柳家喬太郎が結婚した妻と家族。立川談志を怒らせた高座。師匠と性格について

新作落語の旗手として熱狂的なファンを持ち、常にチケットが入手困難な状態の柳家喬太郎(やなぎやきょうたろう)さん。

ドラマや映画、CMへの出演で落語ファン以外にも認知度が高まりつつありますが、その私生活はいまだベールに包まれていますね。

今回は柳家喬太郎さんが結婚した妻や家族に迫りながら、立川談志さんとの間に起きたひと騒動、師匠の柳家さん喬さん、そしてご本人の性格についてみていきます。

柳家喬太郎が結婚した妻や家族は?

今いちばん観たい落語家として引っ張りだこの柳家喬太郎さん。

自らを「ファミレス落語家」と称し、和食も洋食もデザートもあるファミレスのように、どんな人にも満足してもらえる噺家でありたいと語ります。


古典落語にも新作落語にも長けた実力派なのですが、やはり得意とするのは爆笑新作落語。

1998年には、中学生と校長先生のキャラクターが交錯する『午後の保健室』でNHK新人演芸大賞落語部門大賞を受賞。

翌2000年には12人抜きで真打に昇進し、実力と人気を不動のものにしました。

また、枕(ネタに入る前の部分)がおもしろい落語家としても知られており、もはや枕自体がひとつの芸になっているのも魅力です。

本業のほか俳優、声優、ナレーターとしても活躍中で、53歳にして初主演した映画『スプリング、ハズ、カム』では、その高い演技力に「あれは誰ですか?」と海外の映画人の声が殺到。

ドラマ『昭和元禄落語心中』で岡田将生さんに落語の熱血指導をしたのも柳家喬太郎さんです。

2019年には落語家生活30周年を記念して、「ザ・きょんスズ30」を東京・下北沢のザ・スズナリで開催した柳家喬太郎さん。

結婚した妻や家族に関心を寄せる人は多いようですが、残念ながら情報はほとんど出ていない状況です。

結婚はしており、息子がいるようですが、それ以上のことは不明でした。

インタビューでは、好きな落語を仕事にしていることのありがたさについて語っていて、そこそこご飯が食べられて、家族を養えて、2年に一度ぐらい旅行に行けたら御の字と述べています。

コピーライターだった父親は、「大原有貴」名義で歌謡曲の作詞もしていました。

柳家喬太郎の落語に怒った立川談志

立川志らくさんの著書『落語進化論』に、柳家喬太郎さんの高座を見た立川談志さんが怒りだし、退場させたというエピソードが紹介されています。

概要を簡単に説明すると、その日は談志さん、志らくさん、喬太郎さんが出演していたといいます。

喬太郎さんの高座は大受けしていたのですが、そんな中、突然談志さんは怒りをあらわにし、「引きずり降ろせ」と弟子に指示して、噺の途中にもかかわらず前座に太鼓を叩かせて終了させたというもの。

志らくさんは、その現場に居合わせた目撃者でした。

喬太郎さんは柳家一門であり、立川流の落語家ではありませんから、噺の途中で退場する必要はなかったのかもしれません。

客席からは「談志師匠、ひどいよ!」という声も上がっていたそうですが、喬太郎さんはそのまま退席していきました。

両者を知る志らくさんも、当初は談志さんの怒りの理由がまったくわからなかったといいます。

本書には、時間がたってからの志らくさんなりの解釈がつづられています。

ヒントになったのは、談志さんがよく言っていた「江戸の風」という言葉でした。

談志さんにとっての落語とは、寄席という空間で、江戸の匂いとともに江戸っ子の了見で演じること。


喬太郎さんの落語は確かに面白いけれど、江戸の風が希薄だったと志らくさんは書いています。

もちろん落語の定義や面白味は落語家によって異なるものだと思いますが、少なくとも談志さんにとっては、いくら受けていても江戸の風が吹いていないものは落語ではなかったのでしょう。

柳家喬太郎は師匠・柳家さん喬の一番弟子

1963年11月30日生まれ、東京都世田谷区出身の柳家喬太郎さん。

日本大学では落語研究会に所属し、周囲の人々には噺家になると思われていたものの、卒業後は福家書店に就職。

落語への情熱を捨てきれず、退職して柳家さん喬師匠に入門したのは約1年半後のことでした。

一番弟子にあたります。

さん喬師匠に言われた言葉は、「おまえはゼロからのスタートじゃないよ、マイナスからだよ」。

学生時代の実績がメリットになる大相撲などと違って、落語では落研での経験は落とさなければならない垢のようなもの。

さん喬師匠に対する尊敬の念は並々ならぬものがあり、入門した時の師匠の年齢をすでに超えている自分を反省することしきりだそうです。

2018年には共著『なぜ柳家さん喬は柳家喬太郎の師匠なのか?』 が刊行されました。

柳家喬太郎は仕事の依頼を断れない性格

自らを「時々休まないとダメな人」と説明している柳家喬太郎さん。

たまにのんびりしないと次の高座を頑張れないタイプと述べています。

取材した記者たちは一様に生真面目で物静かな印象を受けるようですが、ご本人は「真面目というより面白味がない」と分析。

高校時代の恩師にも、真面目すぎるところが君の欠点と言われたことがあるのだそう。

また、気が弱くて仕事の依頼を断れないとも明かしています。

休む予定の日に仕事を頼まれても、「その日はオフですから」のひと言が言えないのだとか。

時には座布団からはみ出るほどエネルギッシュな高座の姿からはちょっと想像がつきませんね。


たゆまぬ努力と研鑽を積み重ね、芸を磨いていく芸人にとって、真面目さは武器でもあると思います。

けれども、ものごとには両面がつきもので、その真面目さが時には自分を苦しめてしまうこともあるのでしょう。

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