池井戸潤の結婚&家族について。経歴は元三菱銀行!出身高校は?

「半沢直樹」シリーズや「下町ロケット」シリーズなど、働く人々を元気づける小説を相次いで刊行している池井戸潤(いけいどじゅん)さん。

今、もっとも新作を心待ちにされる作家の一人ではないでしょうか。

今回はそのプライベートにスポットをあて、結婚や家族についてみていきます。

元三菱銀行の銀行マンという経歴や出身高校についてもまとめます。

池井戸潤の結婚&家族について

元三菱銀行勤務の経歴を生かしたミステリー『果つる底なき』で江戸川乱歩賞に輝き、晴れて小説家デビューを果たした池井戸潤さん。

以降も金融業界を舞台にした小説を発表するのですが、書店では小説コーナーではなくビジネス関連書のコーナーに置かれてしまうなど不遇の時期が続きます。


読者層を広げたのは2006年の『空飛ぶタイヤ』。

2011年の『下町ロケット』では中小企業の人間ドラマを描いて直木賞を受賞。

さらに2013年には「半沢直樹」シリーズがドラマ化され、高視聴率を記録して社会現象に。

2004年の「半沢直樹」シリーズ第1作『オレたちバブル入行組』以降は、奮闘するサラリーマンを人間味豊かに描いた痛快な作品が多く、エンターテインメントに徹した作風が最大の魅力です。

自分は純粋なエンタメ作家であり、娯楽小説として楽しんでもらうのが目的と語っています。

作品が次々と映像化され、今やエンタテインメント小説の世界をリードする存在の池井戸潤さん。

ところが私生活は謎に包まれたままですね。

結婚についても多くの人が関心を寄せているようですが、残念ながら結婚歴や離婚歴、妻、子供に関する情報は一切見つかりませんでした。

2023年には60歳を迎えることから結婚している可能性は十分にあるのですが、ここまで情報がないということは、非公開か独身としか考えられません。

もしプライバシーは公表しない主義であれば徹底した非公開なのでしょう。

一方、実家の家族構成は両親と弟の4人家族との情報がありました。

ご本人によると父親も読書好きで、実家の壁一面には本棚があり、高橋和巳さんの本などが並んでいたとのこと。

父はアマチュア詩人でもあり、自作の散文詩を応募して入賞したりしていたそうです。

表現者は世に出るまでが大変で、出てしまえばなんとかなるというのが口癖だったそうですが、池井戸潤さんが実際にその立場になってみると、どう生き残るかのほうが何倍も難しいことを知ったと述べています。

池井戸潤は元三菱銀行の銀行マン&経歴まとめ

池井戸潤さんは1963年6月16日生まれの岐阜県出身。

慶應義塾大学文学部人間関係学科を卒業後、法学部法律学科に学士入学して卒業しています。

文学部では就職先が限られてしまうとアドバイスされたのが理由でした。

就職活動はバブル期にあたります。

1988年に三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行し、支店で融資を担当。

おもに中小企業を対象とした業務でした。

7年勤務して退職し、独立して金融コンサルタント会社を立ち上げます。

ところが顧客のデータベース作成などもすべて一人でこなしていたため、とんでもないハードワークに。

そこで融資の知識を生かし、お金の借り方についての原稿を書いて出版社に持ち込むと、最初の本になりました。

小説家デビューの前にビジネス書を手がけていたことになります。

並行して会計士・税理士向けのソフトウェア製作もしながら、夢だった江戸川乱歩賞に挑戦。

最初の落選を経て見事受賞となり、小説の執筆をはじめました。

2010年に『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞を、2011年 に『下町ロケット』で直木賞を受賞しています。


今目標にしていることは単行本の売上50万部。

出版業界の現状をみるとかなりハードルが高いですが、そのためには帯のコピーもみずからチェックするそうです。

「池井戸潤の最高傑作!」などというのはアウトなのだそう。

ありふれたコピーではなく、目にした人が興味をそそられる言葉を求めているようです。

池井戸潤が卒業した高校は?

卒業した高校は岐阜県立加茂高等学校です。

同校は美濃加茂市本郷町にある男女共学の高校で、普通科と理数科があり、偏差値は55前後です。

2020年度の新入生は普通科241名、理数科17名でした。

卒業生に脚本家の北川悦吏子さん、 DOBERMAN INFINITYの林和希さんらがいます。

北川悦吏子さんが脚本を担当した2018年の連続テレビ小説『半分、青い。』では、同校の弓道場などがロケ地として使われたそうです。

部活動では、全国大会で3連覇を達成したボート部が有名なのだとか。


『半沢直樹』のドラマ放送から急激にセールスを伸ばし、映像化も急増した池井戸作品。

読書離れが進む今、池井戸潤さん原作のドラマや映画をきっかけとして、原作も読んでみようと本を手にする人が増えることを期待します。

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