眼鏡と体操のユニフォーム姿でお馴染みの仲本工事(なかもとこうじ)さん。
まだまだ元気な活躍を見たかったものですが、残念ながら2022年に亡くなりました。
今回は、生前に経営していた居酒屋や高いと噂になった年収、スキャンダルや自宅の情報などを紹介していきます。
仲本工事のプロフィール
本名: 仲本興喜(なかもと こうき)
生年月日: 1941年7月5日
没年月日: 2022年10月19日(81歳没)
身長: 160cm
血液型: A型
出身地: 神奈川県横浜市
最終学歴: 学習院大学政治経済学部
所属事務所: イザワオフィス(最終所属)
仲本工事は居酒屋を経営
仲本工事さんは、芸能活動を続ける傍ら、東京の目黒区緑が丘で「仲本家 JUNKAの台所」という居酒屋も経営していました。
芸能人も数多く訪れる同店。
お店の料理は三代純歌さんの手作りで時間がある時は仲本工事さんもお店で接客をしていたそうです。
店内のテレビでドリフ大爆笑を
皆んなで視聴。
仲本工事 本人も一緒にお客様と
歓談しながら観てました。 pic.twitter.com/JNnzJXXCzp— 仲本家 〜純歌の台所〜 《仲本工事・三代純歌 公式》 (@nakamotoketokyo) November 10, 2019
今日の店内では
プレミア12メキシコ戦のサムライJAPANを
お客様と仲本工事本人 一緒に応援しながら
まったりとしてます。 pic.twitter.com/QwALMUFfVA— 仲本家 〜純歌の台所〜 《仲本工事・三代純歌 公式》 (@nakamotoketokyo) November 13, 2019
日替わり料理や焼き鳥、ギョーザなどで人気を獲得した「仲本家 JUNKAの台所」。
料理やお酒だけでなく仲本工事さん目当てで足を運ぶ人も多かった事でしょう。
美味しい料理に舌鼓を打ちながら仲本工事さんと一緒に時間を過ごせる。
こんな贅沢な事はありませんよね。
焼き鳥が食べられないって本当?
以前から芸能活動を行いながらお店を経営する芸能人は多いですよね。
そしてタレントが自ら素材を厳選する事も少なくありません。
美味しいものを沢山食べてきた芸能人が厳選した素材。
その素材を使った料理が食べられるとなれば大繁盛するのも頷けます。
前述の通り仲本工事さんは焼き鳥が大人気の居酒屋を経営。
長きに渡って芸能界で活躍してきたとなれば、日本各地で美味しい物を食べてきたはず。
そのため経営する居酒屋では、選び抜いたお酒や素材が楽しめると思いきや意外な事実が。
なんと仲本工事さんは普段からお酒を飲まず、鶏肉も食べられないんだとか。
お酒を飲めないのに居酒屋を経営するなんて意外すぎますよね。
しかも大人気メニューの焼き鳥も食べられないなんて。
そのため居酒屋をやりたいと言い出したのは恐らく三代純歌さん。
そして仲本工事さんは妻の居酒屋を手伝っていただけなのでしょう。
お酒を飲めず焼き鳥も食べられないのに妻のためにがんばった仲本工事さん。
そんな優しい所も女性にモテる秘訣なのでしょうね。
今も年収が桁外れの金額だった
ザ・ドリフターズ全盛期には営業1本のギャラが1800万円だったと語った加藤茶さん。
年間に70〜80本の営業を行い、営業だけで14億円もの収入があったそうです。
そして「8時だョ!全員集合」のギャラは1本500万円と噂されています。
その他にもテレビや映画、CMなどにも多数出演していた事から年収は20〜30億円はあったのではないでしょうか。
ただ、これはあくまでも「ザ・ドリフターズ」としての収入。
しかもきっちりと5等分ではなかったそうです。
リーダーのいかりや長介さんが配分比率を決めており、自身が多く貰っていたという話も。
その一方で仲本工事さんは当時、月給制だったとも語っています。
どちらの発言が本当の事かは分かりませんがメンバー全員が億単位の年収があった事は間違いないでしょう。
そこで気になるのが仲本工事さんの晩年の年収です。
ここ数年は数本のドラマと特番に出演したのみ。
妻の三代純歌さんや加藤茶さん、高木ブーさんと結成した「こぶ茶バンド」でコンサートを行う事もあったようですが限定的なもの。
そのため多くの人が収入源は経営する居酒屋だけと思うはず。
ですが実際には、「ザ・ドリフターズ」に関するグッズや印税などが入っていたのだとか。
その額は何と1億円とも言われているようです。
そのため全盛期に比べると減ったとはいえ年収は1億円近かったもの思われます。
ザ・ドリフターズの凄さを改めて実感してしまいますね。
過去に競馬で不祥事の過去
清廉潔白である事が求められている最近の芸能界。
1つの不祥事によって芸能界での居場所を失ってしまう事も少なくありません。
ですがかつての芸能界は多少のスキャンダルは不問。
そのため不祥事や恋愛スキャンダルも少なくありませんでした。
それも含めて「タレントのキャラクター」と大目に見る風潮があったように思います。
見た目からも「いい人感」が伝わってくる仲本工事さん。
スキャンダルや不祥事とは無縁に見えますよね。
ところが1981年に競馬のノミ行為により志村けんさんと共に起訴されているんです。
ただ、掛け金が少額だった志村けんさんは起訴猶予処分。
ところが仲本工事さんは金額が大きかった事から起訴され罰金刑となりました。
この出来事は大きく報道され、仲本工事さんは1か月半に渡って活動を自粛する事に。
人気絶頂期の不祥事は仲本工事さん自身だけでなくメンバーにも多大な影響を与えた事は間違いありません。
きっとその事は仲本工事さんも感じ、自粛期間中は反省する日々を過ごしていたはず。
その後、不祥事を起こしていない事が何よりの証拠。
今であればザ・ドリフターズに戻る事は出来ていなかったかも。
当時の世論とメンバーの寛大さも分かるエピソードと言えるでしょう。
仲本工事の自宅は元々は妻の家だった
一時代を築いただけあって高級住宅街に自宅があるという仲本工事さん。
当然ながら自宅の場所は明らかにされていません。
ですが経営する居酒屋が目黒区にある事から自宅も目黒区近辺にあると思われます。
ただ、この自宅は元々は三代純歌さんの家だったそうです。
その家に仲本工事さんが転がり込む感じで一緒に暮らすようになったんだとか。
ですがお世辞にも歌手として成功していたとは言えない三代純歌さん。
自分の稼ぎだけで高級住宅街で暮らす事は難しいはず。
おそらく一緒に暮らす前提で仲本工事さんが三代純歌さんに用意した家だったのでしょう。
そうであれば三代純歌さんが高級住宅街で暮らせたこと、後に仲本工事さんも一緒に暮らすようになった事も納得がいきますよね。
なお、この自宅では仲本工事さんの前妻の連れ子、前妻との間に設けた子供も一緒に生活していたようです。
ですが子供達は既に成人しているため、独り立ちしていると思われます。
2022年に交通事故で死去
2022年は、悲しいニュースが流れた年になりました。
10月18日、道路を横断中の仲本工事さんが車にはねられ、亡くなってしまったのです。
ザ・ドリフターズの仲本工事(なかもと・こうじ、本名興喜=こうき)さんが19日午後10時22分、急性硬膜下血腫のため死去した。
車のスピードは30km程度だったようですが、転んで頭をぶつけた仲本工事さんはひどく出血。
すぐに救急搬送され手術を受けると、一時は容態が安定しましたが、結局意識が戻ることはありませんでした。
当時は数日前にも普通に仕事をしていて、高木ブーさんのインスタグラム写真に登場しています。
そんな元気な様子を見ていた関係者やファンは、突然の訃報に大きな衝撃を受けることになったのです。
横断歩道ではない場所を渡ってしまった
事故が起きたのは、横浜市西区にある信号のない十字路。
横断歩道もなく危険なため、歩行者の横断は禁止の場所でした。
しかし、仲本工事さんは、車の間を縫うようにして強引に渡ろうとしたようです。
その結果、車と衝突してしまいました。
仲本は18日午前、横浜市西区の交差点で道路を渡ろうとしたところ、乗用車にはねられた。
数十メートル先には横断歩道があり、そちらを渡れば安全な場所なのだとか。
それでも、面倒なためか何もない場所を渡ってしまう人が後を絶たず、近隣住民は心配していたようです。
仲本工事さんも「これくらいなら大丈夫」と考え、つい無理な横断をしてしまったのでしょう。
また、知人を名乗る人物は、よくない癖が影響した可能性にも言及しています。
年齢のわりに運動神経はいいはずなんです。でも、有名人だから顔を見られたくないのか、ふだんから猫背気味にうつむいて歩く癖がありました。
周囲をよく見ずに歩いたのだとすれば、危険を察知できなったのも無理はないでしょう。
癖を証言した人物が本当に実在するかどうかは不明であり、確かな情報ではありませんが、そんなこともあったのかもしれませんね。
別居中の妻に会いに行こうとしていた?
事故当時、奥さんの純歌さんは一緒に住んでおらず、2021年7月頃から横浜でカレー店を経営していました。
仲本工事さんはその方角から歩いてきて、問題の交差点を渡ろうとしたのだとか。
近くには純歌さんの住む家もあったため、奥さんに会いに行った際の事故と考える人も多いようです。
別居の理由は、不仲という噂もあります。
もし夫婦の関係が良好なままなら、事故は起こらなかったのでしょうか。
しかし、純歌さんのカレー店を間貸ししているという飲食店経営者は、普通に仲の良さそうな様子を証言しています。
常日頃から愛犬も連れてきたりと仲むつまじい様子で一緒に来店されていて、仕事の話をしているような感じで。
不仲説がデマなら、仲良しの奥さんにいつも通り会いに行く途中だったのかもしれません。
仲本工事の経歴まとめ
1970年代から1980年代にかけて日本中を笑いの渦に巻き込んだ「ザ・ドリフターズ」。
代表作の「8時だョ!全員集合」はバラエティ番組ながら平均視聴率は30%超え。
最高視聴率は驚異の50.5%とまさにお化け番組。
当時は日本中がザ・ドリフターズを中心に回っていたと言っても過言ではありません。
そのザ・ドリフターズでトレードマークの眼鏡と特技の体操で人気を博したのが仲本工事さん。
個性豊かな他のメンバーに比べると地味な印象が否めません。
ですが中学、高校と抜群の成績で学習院大学に進学した秀才。
体操でも都大会で個人総合4位という輝かしい成績を残しているんです。
さらに音楽でも素晴らしい才能を発揮し、コントやギャグを生み出す才能も抜群。
実は仲本工事さんこそがザ・ドリフターズで一番の芸達者なんです。
また、ザ・ドリフターズで随一の色男としても知られる仲本工事さん。
3度の結婚を経験し、妻である三代純歌さんは27歳も年下なんです。
決してイケメンとは言えないのに女性にモテるのは才能と内面が優れているからなのでしょうね。
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