亀井静香、警察出身の経歴まとめ。韓国との関係&ホリエモンで落選の危機だった?現在は山本太郎を応援

亀井 静香(かめい しずか)さんは警察官僚から政治家へと転身した経歴の持ち主でした。

選挙では圧倒的な強さを誇りますが、ホリエモンとの対決はかなり苦戦をしたそうです。

今回は亀井静香さんの経歴や韓国との関係、山本太郎さんとの間柄を見て行きましょう。

亀井静香は元警察キャリア、経歴まとめ

まずは亀井静香さんの経歴について簡単に見て行きましょう。

1936年11月1日、広島県庄原市で姉二人兄一人の末っ子として生まれました。


修道高校2年の時に通学証明書発行の有料化に反発してビラ配りをして自主退学になり、東京大学法学部へ進んでいた兄の郁夫さんを頼って上京して都立大泉高校へ編入しています。

1956年に東京大学教養学部に入学して経済学部へ進んでいますが、ここでも持ち前の反骨精神から退学に追い込まれた友人のためにハンガー・ストライキをしていました。

1960年に東京大学経済学部を卒業して別府化学工業(今の住友精化)に入社したものの、警察のだらしなさを叩き直したいという凄い動機で会社を退職して警察庁へ入庁します。

ちなみに、試しで受けた警察官採用上級試験(キャリア組)の結果は5番の成績だったそうです。

1962年に警察庁に入ってからは順調に出世をして行き、有名な”あさま山荘事件”では現場で解決に尽力し、1977年に長官官房調査官を最後に退官して政治家へ転身しました。

この背景は”警察は対処療法であって根本の原因を解決できない”という事に気付かされ、それを解決できる政治家を志したのは亀井静香さんらしいシンプルな発想だと言えます。

15年務めた警察庁の退職金(350万円)を元手にして1979年の衆議院選挙で初当選を果たし、1996年11月に発足した第二次橋本内閣で建設大臣として初入閣をしていました。

郵政民営化で自民党を離党して以降は数々の政党を渡り歩く晩年を過ごしていましたが、自身の信念を曲げること無く貫いていたので清々しい心境だったかも知れません。

2017年9月28日の衆議院解散をもって国会議員の職から引退する旨を報告していました。

亀井静香と韓国の関係

次は亀井静香さんと韓国の関係について見て行きましょう。

亀井静香さんは保守の政治家として国の主権や領土に対してこだわりを持っていました。

尖閣諸島や竹島など領有権を巡る問題、そして北朝鮮による拉致事件を厳しく追及する一方、最近では日本・韓国・北朝鮮による”三か国同盟”を提唱して話題になっていました。

特に韓国との関係悪化を心配しており、安倍総理に対して進言していると匂わせています。

こう聞くと”何か特別な関係があるの?”と疑ってしまうかもしれませんが、国内問題においては外国人参政権や竹島問題で猛烈に反発しているので是々非々と言ったところでしょう。

むしろアメリカや中国といった大国と渡り合うために「日本・韓国・北朝鮮」が手を結ぶべきだと提唱しているのかも知れませんが、現在(2023)はかなり難しい国際状況になっています。

また、他の警察出身の国会議員と同じように”パチンコ業界に近い”と言われていました。

亀井静香はホリエモンに追い詰められた?

次は亀井静香さんはホリエモンこと堀江貴文さんの選挙戦を見て行きましょう。


2009年8月30日の「第45回衆議院議員総選挙」で亀井静香さんと堀江貴文さんは激突しました。

郵政民営化に造反した亀井静香さんに対する刺客として堀江貴文さんが立候補し、時の人だったホリエモン旋風もあって一部では”落選の危機”と噂になるほど苦戦だったそうです。

今まで味方だった自民党が敵になり、無党派へのアピール力が凄い堀江貴文さんの出馬によって追い詰められましたが、さすがの地力を見せて約26,000票の差で当選を果たしました。

終盤に見せた涙ながらの演説が効いたと言われていますが、やはり25年近く地元の国会議員として活動してきた経験と実績、そして人柄が評価されての再選と言っても良いでしょう。

最近では当時の心境を「元気の良い若者が出てきた」と語るなど堀江貴文さんを評価しており、さらに”暇なんだから参議院選挙に出ろ!”と勧めるなど不思議な関係を築いていました。

亀井静香が山本太郎を絶賛?

ここでは亀井静香さんが山本太郎さんを絶賛している件について見て行きましょう。

保守の亀井静香さんとリベラルの山本太郎さんだと「水と油」の関係に思えますが、よく政策を見てみると消費税減税や反TPP、脱原発や防災強化など一致している点が多いのです。

政策だけに留まらず、山本太郎さんのストレートな演説や言葉遣いを高く評価していて、東京都知事選挙では応援メッセージを寄せたことで話題になっていました。

山本太郎さんについてもホリエモンと同じく「元気の良い若者が出てきた」と喜んでおり、本気で何かをしようとする若い政治家を応援しようとする心意気が見られます。


今の政界は党の顔色ばかり気にして言いなりなる”リーマン政治家”が多く、自分で何かを成し遂げようとする信念を持った政治家の少なさが国民にとっての不幸と言えるでしょう。

その点からしても亀井静香さんが山本太郎さんを高く評価するのはむしろ当然ですし、久々にワクワクさせてくれる政治家が生まれたことを楽しんでいるのかも知れません。

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