高嶋ちさ子の父は大物プロデューサー＆性格は母から？母の病気と死去

すっかりバラエティ番組の顔となり、ご意見番タレントとしても期待される高嶋ちさ子(たかしま　ちさこ)さん。

異色のバイオリニストですよね。

高嶋さんはどんな両親の元で育ち、あの強烈なキャラクターを培われたのでしょうか。

今回は、高嶋家の教育方針や最愛の母のエピソードなどをお送りします。

高嶋ちさ子のプロフィール

芸名：高嶋ちさ子

本名：盛田知佐子？

生年月日：1968年8月24日

身長：158cm

出身地：東京

最終学歴：イェール大学音楽学部大学院修士課程アーティスト・ディプロマコース修了

所属事務所：ジェイ・ツー

高嶋ちさ子の父はビートルズの日本仕掛け人！
高嶋ちさ子、気の強さは母譲り？
高嶋ちさ子、母の病気と死去

高嶋ちさ子の父はビートルズの日本仕掛け人！

高嶋ちさ子さんの父親は高嶋弘之さん。

音楽プロデューサー・ディレクターで、高嶋音楽事務所の代表を務めています。

弘之さんの兄が高島忠夫(本名・高嶋忠夫)さんです。

なんと弘之さんは日本におけるビートルズの紹介者。

かつて東芝音楽工業(後の東芝EMI、現・EMIミュージック・ジャパン)の洋楽担当ディレクターだった弘之さんは、ビートルズを日本に紹介し、販売促進活動を行いました。

ビートルズの初期の楽曲の邦題はほぼ全て弘之さんによるものです。

また、日本では無名だったビートルズを売り出すために「情報操作」をしたことも自ら明かしています。

「ビートルズの担当になった1964年当時、音楽関係者はもちろん、日本にはまだ彼らを知る者はいなかったそうです。
それでも4人が“絶対来る”と信じた高嶋氏は、部下をマッシュルームカットにさせ、早くも彼らのマネをし始めた青年が現れたというウソの情報を週刊誌で記事にしてもらったりしていたといいます」
引用元：高嶋ちさ子、「ビートルズブーム仕掛け人」父の“ヤラセ暴露”に疑問の声続々

当時はまだそういったヤラセが許された時代なのでしょう。

弘之さんの巧妙な売り出し戦略はさらに続きます。

レコードをみんなで聴く「レコードコンサート」を開催。

事前にサクラとして女性たちを参加させ、曲中で悲鳴をあげるように指示しておき、本番中に実行してもらいます。

そのうち全員が黄色い歓声をあげるようになったとのことです。

高嶋ちさ子、気の強さは母譲り？

高嶋ちさ子さんにとって、母・薫子さんはとても大きな存在だったようです。

薫子さんはピアニストで、ピアノ教師もしていました。

気が強く、短気なところがあった母。

ちさ子さんは母親のDNAを濃く受け継いだのかもしれませんね。

小学生の頃、先生のことを「先公」と呼んで母親が呼び出しを受けたことがありました。

薫子さんは、「あなた、先公と呼ばれて親を呼び出していたら先生は務まりませんよ！」と逆にやり込めてしまったそうです。

以来、呼び出しは二度となかったとか。

豊田議員の暴言騒動が話題となったさいは、「次はあなたよ。

マネージャーの松田君が録音していないか確かめてから怒鳴るように」と電話で釘をさしたとのこと。

ユーモアをにじませた、娘を心配する親心が伝わるエピソードですね。

薫子さんの教育方針も型破りでした。

「親を尊敬すると親を越せないから、尊敬しないで」と常々言っていたそうです。

日本では親を尊敬するべきという価値観が浸透していますが、それでは子供の成長を阻んでしまうという考え方だったのでしょう。

高嶋ちさ子、母の病気と死去

そんな薫子さんも2017年8月に他界。

病名は公表されていませんが、2015年頃から寝たきりの状態だったようです。

ただ意識はあったとのことで、最終的には自宅介護となりました。

活発な性格だったこともあり、寝たきりは地獄だとよくもらしていたそうです。

忙しいちさ子さんに代わり、父や姉が介護していたとのこと。

ちさ子さんはブログで姉・未知子さんに感謝の言葉を綴っています。

また母の不在について、こんな心情をツイッターで吐露しました。

母が亡くなって、残された高齢の父と高齢のダウン症の姉の事。ぷち反抗期の長男に甘えん坊の次男の事。そしてコンサートの事。私にのしかかる物は想像以上大きく。愚痴を言いたい相手はこの世にいない。本当に困ったと思ったら、朝になってた。取り敢えず動くしかない。人生は過酷だ！
— 高嶋ちさ子official (@chisako824) 2018年1月25日