園まりの夫と結婚、家族まとめ。大病は乳がん、渡哲也への恋を告白&死因は急性心不全

テレビ番組「レッツゴー三人娘」で結成された「スパーク3人娘」の園まり(その まり)さん。

語りかけるような独自の歌い方は、「園まり節」として知られていましたね。

今回は園さんの夫、結婚、家族の詳細を見ていきつつ、大病である乳がんを患ったという情報に迫ります。

併せて、映画で共演した渡哲也さんへの恋心、死因の情報も見ていきましょう。

園まりのプロフィール

本名:薗部毬子(そのべ まりこ)

生年月日:1944年4月12日

没年月日:2024年7月26日(80歳没)

身長:159cm

出身地:神奈川県横浜市

最終学歴:練馬区立開進第四小学校

所属事務所:株式会社ミュージック・オフィス合田(最終所属)

夫はおらず結婚歴なし。家族まとめ

園さんの夫や結婚の詳細が気になる人は多いようです。

しかし彼女に夫はおらず、結婚歴はありませんでした。

彼女は60年代、一世を風靡した「スパーク3人娘」のメンバーとして活躍していました。

しかしほかのメンバーがそれぞれ別の道を歩み始めた1970年代以降、園さんはあまり表立った活動をしていません。


この間については、「大物政治家の愛人だった」「家族の面倒を見ていた」など多くの憶測が飛び交いました。

彼女は奔放な女性だったようで、実際に恋人は多かった可能性が高いです。

自身の発言によると、作曲家の平尾昌晃さんと恋仲だった時期もあるといいます。

ただ結婚には至っていないため、彼女は落ち着いて家庭に入るようなタイプの女性ではなかったのでしょう。

『逢いたくて逢いたくて』や『夢は夜ひらく』などで人気歌手となった園さん。

多忙な日々をこなす中で、結婚して落ち着きたいと考えたことも一度はあるでしょう。

しかし実際に恋人と付き合ってみると、自由気ままな独身生活の方が性に合っていると感じられたのかもしれません。

結果的に一時休業後は歌手活動を再開させ、自身のペースで仕事と独身生活を謳歌していたのでしょう。

園さんは姉や弟を亡くしており、晩年は本当の意味で1人だけだった様子です。

それでも明るく活動的でいられたのは、愛する歌があったためでしょう。

歌を歌うことで、絶望することなく、前向きに生きることができたのかもしれませんね。

園まりの大病は乳がん

姉や弟を病気で失った園さんですが、自身も大病を患ったことがあります。

2007年11月に乳がんが発覚し、すぐに入院。

幸い早期発見だったため、手術を受けて完治し、その後はすっかり元気になったそうです。

しかし5年ほどはホルモン療法によって、苛立ち、むくみなどを我慢する日々を過ごしました。

むくみ解消を目指し、ウォーキングと岩盤浴を実践したところ、効果があったようです。

また野菜や果物中心にバランスよく食事することで、健康を取り戻していきました。

規則正しい生活は、やはり健康的に生きるための基本なのでしょう。

渡哲也への恋心を告白

園さんはかつて、渡哲也さんに恋していたことを告白しています。

2人は1966年、園さんの代表曲『逢いたくて逢いたくて』と同名タイトルの映画で共演しました。

彼女は演技に慣れていなかったうえ、恋愛経験もなかったそうです。

まだうぶだったからこそ、相手役の渡さんに、演技を超えて恋してしまったのでしょう。


何ともかわいらしいエピソードですね。

その後も、同じく彼女の代表曲『夢は夜ひらく』と同名タイトルの映画で、2人は共演を果たしました。

まだ純粋な少女のようだった園さんが、紳士的な渡さんに本気で惚れてしまったのは、無理もありませんね。

園さんは独身を貫いてきましたが、知られざる恋物語をたくさん胸に秘めていたのかもしれません。

園まりの死因:急性心不全

日本の音楽界に大きな足跡を残した歌手、園まりさんの訃報が伝えられました。

ここでは、園さんの死因となった急性心不全について詳しく解説いたします。

急性心不全とは

急性心不全は、心臓の機能が突然低下し、体に十分な血液を送り出せなくなる深刻な状態を指します。

この状態は、突発的に発症し、迅速な医療介入が必要となる緊急事態です。

急性心不全は、心臓のポンプ機能が急激に低下することで引き起こされます。

通常、心臓は体中に血液を送り出す重要な役割を担っていますが、急性心不全ではこの機能が著しく損なわれてしまいます。

その結果、体の各器官に十分な酸素や栄養が行き渡らなくなり、様々な症状が現れることになります。


急性心不全の主な症状としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 呼吸困難や息切れ
  • 激しい胸痛
  • めまいや失神
  • 急激な疲労感
  • 不整脈

これらの症状は突然現れ、急速に悪化する可能性があるため、早急な医療処置が必要となります。

園さんの場合も、このような症状が急激に現れ、迅速な対応が行われたものと推測されます。


急性心不全の原因は多岐にわたりますが、主なものとしては以下のようなものが挙げられます。

心筋梗塞や狭心症などの冠動脈疾患は、急性心不全の主要な原因の一つです。

これらの疾患により、心臓の筋肉に十分な血液が供給されなくなり、心臓の機能が急激に低下することがあります。

また、重度の不整脈も急性心不全を引き起こす可能性があります。

心臓のリズムが乱れることで、効率的な血液の送り出しができなくなるためです。

高血圧や弁膜症などの慢性的な心臓疾患も、急性心不全のリスクを高める要因となります。

これらの疾患により、長期的に心臓に負担がかかり続けることで、突然の機能低下を招く可能性があるのです。

さらに、重度の感染症や肺塞栓症などの非心臓性の疾患も、急性心不全の引き金となることがあります。


これらの疾患により、心臓に過度の負担がかかることで、急激な機能低下が起こる場合があります。

急性心不全の治療は、原因や症状の重症度によって異なりますが、一般的には以下のような方法が取られます。

まず、酸素投与や人工呼吸器の使用により、呼吸を安定させることが重要です。

これにより、体内の酸素濃度を適切に保ち、心臓への負担を軽減することができます。

また、利尿薬の投与により、体内の余分な水分を排出し、心臓への負担を減らす方法も取られます。

これは、心臓の周りに溜まった水分を減らし、心臓の動きを改善するのに効果的です。

さらに、血管拡張薬を用いて血管を広げ、心臓の負担を軽減する治療も行われます。

これにより、血液の流れがスムーズになり、心臓の機能回復を促すことができます。


重症の場合は、強心薬を使用して心臓の収縮力を高める治療が必要となることもあります。

これは、心臓のポンプ機能を直接的に改善する効果があります。

急性心不全の予防には、日頃からの健康管理が非常に重要です。

特に、高血圧や糖尿病、高脂血症などの生活習慣病の管理が大切です。

これらの疾患は、長期的に心臓に負担をかけ、急性心不全のリスクを高める要因となるからです。

また、定期的な運動や適切な食事管理、禁煙なども、心臓の健康を維持するために重要な要素です。

これらの習慣により、心臓の機能を維持し、急性心不全のリスクを低減することができます。

園さんの突然の訃報は、多くの人々に衝撃を与えました。

しかし、この悲しい出来事を通じて、私たちは心臓の健康の重要性を再認識する機会を得たとも言えるでしょう。

急性心不全は、突然起こる深刻な状態ですが、日頃からの健康管理や定期的な健康診断により、そのリスクを軽減することができます。


園さんの音楽は、これからも多くの人々の心に生き続けることでしょう。

そして、彼女の突然の別れが、私たちに健康の大切さを教えてくれたことを忘れてはならないと考えられます。

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