2018年12月31日をもって芸能活動を卒業した歌手の奥村チヨ(おくむらちよ)さん。
コケティッシュな魅力で昭和の歌謡界に彩りを添えた歌姫でした。
引退にさびしさを感じた男性ファンも多かったのではないでしょうか。
2023年現在はどのような生活を送っているのか気になります。
この記事では、夫の浜圭介さんをはじめ、子供のこと、兄弟ほか家族についてまとめます。
奥村チヨのプロフィール
本名:金野 智代(こんの ちよ 旧姓・奥村)
生年月日:1947年2月18日
身長:158cm
出身地:大阪府池田市(出生地は千葉県野田市)
最終学歴:夙川学院高等学校
奥村チヨが引退した理由とは
2018年いっぱいで芸能活動に終止符を打った奥村チヨさん。
1月24日リリースの『ありがとう~サイレントムーン』がラストアルバムになりました。
1965年のデビューから、実に半世紀以上にわたる歌手生活。
声の出るうちに引退したいという、歌手としての引き際の美学による決断だったそうです。
浜圭介さんとの結婚後にいったんは第一線を退いたものの、80年代以降はディナーショーなどを中心にマイペースな活動を続けていました。
90年代半ばに起きた60年代ブームでは、その甘く官能的な歌唱スタイルとファッション性がリバイバルヒット。
多くの若者のファンを獲得し、学園祭の人気者になりました。
今でも、『恋の奴隷』は若い世代に人気で、YouTubeで観る人も多いのだそうです。
確かに、奥村チヨさんの昔の映像は、今の世代からみてオシャレで新鮮に感じるのも納得できるカッコよさがありますね。
この再ブームについて奥村チヨさんは、自分がしていたファッションやメイクが今の若い人たちに気に入ってもらえてとても嬉しいと話しています。
同世代だけでなく、新しい時代でも受け入れられるというのは、芸能人にとってこれほど嬉しいことはないのではないでしょうか。
やりたいことはすべて楽しんでやったと振り返る奥村チヨさん。
完全燃焼といったところでしょうか。
ともあれ、引退理由が病気や体調不良ではなくてひと安心です。
2月18日は、奥村チヨさんの
誕生日(1949年)。昨年末に、
惜しまれつつ芸能界を引退し
たチヨさん。「恋の奴隷」を
皮切りにした恋三部作や、歌
手イメージを一変させた「終
着駅」などの名曲は、日本
歌謡史に燦然と輝いてます。 pic.twitter.com/7RDJYyG43H— オダブツのジョー (@odanii0414) 2019年2月18日
奥村チヨの夫は浜圭介。子供はいる?
甘えた歌声や官能的なムード、そして男性に従順な歌詞の内容から、世の男性の心をわしづかみにしてきた奥村チヨさん。
『恋の奴隷』『恋狂い』『恋泥棒』と続いた「恋三部作」は戦略的に大成功をおさめました。
明治のストロベリーチョコの
CMも可憐でしたねえ。
♪イチゴのチョコいかが〜♪って。— オダブツのジョー (@odanii0414) 2019年2月18日
ところが奥村チヨさん自身は、男性に従属的な歌を歌うことにためらいがあったとのこと。
男性に献身的に尽くす女性像も奥村チヨさんの性格とは正反対でした。
やがてこの路線は限界をみせ、方針転換せざるを得なくなります。
これまでの「あなた好みの女」から、人生の切なさを歌う大人の歌手へとイメージの脱却をはかったのが1971年の『終着駅』でした。
この『終着駅』を作曲したのが、のちに夫となる浜圭介さんです。
歌手生活7年目にして、この歌を歌いたいと初めて自分から言ったという奥村チヨさん。
引退も覚悟した決意でしたが、これが運命の分かれめとなり、翌年の紅白歌合戦に見事カムバックを果たします。
浜圭介さんにとっても、『終着駅』のヒットは作曲家として息を吹き返すきっかけとなりました。
『終着駅』の空前のヒットのお礼として、奥村チヨさんの母親から自宅での食事に誘われた浜圭介さん。
これがきっかけで二人は意気投合し、交際をはじめ、やがて北海道のカトリック教会で結婚式を挙げました。
奥村チヨさんは、家事を全くした事がなかったそうで、洗濯機の使い方すらわからなかったといいます。
そんな奥村チヨさんに対して、浜圭介さんは、「君は芸術そのものだから、ただそこに居てくれればいい」と言ったそうです。
愛する人から言われてみたい一言ですね。
結婚後、6年間ほど主婦業に専念しているので愛する夫のために家事を勉強したのでしょう。
仲睦まじい夫婦として知られる浜圭介さんと奥村チヨさんですが、子供を授かることはありませんでした。
浜圭介の今。死去説や病気の噂。奥さんは奥村チヨ&国籍について
夫・浜圭介の現在、病気説も…。
浜圭介さんは、1946年4月6日生まれ、本名は金野孝さんです。
2023年は77歳を迎えます。
奥さんの奥村チヨさんは早生まれなので、学年は同じなんですね。
奥村チヨさんが可愛らしいので同級生というのは意外と思われた方も多いのではないでしょうか。
浜圭介さんといえば、昭和の時代から沢山のヒット曲を生み出してきた作曲家で元歌手でもあるんです。
特に有名な曲に、八代亜紀さんの「舟唄」や「雨の慕情」などがあります。
また、桂銀淑さんとのデュエットソング「北空港」は今でも根強い人気です。
沢山の賞を総なめにしてきた浜圭介さんですが、最近の新たな提供曲はないようですね。
作曲家として活動しているかは不明です。
そのため、死亡説や病気説なども浮上していますが、2019年に子供の頃に過ごしたという青森県で、「浜圭介争奪歌合戦」を開催しています。
今でも元気に活動されているということで安心しました。
作曲家なので、依頼があればこれからも曲を作ることもあるのではないでしょうか。
演歌の世界では、作曲家がスカウトし弟子として育て、スターにしていくことが多いそうです。
そのため、原石となる人がなかなかいないという可能性もありますね。
そうは言っても、十分活躍されてきたので、これまでにヒットさせた曲の印税だけで暮らしていけるのでしょう。
奥さんの奥村チヨさんが歌手活動を引退されたばかりなので、二人でのんびり過ごして欲しい気もします。
奥村チヨの兄弟など家族まとめ
奥村チヨさんは1947年2月18日に千葉県野田市に誕生しました。
兄2人、姉2人がいる5人きょうだいの末っ子です。
余談ですが、女優の麻生祐未さんは兄の娘とのことで、姪にあたります。
父はキッコーマンの社員でした。
両親には大切に育ててもらったと語っています。
2018年に98歳の父が肺炎で亡くなったあとは、高齢の母と過ごす時間をつくりたいという思いから仕事をセーブ。
その母も2014年4月に帰らぬ人となり、続いて6月には義母が他界。
この頃の精神的なダメージはかなり深刻だったらしく、一時は歌手引退も考えたほどだったとか。
そんな時に出会ったのが夫・浜圭介さんの書いた『Be With You -あなたに逢えた-』でした。
歩き疲れて笑顔を失った主人公がぬくもりに出会い、さびしさが溶けていく情景に心が癒されたそうです。
この曲は実に12年ぶりとなる新曲になりました。
女性ファッション誌などが企画するキューティーガール特集や小悪魔特集には不滅のアイコンとして必ず登場する奥村チヨさん。
残念ながらその活躍をみることはもうできませんが、これからは自らが思い描く幸せな生活を送ってほしいものです。
引退後の現在
2023年現在の状況については、すでに一般人となっているためこれといった情報は得られませんでした。
けれども引退発表後のトークショーで今後の人生に思いをはせ、残りの時間を自然体で過ごしエンジョイしたいとコメント。
夫の浜圭介さんと二人三脚で歩んできた歌手生活だっただけに、今後は二人でゆったりと人生を楽しむ予定なのかもしれませんね。
子供がいない二人ですが、たくさんの保護猫たちを飼っているそうで、猫ちゃんたちの親として賑やかな生活を送っているのではないでしょうか。
関連記事
浜圭介の今。死去説や病気の噂。奥さんは奥村チヨ&国籍について
黛ジュンの現在と結婚歴。兄・三木たかしとの絆。政治家と交際&イタコ破談とは
弘田三枝子の今&歌唱力を検証。結婚した夫とは事実婚?破局し子供 (娘)と帰国
園まりの夫と結婚、家族まとめ。大病は乳がん、渡哲也への恋を告白&死因は急性心不全
欧陽菲菲の現在の状況。どこに住んでる?画像公開なし。病気の噂&若い頃の活躍
コメント