現在、芸能界では2世タレントという言葉をよく耳にしますが、実は俳優の中井貴一(なかい きいち)さんも2世俳優の1人です。
さらにお姉さまも実は著名人だそうで、芸能一家のようです。
そこで今回は、中井貴一さんの父や母、姉について調査してみました。
また、中居さんの家系図についても迫っています。
中井貴一のプロフィール
生年月日：1961年9月18日
出身地：東京都世田谷区
身長：181cm
血液型：A型
最終学歴：成城大学経済学部
中井貴一の父は俳優「佐田啓二」
実は中井貴一さんの芸能界デビューは遅く、大学生の頃のなのです。
高校生の頃はテニス部に所属していて、その腕前からコーチもしていたのだとか。
高校時代はテニスに熱中、コーチを職業にすることを考えるほどだった。
学生時代は赤面症で人前で話す事が苦手だったという中井さんですが、どうして役者の道へ行ったのでしょう。
実は中井さんのお父さまは、俳優の「佐田啓二」さんという1947年のデビューから一躍大スターとなった人なのです。
#佐田啓二 #中井貴恵 #中井貴一 #木下恵介 #小津安二郎
佐田啓二さん、すごいイケメンだよなぁ。現在に現われたら #ディーンフジオカ を抜くと思う。 pic.twitter.com/JRHN3CUl8j
— ケン・ソゴルは出張中！ (@ken_sogoru83) June 8, 2016
そんな大スターなのに近年あまり名前を聞く機会が少ないのでは、と感じる方もいるのではないでしょうか。
実は佐田さんは、中井さんの3歳の誕生日を目前にして、交通事故に遭い亡くなっているのです。
そしてそのお父さまの17回忌の法要の席で映画監督からスカウトを受け、芸能界入りをしたのだといいます。
中井さん本人は、父佐田啓二さんについて
「俺には”父の背中”というものがなかった。」
「だから俳優の仕事が舞い込んできた時に『父の背中がみたい』と思い、飛び込んだ。」
と明かしています。
しかもスカウトを受けたため面接に行ったものの、その直前までは断ろうと思っていたのだそう。
しかし、その場でなぜか「イエス」と答えてしまったのは、”亡き父に背中を押された感覚”と語っていました。
それ以来「俺がやれなかった役を代わりにやってくれ」と父に言われているような気がして、ずっと俳優を続けているのだといいます。
つまり今日の名俳優中井貴一の活躍があるのは、父佐田啓二さんの死があってのことでした。
きっと今も天国で、息子の名俳優ぶりを見守ってくれているに違いありません。
看板娘？中井貴一の母親
3歳で父親を亡くした中井さんですが、そんな中井さんを女手ひとつで育てあげたお母さまは、「中井益子」さんというそうです。
中井貴一の両親
父：佐田啓二
母：中井益子 pic.twitter.com/ctO0W2HGYh— 魚 (@jgdpwjdawgwp) September 27, 2021
旧姓は杉戸益子さんというのだそう。
母益子さんは芸能人ではなく、一般人の方でした。
そんな両親の馴れ初めは、松竹大船撮影所の近くの食堂で働いていた看板娘の益子さんに佐田さんが一目惚れした、というドラマみたいなシチュエーション。
そして2人が結婚し、幸せな生活も束の間、中井さんが2歳の時にお父さまが事故死。
最愛の夫を亡くした当初は目の前が真っ白になった反面、自分だけで子供たちを育てなくてはという強い気持ちが産まれたそう。
そこから益子さんは、女手ひとつで中井さんとお姉さまを大学まで進学させた根性の持ち主なのです。
中井さん曰く本当に厳しいお母さまだったそうで、よく手をあげられていたそうです。
「本当に厳しい母でした。ＤＶまではいかないけど、手の早い母だった。１７０センチあったから手も長くて、姉も僕も食事の時も常に（叩かれないよう）臨戦態勢でした」
なんでも、食事中に醤油をこぼすと「食べなくていい」と食事を下げられるなど、礼儀作法に厳しかったのだといいます。
そんな厳しいお母さまの元で育ったからこそ今の自分がいると、とても感謝しているそうです。
しかし、そんな最愛の母益子さんも2016年に病気のために他界されてしまいました。
母の死の直前、病室で号泣してしまったという中井さん。
思わず「1回だけ頭撫でてくれよ」とお願いしたのだといいます。
幼少期から自分の人生とは別に、”父佐田啓二”を背負ってきた中井さんだからこそ、母に認めてもらいたかったのかもしれません。
頭を撫でてもらったことで「これからも背負い続けられる」と、今後の覚悟を語られていました。
中井貴一の家系図に迫る
隠れ2世俳優とも言える中井貴一さん。
代々の家系図も気になってくるところです。
そこで調査しましたが、一等親以外の情報を見つけることはできませんでした。
一方、父佐田啓二さんが日本人離れした顔立ちをされていることから、「ハーフなのではないか」という説が浮上していたようです。
最後は戦後の二枚目俳優で、佐田啓二（1926-1964）です。
中井貴一・貴恵のお父さんですね。1枚目は1953年の広告、2枚目は1955年です。それではおやすみなさい。 pic.twitter.com/HOMFtwUttT— 戦前～戦後のレトロ写真 (@oldpicture1900) August 5, 2018
これについて調査したところ、どうやら佐田啓二さんのハーフ説は”否定的”で、デマであることがわかりました。
また、姉の中井貴恵さんの旦那さんは中沢直樹さんという方なのだそう。
中沢直樹さんについて調査すると、寒地港湾技術研究センターの「設立30周年記念式典・記念講演会」の資料にて、「中沢直樹さんの奥様は中井貴恵さん」という一文を見つけました。
この情報を参考に調査をしたところ、おそらく東京都世田谷区にある「システム工学研究所株式会社」のCEO 中澤直樹さんが、この人物なのではないかと推察しています。
となると、やはり中井さんの一族は”華麗”な人物ばかりがあつまる家系なのかもしれません。
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