馬飼野康二とジャニーズ・西城秀樹との関係。「忍たま」の先生?息子は菊池風磨?

父の馬飼野昇さん、兄の馬飼野俊一さんもミュージシャンで作曲家という音楽家一家の馬飼野康二(まかいのこうじ)さん。

グループサウンズ出身で、長きにわたり第一線で活躍する作曲家・アレンジャーです。

近年はジャニーズアイドルのヒット請負人というイメージが定着していますが、70年代は西城秀樹さんに絶唱型歌唱スタイルをもたらした人物でもありました。

アニメ「忍たま」に登場する「魔界之小路先生」との関わりや、Sexy Zoneの菊池風磨さんは息子という噂についてもみていきます。

馬飼野康二はジャニーズのデビュー曲を多数担当!

馬飼野康二さんは60年代後半にグループサウンズのブルーシャルムでデビュー。


解散後は歌謡曲やテレビドラマ・アニメ・CM音楽などの作曲や編曲を数多く担当してきました。

80年代に入ると増えてくるのがジャニーズのタレントのデビューに絡んだ仕事です。

ジャニーズの新人は期待を背負い、またたく間にトップアイドルの仲間入りをするケースがほとんど。

もちろんデビュー曲にも抜かりがあってはいけません。

そんな中、必ずと言っていいほど白羽の矢が立ったのが馬飼野康二さんでした。

ジャニーズアイドルの華々しいデビューを陰で支えてきた功労者といえますね。

近藤真彦さんの『スニーカーぶる~す』の編曲から、男闘呼組の『DAYBREAK』、SMAPの『Can’t Stop !!-Loving-』、嵐の『A・RA・SHI』ほか、NEWS、関ジャニ∞、Hey Say Jump、Sexy Zoneのデビュー曲の作曲者が同一人物だったとは驚きです。

近藤真彦さんとSexy Zoneのデビュー時期の開きがおよそ30年ですから、実に長い間アイドル帝国・ジャニーズから全幅の信頼を寄せられていたことになりますね。

「ユー、次も引き受けちゃいなよ」ということだったのでしょう。

馬飼野康二は西城秀樹の絶唱型スタイルの生みの親!

西城秀樹さんは1972年にデビュー。

馬飼野康二さんは初期からアレンジャーとして参加しており、初めて楽曲提供した『ちぎれた愛』から名曲『ブルースカイブルー』まで断続的に起用された作曲家でした。

『ちぎれた愛』はシングル6枚目にして初めてチャート1位を獲得。

野口五郎さん、郷ひろみさんとの「新御三家」の中で先陣をきる快挙になりました。

のちに「絶唱型」と呼ばれるヴォーカルスタイルもこの曲から生まれたもの。

スタッフは前作『情熱の嵐』で手応えを感じ、ヒデキはセクシー&情熱的な路線でいくことを決定。

馬飼野康二さんを初めて作曲家として起用します。

狙い通りのイメージにぴったりはまったのが、ドラマチックな曲調に乗せた絶唱型のヴォーカルでした。

途中で芝居調のモノローグが入り、「すきだ、すきだよ、すきなんだよー!」と長髪を振り乱して絶叫する西城秀樹さん。

他の誰にも作り出すことができないヒデキワールド全開です。

『ちぎれた愛』はその年の日本レコード大賞歌唱賞を受賞。

西城秀樹さんはこの時まだ18歳でした。

「忍たま」のテーマ担当&あの先生のモデルだった?

1993年に放送がスタートした「忍たま」こと『忍たま乱太郎』。

NHKのアニメ番組では最長寿作品です。

オープニングテーマ曲には放送開始から『勇気100%』が使用されていますが、この曲も馬飼野康二さんの手によるもの。

1993年に発売された、光GENJIの21枚目のシングルでした。

オリジナル版の使用は最初の1年のみで、以降はジャニーズ事務所のグループによるカバーバージョンが使われています。

2019年3月には、「平成アニソン大賞」でアーティストソング賞(1989年 – 1999年)を受賞。

また、作中に登場するキャラクター、魔界之小路先生のモデルも馬飼野康二さん。

年齢は35歳、ドクタケ忍者教室の講師で通販好きという設定です。

優秀な忍者なのに、どこか抜けているところもありますね。

このあたりも馬飼野康二さんを参考にしているのでしょうか。

Sexy Zoneの菊池風磨は息子ではなかった

ネット上には菊池風磨さんが馬飼野康二さんの息子ではないかとの声が見受けられますが、息子ではありません。

父親はシンガーソングライターの菊池常利さんです。

『A・RA・SHI』の作詞者・J&Tとは菊池常利さんのこと。

ソロ活動時はTWUNE名義を使用しており、J&TとはJohnny’s&TWUNEの略なのだそう。

『A・RA・SHI』の作家が父親という情報から、作曲者の馬飼野康二さんと混同したのでしょう。


菊池風磨さんはジャニーズ事務所入りの際に息子であることを告げていなかったためにジャニー喜多川社長から叱られたというエピソードがあります。

アイドル歌謡という主戦場で2010年代も作品を提供し続けている馬飼野康二さん。

激戦区の第一線で活躍し続ける力量と職業作曲家としての息の長さに、ただ驚くばかりです。

コメント