています。

その後は、女手一つで必死に働き、その結果、2人のお子さんの面倒を見てあげられなかったという過去があるとのことですね。

その罪滅ぼし的な側面もあって、坂口杏里さんとともにバラエティ番組へ進出、親子でお茶の間へ元気を届けたそうです。

この意図を思うと、坂口良子さんの最期のテレビ出演も、坂口杏里さんと共演された2012年11月20日に収録された関西テレビ『雨上がり食楽部』でした。

娘のブレイクを後押ししながら、かつて過ごせなかった親子の時間を、番組を通して取り戻したかったのでしょうか。

急逝の悲しみは計り知れないものの、坂口良子さんにとっては充実の時を経験して、天に召されたことを願いたいですね。


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