坂口良子、遺産の行方とマンション。実家は下宿経営。闘病と急死について

チャーミングな笑顔が印象的な坂口良子(さかぐちりょうこ)さんは映画やドラマで数々の演技を見せてくれました。

晩年はバラエティ番組にも出演していた女優さんで、急死のニュースに驚かれた方は多かったことでしょう。

2013年に急死された坂口良子さんのマンションなどの遺産、ご実家のこと、闘病中の様子などについて触れていきます。

坂口良子のプロフィール

本名:尾崎良子

生年月日:1955年(昭和30年)10月23日

死亡年月日:2013年(平成25年)3月27日

身長:163cm

出身地:北海道余市市

最終学歴:堀越学園高校

所属事務所:アージエス

遺産の行方

坂口良子さんが癌で亡くなったというニュースを見て驚いた人は多かったでしょう。

病気を死の直前まで公表していませんでしたので、まだ若かったこともあり、信じられない思いでした。


晩年に、娘の坂口杏里(さかぐちあんり)さんと一緒にテレビに出演していたのは、きっと娘を思ってのことでしょう。

お母さんのお膳立てもあって、杏里さんがこれから独り立ちできるかな、というときに、坂口良子さんはあの世へと旅立っていきました。

自由奔放な杏里さんのことを、きっと心配でならなかったこととお察しします。

杏里さんは坂口良子さんが残した数千万円とも言われる遺産をホストクラブに通い詰めて、あっという間に使い果たしたとスクープ。

娘さんに大事に使って欲しいと、残したお金だったはずなのに、もったいないことをしてしまいました。

誰も杏里さんにアドバイスができなかったのか、聞けなかったのかはわかりませんが、金銭管理ができないまま大人になってしまっていたのですね。

マンションを売却していた

坂口良子さんが亡くなって、夫だったプロゴルファーの尾崎建夫(おざきたてお)さんは一緒に住んでいたマンションを売却し、自分が以前住んでいたマンションに引っ越しました。

マンションを売却して手に入ったお金は坂口さんのお子さん達に渡したそうです。

坂口さんにはお子さんが2人いて、杏里さんのお兄さんもいます。

お兄さんは医者として人生を歩まれているそうです。

このマンションのお金も含めて杏里さんは全て使い果たしてしまったのですね。毎月いくら、という形で渡すようにしておけば、まだお金は残っていたでしょう。

坂口良子の実家

坂口良子さんは北海道余市市の、信号もないほどの、自然に恵まれた環境で生まれ育ちました。

実家は、学生向けの下宿を経営していたといいます。

坂口さんには兄弟はおらず、一人っ子でしたが、決して甘やかされることなく、嘘をつくと押し入れに閉じ込められていたほど躾が厳しかったようです。

お母さんは神経質で潔癖症だったらしく、いつもチリ一つ残すことなく部屋を完璧に掃除する方だったとのこと。

一方の坂口良子さんは、そんな潔癖症のお母さんの反動なのか、部屋にゴミが落ちていても気にならない性格で、仕事がない日は1日中ノーメイクで、部屋着のまま外出したりしていたそうです。

闘病、結腸癌を家族にも隠していた

坂口良子さんはいつも映画やテレビで素敵な笑顔を振りまいており、闘病していたことを周りに知られることはありませんでした。

それどころかご自身が結腸癌だということも、尾崎建夫さんや娘の杏里さんにはしばらく隠していたそうです。

坂口良子さんの元マネージャーの話によると、2011年にロケ先で急激な腹痛に襲われ、すぐに病院に運ばれ、腸閉塞と診断されたのですが、その時に初期の大腸癌が見つかったそうです。

本当は入院しなければいけなかったのに、周りに迷惑をかけてはいけないと、自分で車を運転して東京まで戻ったといいます。


それからすぐに手術を受け、さらに半年間抗がん剤の治療を受けました。

治療中は吐き気や脱毛など、抗がん剤特有の副作用に苦しんだそうですが、そんなそぶりを周囲に全く見せないよう、専属のヘアメイクさんに完璧に見えるように整えてもらって仕事を続けていたそうです。

そこまでして頑張ったのは、子供たちのためだったといいます。

離婚した後も前夫・田山恒彦(たやまつねひこ)さんの連帯保証人になっており、借金を返済するのに必死で、長い間育児に手が回らなかったのです。

だから、借金返済が完了した後、子供たちに罪滅ぼしがしたいとよく周りに言っていたようです。

娘の杏里さんがタレント活動を始めたときも、役に立ちたいという思いからバラエティ番組にも積極的に共演されたのです。

坂口良子さんは2012年の暮れに2度目の手術を受けるために入院しましたが、どんどん体が痩せてしまって、食事も取れなくなってしまったのでした。

57歳という若さでの急死

2013年3月27日、横行結腸癌による肺炎のため、57歳という若さでこの世を去った坂口良子さんですが、亡くなる5日前まで仕事をされていたことがわかりました。

娘の杏里さんと共にイメージキャラクターをしていた化粧品会社と、何と契約更新をするためだったといいます。

坂口良子さんは夫の尾崎建夫さんに付き添ってもらって、なんとか歩ける状態だったといいます。

喋るのもやっとで、「肺炎をこじらせてしまった」と言っていたそうです。

死の間際まで娘の杏里さんの為に一緒に仕事を続けたいと願っていたその強い思いに、頭が下がります。

きっと坂口良子さんの娘への深い愛情と、頑張ってお仕事をして欲しいという思いが、いつか杏里さんの心にしっかり根付き、落ち着いた行動ができるようになるでしょう。


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