エッセイストとしての活動を中心に、歌手や女優など幅広い表現活動を行う内田也哉子(うちだ ややこ)さん。
夫である本木雅弘さんとは、どのように出会い、結ばれたのでしょうか。
2人の結婚の経緯、馴れ初めのエピソード、結婚式の詳細を見ていきます。
内田也哉子のプロフィール
本名:内田也哉子
生年月日:1976年2月11日
身長:不明
出身地:東京都
最終学歴:ニューヨークのインターナショナルスクール
事務所:不明
内田也哉子と本木雅弘の結婚の経緯
樹木希林さんと内田裕也さんの娘として生まれ、小学生にしてニューヨーク留学を果たすなど、特殊な環境で育った也哉子さん。
それに比べると本木さんは、1965年に農家で生まれ、いたって普通の幼少期を送っています。
転機となったのは1981年、TBSドラマ『2年B組仙八先生』での芸能界デビュー。
翌年にはアイドルグループ「シブがき隊」のメンバーとなり、モックンという愛称で人気を博します。
「シブがき隊」解散後は、ストイックな役作りで俳優としての実績を積み上げ、2009年には映画『おくりびと』で日本アカデミー賞を受賞するなど実力派俳優として知られるようになりました。
そんな本木さんが也哉子さんと結婚したのは、1995年。10歳差の夫婦として話題になり、2023年現在も3児の親として順調に結婚生活を送っています。
夫の価値観を高評価
結婚後の生活では、樹木さんと本木さんの喧嘩を目撃することもあったのだとか。
樹木さんは、娘と結婚してくれた本木さんに感謝しており、同じ職業ということもあって気を遣っていたそうです。
しかし、言いたいことを黙ってのみ込めない性格だったため、思ったことはズバッと口にしていたという樹木さん。
本人は気を遣っているつもりだったのかもしれませんが、はたから見ればそうは思えない態度だったのではないでしょうか。
本木さんは黙々と受け止めていたようですが、我慢の限界に達すると爆発し、激しい口論になっていたそうです。
也哉子さんとしてはかなり印象に残る大喧嘩もあったそうなので、ちょっとやそっとの衝突ではなかったのかもしれません。
とはいえ、本木さんはやたらと感情を叩きつけるタイプではないようです。
也哉子さんから見た本木さんは、物事を俯瞰してみることができる人物。
まともな価値観も持っているため、話し合いの際は本木さんの意見に納得することが多いのだとか。
何かとつっかかっていく樹木さんも、結局は本木さんの意見を受け入れることが多かったみたいですね。
「やっぱり本木さんの考えはまともだわ。本木さんの言うことを素直に聞いてれば間違いないわ」
冷静な視点を持った人が家族の中にいると、何かもめ事が起きても頼りになるものです。
也哉子さんも、そんな安心感を抱いているのかもしれません。
夫婦生活の危機もあった？
本木さんの性格についてのエピソードからは、夫婦の仲がうまくいっていることを想像する人も多いでしょう。
しっかりした価値観を持ち、俯瞰的に物事をとらえる本木さんがパートナーなら、夫婦間の衝突はそんなに多くなさそうですよね。
ですが、実際にはかなり危機的な状況もあったことを、也哉子さんが明かしていました。
「本当にいろんな危機もあったけど…、いきなり結婚ってなっちゃったからギャップに苦しんだり…。（でも）本木さんのしぶとさ、というか、忍耐力で持ったかな」
慣れない結婚生活にストレスをためてしまったのでしょうか。
それまでの生活と違う部分が多く出てくれば、ナーバスになって落ち込むこともありますよね。
詳しくはわかりませんが、そこから夫婦の口論が始まることもあったのではないでしょうか。
相手が本木さんだったからこそ、そんな危機を乗り越えられたんですね。
内田也哉子と本木雅弘の馴れ初めエピソード
也哉子さんと本木さんの馴れ初めは、どのようなものだったのでしょうか。
出会いのきっかけは本木さんが、内田裕也さんと食事をしていたときのこと。
たまたま也哉子さんがその場にやってきたのですが、そのときはまだお互いにひかれあうことはなかったようです。
当時本木さんは25歳、也哉子さんが15歳ですから、異性として意識しなかったのは当然かもしれません。
翌年、アカデミー賞授賞式のナレーターの仕事を請け負った本木さんは、アメリカへ向かいます。
その際、通訳として同行することになったのが也哉子さんでした。
まだ10代にもかかわらず、留学経験のある也哉子さんは英語が堪能、かつ本木さんと面識もあったためか大抜擢されたのかもしれません。
これがきっかけとなり本木さんは、也哉子さんの大人びた雰囲気に惹かれていき、ついにはアプローチを始めたのです。
驚くべきことに、何と交際前の初デートの段階で、本木さんはプロポーズをします。
この大胆な行動と紳士的な雰囲気のためか、也哉子さんも本木さんに惹かれていくのですが、当時高校生の也哉子さんはまだスイス留学中でした。
そこで2人は、文通で恋を温め、也哉子さんが高校卒業した19歳のときに結婚するのです。
結婚式は明治神宮で
也哉子さんと本木さんは、明治神宮で挙式しました
当時を知る人なら、2人の美しい和装姿が印象に残っているかもしれませんが、実は本木さんの紋付は数千円の古着だったとご本人が発言しています。
その紋付を買ってくれたのは、ほかならぬ希林さん。
どんなにセレブになったとしても、質素なもので楽しく過ごせればそれで良いという希林さんのスタンスがうかがわれます。
さぞかし豪華な結婚式を挙げたのだろうと想像していましたが、ご祝儀は不要とお願いするほどの地味な挙式だったそうで、内田裕也さんの関係者からもらったお祝いはすべて希林さんが寄付に回したとのことです。
ただし着物こそ古着でしたが、本木さんが也哉子さんに送った婚約指輪は、「ややこ」との語呂合わせで88万5,000円。
本木さんのユーモアのセンスは、知性ある也哉子さんを喜ばせたことでしょう。
2020年は銀婚式を迎えましたが、独特な感性の持ち主同士、今後も仲睦まじく過ごされるに違いありません。
そしてこの夫婦のDNAを受け継ぐ3人の子供たちも、芸能や文化の領域で凡人には想像もつかない活動をしていくでしょうから、動向に目が離せませんね。
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