内田也哉子の子供は3人。息子はモデル兼俳優、娘は女優＆子育てのためイギリスへ移住

個性的な両親の元、少し普通とは異なる環境で育った内田也哉子（うちだややこ）さん。

その唯一無二で独特の空気感は生まれ育った環境によるものなのでしょう。

内田也哉子のプロフィール

本名:内田也哉子

生年月日:1976年2月11日

身長:不明

出身地:東京都

最終学歴:ニューヨークのインターナショナルスクール

事務所:不明

内田也哉子は3人の子供を出産

女優、歌手、エッセイストに翻訳家とマルチに活動する内田也哉子さん。

父はミュージシャンの内田裕也さんで母は女優の樹木希林さん。

そして夫は元アイドルで俳優の本木雅弘さん。


15歳の時に本木雅弘さんの通訳として仕事に同行。

そして17歳の時にプロポーズされ、19歳になる1995年に結婚しました。

出産後は家庭優先の暮らし

内田也哉子さんは、結婚から2年後の1997年は長男を出産、1999年には長女を出産しています。

その後は俳優として活動する夫を支えながら子育てに奮闘する日々。

誰もが羨むような才能に恵まれながらも最優先にしたのは家庭。

表舞台で活躍する機会は決して多くはありません。

そのため世間の内田也哉子さんに対する印象は「内田裕也と樹木希林の娘」、「本木雅弘の妻」というのが大多数でしょう。

ただ結婚、出産がもう少し遅ければ様々な分野でもっと高く評価されていたはず。

もしかすると両親を超えるほどの存在になっていたかもしれません。

それでも家庭を優先したのは決して穏やかとは言えない家庭に産まれ育ったからなのでしょう。

夫や子供達に自分と同じような思いをして欲しくない。

その一心で家庭を最優先にして、日々を過ごしてきたのだと思われます。

子供は2人ではなく3人

何よりも家族を大切にする内田也哉子さん。


結婚して程なく2人の子供を出産している事から子供が2人と思われがち。

ですが、本当は子供が3人。

長女を出産してから11年後となる2010年に次男を出産しているんです。

11年もの年月が開くと高齢出産と思われそうですが、次男を出産した時の年齢は34歳。

決して高齢出産とは言えない年齢ですよね。

ただ、それだけ結婚と出産が早かったという事でもあります。

きっと本木雅弘さんが日本を代表する俳優となったのは妻のため。

まだ若かった内田也哉子さんと結婚した事で活躍の場を奪った責任を感じているのでしょう。

俳優として活躍する姿を見せるのが一番の妻孝行。

そんな思いで俳優業に邁進したのだと思われます。

21歳で母親になり苦労した過去

長男が誕生したのは、内田也哉子さんが21歳の頃だったそうです。

若くして母親となったこともあり、当時はいろいろな苦労をしたらしい也哉子さん。


しかし、樹木さんからは何もアドバイスがなかったそうです。

それどころか、娘の育児を見ながら「こうやるのね」と感心していたのだとか。

そんな状態だと、何か相談しても、あまりまともな答えは期待できないでしょう。

かといって、当時の也哉子さんは本木さんの両親を頼ることもできませんでした。

離れて暮らしている両親だったため、そう簡単には助けてもらえなかったのです。

さらに、本木さん本人も仕事が忙しい時期だったため、最初の頃は也哉子さんだけが育児を担当していました。

なんでも自分だけでやる日々に、孤独を感じ悩んだという也哉子さん。

長男にはアレルギーがあったそうなので、育児はとても大変だったことが想像できます。

長男は乳製品アレルギーで、赤ちゃんの頃に全身じんましんになって救急病院に走るという経験をしてからは常に怖くて怖くて。

ですが、本木さんは少しずつ協力してくれるようになり、也哉子さんよりも母親気質なところが見えてきたのだとか。

そのため、自身は父親的な役割を担うことになったそうですが、也哉子さんとしては少し楽になれたのかもしれませんね。

子供を縛らずに育てる

2020年、『スッキリ』に出演した内田也哉子さんは、近藤春菜さんとの対談でも育児について語っています。

このときも、本木さんの母親のような細やかさを語っていました。


也哉子さんも、さまざまな試行錯誤をしながらがんばっていたそうです。

その中で気づいたことは、親がやらせたい方向を強制しないこと。

親として「こうなってほしい」という気持ちはあっても、それを押し付けてはいけないと考えたようです。

確かに、人それぞれ生まれ持った性質があるわけですから、親の考える成長と必ずしも合致するとは限りません。

例えば、予想外のことに夢中になることもあるでしょう。

そんなとき、親の考えでレールを固定するのではなく、ある程度は伸び伸びとやらせることが大切なのかもしれませんね。

息子は俳優でモデルの内田雅樂

1997年に誕生した内田也哉子さんの長男、雅樂（うた）さん。

190cmという高身長を武器に現在は「UTA」という芸名で俳優やモデルとして活躍しています。

中学生の頃、世界各国の王族や貴族の子息が通うと言われるスイスの名門校「ル・ロゼ学院」に留学。

帰国後もインターナショナルスクールに通っていたそうです。

なお、内田也哉子さんも英語がペラペラで留学経験も有り。

世界を見据えた教育を受けさせるのは樹木希林さんの教育方針なのでしょうか。

さらにUTAさんは小学5年生から始めたバスケでも才能が開花。


高校はアメリカのIMGアカデミーで大学はバスケの名門として知られるドミニカン大学。

大学生の時には日本代表チームの合宿に参加したこともあるそうです。

語学が堪能でスポーツも万能なんて羨ましい限りですよね。

そして現在はパリやミラノなどモデルとして世界を舞台に活躍。

2019年に本木雅弘さんと共演した広告も大きな話題となりました。

また、2020年にはテレビに初出演し、内田也哉子さんと共演しています。

これからテレビでUTAさんの姿を見る機会が増えていくのでしょうか。

語学堪能で抜群のスタイルから世界でも十分活躍できるはず。

そう遠くないうちにハリウッドで活躍する日が来るかもしれません。

娘・内田伽羅は女優

1999年に誕生した長女の名前は伽羅（きゃら）さん。

芸能一家に生まれ育った事から幼少期から芸能界に興味があったのでしょう。

2010年に映画「FURUSATO -宇宙からみた世界遺産-」で女優デビューを飾っています。

実はそれ以前にCDジャケットを飾っていた伽羅さん。


そのジャケットがディレクターの目に留まった事で映画への出演が決まったそうです。

2011年には祖母にあたる樹木希林さんに薦められ受けたオーディションに見事合格。

そして出演した映画「奇跡」で高崎映画祭の最優秀新人女優賞を受賞しました。

また、樹木希林さんとの共演も果たしています。

女優としての活躍が期待された伽羅さんですが小学校を卒業後はイギリスに留学。

そして高校もイギリスの高校に進学したようです。

このまま暫くは学業に専念すると思われていました。

ですが、高校在学中の2015年に再び樹木希林さん薦められてオーディションに参加。

そして2015年の映画「あん」に出演し、樹木希林さんと2度目の共演を果たしています。

祖母としてではなく女優の大先輩として、学業に専念させるのは勿体ないと思ったのでしょうか。

日本を代表する名女優が見初めた伽羅さん。

今後、女優業を再始動する日が来たら大きな話題となる事は間違いないでしょう。

子育てのためイギリスへ移住

2012年からイギリスで生活している内田也哉子さん。

イギリス行きのきっかけとなったのが長女、伽羅さんのイギリス留学でした。


通う学校は寄宿学校だったそうですが、生活のフォローをするため家族で渡英。

当初は3か月間の予定でしたが本木雅弘さんの意向もありその後もイギリスで生活する事に。

役者としての引き出しを増やすためか「今までと違う景色をみたい」という思いもあったそうです。

ですが、それ以上に大きかったのが2010年に生まれた次男、玄兎（げんと）さんの存在。

兄と弟の3人兄弟で育った本木雅弘さん。

自らの経験から兄弟のいる安心感を与えたい、という思いが強かったようです。

UTAさんと伽羅さんはさほど年齢は離れていません。

そのため家族で移住、という選択にはならなかったのでしょう。

ですが玄兎さんの場合は上の兄弟と10歳以上も年が離れています。

まだ幼い事から離れて暮らすと「兄弟」という感覚を忘れてしまっても不思議ではありません。

それはあまりにも可哀そうなこと。

間違いなく移住したのは正解だったと思います。

仕事のたびにイギリスと日本を行き来するのは大変なはず。

ですが子供の事を思うからこそ、そんな苦労も乗り越えられるのでしょう。


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