堀ちえみさんは今年の2月に「舌ガン」を告白して話題になり、ブログには多くの人から励ましの書き込みがあったそうです。
ガンのその後(経過)や病理検査、2023年現在の様子や仕事復帰などに迫ります。
堀ちえみのプロフィール
本名:尼子智栄美(旧姓 堀)
生年月日:1967年2月15日
身長:159cm
出身地:大阪府堺市東区
最終学歴:堀越高等学校
所属事務所:松竹芸能
堀ちえみのガンのその後や経過はどうなった?
堀ちえみさんは2019年2月19日に自身のブログで口腔ガン(舌ガン)のステージ4と診断されただけでなく、左首のリンパ節にもガンが転移していることを公表しました。
再びファンの皆様の前で歌が歌えるようになりたい。その為にも頑張って治療に専念させていただきます。
ブログ投稿と同じ19日に都内の大学病院に入院し、当面は芸能活動を休止して治療・療養に専念することを表明しました。
ステージ4のガンだと5年生存率は全体で15%前後ですが、口腔ガン(舌ガン)に限れば45%前後と他のガンに比べて高い数値になっています。
ただし、ガンの大小やリンパ節へ転移しているかなどによって若干の差があるそうです。
堀ちえみさんはレギュラー出演していた毎日放送「ちちんぷいぷい」にメッセージを寄せていました。
最初は手術を受けずに”緩和ケア”を受けて、ゆっくりと最後の時を迎えようとしていたそうです。
しかし、16歳の娘さんからの一言で手術をして再び戻ってくる決意を固めたそうです。
せっかく(これまで)何度も病気治してきたのに。お母さんがかわいそう過ぎる
と、泣きながら訴える娘さんに堀ちえみさんは心を突き動かされ、結果として2月22日の手術へと繋がりました。
堀ちえみさんの手術は11時間にも及ぶ大規模なもので頸部リンパ節や舌の6割を切除したそうです。
堀ちえみさん、復帰願ってます!!#堀ちえみ #金スマ #リボン pic.twitter.com/1vVOwic9Nd
— ゴン好き (@tatsuya_0816) 2019年2月22日
切り取った舌の部分には太ももの組織を移植する”舌の再建手術”も同時に行われ、歌手として復帰する第一歩を踏み出しました。
堀ちえみさんの手術は無事に成功し、25日には集中治療室から一般病棟へ戻り、一時帰宅などを経て3月26日に退院して自宅に戻りました。
堀ちえみが受けた病理検査って何?
病理検査とは注射針や内視鏡で細胞組織を取り出し、顕微鏡などで細胞組織にガンが存在するかどうか調べる検査です。
検査でガン細胞が見つからなければ経過観察に切り替えるそうですが、患者の容体次第で投薬治療もするそうです。
堀ちえみさんも病理検査を受けており、自身のブログで検査結果について報告していました。
病理検査の結果報告が担当医師からありました。今回の手術で癌は全て取りきれた!という事です。
病理検査は術後の最終チェックの様なもので、検査で問題が無ければ退院して普通の生活に戻って良いそうです。
もちろん定期的な再発・転移の有無を見てもらうために診察は受けますが、社会復帰への大きな一歩になります。
堀ちえみ手術後の苦悩
2019年2月22日に舌ガンの手術を行った堀ちえみさん。
11時間にも及んだ手術の後遺症は今までさまざまな病気を患ってきた堀ちえみさんの中でも想像を絶するほどの過酷さだったと言われています。
先ほどにも述べましたが、手術ではおよそ6割の舌の部分を切り取りその切り取った部分を次は太ももの一部から仮の舌を作り新しく入れたそうです。
その仮の舌は元の舌よりも少し大きめに作られるそうで大きな肉の塊が口の中でずっと入っている感覚だったと堀ちえみさんはインタビューでおっしゃっています。
舌の再建の手術を終えた後、初めて鏡で自分の姿を見た堀ちえみさんは『命は助かったとしても、人生はないな。』と思ったそうです。
手術が終わった後、ICUで過ごした3日間が今までで一番つらかったと言われています。
ご家族からも堀ちえみさん自身が今後一体どうなるのか詳しく詳細は教えられていなかったそうです。
もし話を聞いたら手術を受けてくれないかもしれないとご家族は恐れたからだとインタビューで答えられています。
それでもご家族から『話せなくても命があればそれでいい』、『声が聞こえなくても生きててほしい』と言われたそうです。
ですが今まで通りに「話すこと、食べること、唾液を飲み込むこと」さえも自由にできなくなった堀ちえみさんにとっては心身的なダメージが大きかったでしょう。
ましてや芸能人として歌手として生きてきたからこそ、歌う以前のことさえもできなくなって「当たり前が当たり前ではなくなった」という現実を受け止めるのには時間がかかったはずです。
そんな堀ちえみさんの心の救いは『日記を書くこと』だったそうです。
これは娘さんに勧められ始めたそうですが、自身の気持ちを唯一吐き出せる場所となり心のよりどころだったそうです。
その本は『Stage For~ 舌がん「ステージ4」から希望のステージへ』という題名で2019年10月に発売されています。
その本を出版後も堀ちえみさんはアメーバブログにてブログを更新しています。
ゆったりとした気持ちで自身の気持ちを書き出せる日記やブログが好きだそうです。
そして壮絶な手術と現実を受け止め再び歌手として、人として以前のように言葉を発せれるように発声練習のリハビリに励んだそうです。
初めて声を発せれたときは「あ~い~う~」という赤ちゃんのような声しかでなかったようです。
『言葉をつなげて発する』という今まででは当たり前だったことがどれほど難しいこと、今まで普通に生活できていたことがどれだけ幸せだったかと堀ちえみさんは改めて毎日の幸せを噛みしめたそうです。
現在ではリハビリを終え今までどおりに話し、食べることができるまで回復されています。
そんな堀ちえみさんにとって人生とは『全て』だそうです。
11時間にも及ぶ壮大な手術を受けたのにも関わらずおよそ10か月後には普通に生活するまで回復した堀ちえみさんの回復力は奇跡だと言われています。
そしてその手術から約1年半後の2020年8月の「24時間テレビ」では手術後、初歌唱を披露されています。
舌ガンで言葉を失った人、歌が歌えなくなった人、がん治療により過酷なリハビリを受けている人全員に対して『舌がなくなっても歌える、夢は必ず叶う。』ということを改めて証明できた日ではないでしょうか。
歌を披露し終え、涙を流す堀ちえみさんの姿に多くの方が勇気づけられ感動したことに間違いないでしょう。
堀ちえみは現在退院して仕事に復帰している?
堀ちえみさんは3月26日に無事に退院して現在は自宅に戻って生活をしています。
術後当初は「食べるのも痛いし、しゃべるのも痛い」と苦しんでいたそうですが、最近では舌の痛みは治まって来たそうです。
今でも体が冷えると首や太ももの傷が痛むそうですが、これから暖かくなる時期なのでその点は安心ですよね。
現在はリハビリを兼ねて子供との散歩や家事もしているらしく、日常生活を取り戻しつつある様子でした。
肝心な舌の再建や会話について気になるところですが、堀ちえみさんは自身のブログでその点も触れていました。
言語がおぼつかない状況ですので、まだまだリハビリは続きます。普通に会話が出来る様に頑張りたいと思っています。
舌の具合が良くなって今まで通りの軽快なトークが出来るようになれば仕事復帰できるでしょうが、そこまでにはもう少し時間が掛かりそうです。
何はともあれ、今は仕事よりも体や家族との時間を大切にして欲しいですね。
現在は全身の痛み、家族と絶縁&妹も闘病中
2019年2月に舌がんの手術を受けた堀ちえみさん。
そのわすが2ヶ月後には食道がんであることが公表され心配した方も多かったのではないでしょうか。
食道がんの手術も無事成功したのですが、今度はブログに「全身に痛みがある」とつづり、情報番組で取り上げられました。
番組の取材に対し堀ちえみさんは、運動をしていないのに筋肉痛のような痛みが全身にあると明かしました。
手術を受けたばかりなので心配になってしまいますね。
本人は、常に検査していて、もしまた病気が見つかったらお医者さまが治してくださるので心配はしていないとのこと。
様々な病気を経験し、その都度乗り越えてきた堀ちえみさんは、「もう何でも来い」という強い気持ちを持っているようです。
その後のブログでは、「リウマチの痛み」とつづっているので、原因はリウマチのようです。
そんな堀ちえみさんには2人の妹がいるのですが、絶縁状態だといいます。
次女の一美さんは、元プロ野球選手の中根仁さんと結婚されています。
そして、三女の美矢子さんは、タレントとして活動していたことがあり、大阪のテレビ番組を中心にレポーターなどをしていたそうです。
その三女の美矢子さんが、2021年以降、病気を患い闘病中という情報がありました。
母親曰く、堀ちえみさんよりも深刻な状況だというので、おそらく入院しているのでしょう。
堀ちえみさんと家族は7年以上もの間、絶縁状態にあるそうで、三女が闘病していることは伝えることができていないのだとか。
詳しい理由はわかりませんが、なんだかとてもさみしい話ですね。
病気をきっかけに、家族の仲が元通りになることを願うばかりです。
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