麻生太郎のファッション。スーツの着こなし、ハット・指輪・時計・ネクタイなど小物使い

御年80歳とは思えないほど精力的で、ファッションにもこだわりを持つダンディズムが若者のハートをとらえている麻生太郎(あそうたろう)さん。

体にジャストフィットしたスーツやコート、いつもきれいにプレスされたスラックスなどは、遠目にみても一分のスキもない英国風ファッションです。

ハットや指輪、時計、ネクタイといった小物使いについてもチェックしていきます。

麻生太郎のファッションが海外でも話題!

政治家でありながら、その装いがたびたびメディアで話題にのぼる麻生太郎さん。

政界で群を抜くおしゃれ番長であることは画面を通しても伝わってきます。


とりわけ注目を集めたのは2013年、G20出席のためモスクワへ旅立つ際のファッションでした。

この時は黒のファー襟のロングコートにブルーのマフラー、斜めにかぶった黒のボルサリーノというインパクトのあるスタイル。

これにはさすがに海外メディアもざわついて、アメリカのウォール・ストリート・ジャーナル紙は「ギャングスター・スタイル」「マフィアのボスたちの会議に出席?」と報じました。

政治家の中では際立ったファッションセンスを披露している麻生太郎さん。

たとえば夏場のクールビズでも、ゴルフスタイルかネクタイを外すだけになりがちな中で淡いピンクのシャツを着ていたり、素材やボタンの外し方に独自のセンスが光っていたり。

ファッション誌『GINZA』では麻生太郎特集が組まれたこともありました。

じつは麻生太郎さんにとってファッションは単なるおしゃれではなく、祖父である吉田茂さんへの憧憬の表れ。

吉田茂さんはサンフランシスコ平和条約に調印し、日米安保条約を結んだ元首相で、衆議院の「バカヤロー解散」で有名な人物です。

少年時代に格好いいと憧れた大人が「和製チャーチル」と呼ばれた祖父でした。

ハットにステッキ、そして葉巻というスタイルで知られた祖父は駐英大使を務めたこともあり、英語は堪能。

その英国紳士スタイルを受け継いだのは自然な流れだったのでしょう。

幼い頃から格好いい大人を間近で見ていれば、ファッションの感性が磨かれるのは当然です。

40歳で葉巻、50歳でハット、60歳でステッキデビューをしようと10代半ばで決めていたそうですから、さすがはファッショニスタです。

麻生太郎がスーツを着る時の裏技がすごい!

政治家やビジネスマンに時々見られるスーツの着こなし失敗例は、身丈とサイズが合っておらず、たいていは大きすぎること。

麻生太郎さんはこのような失敗には陥っていません。

それもそのはず、スーツはオーダーメイドが信条で、すべてテーラー仕立て。

50年来贔屓にしている北青山のテーラー森脇には3か月に一度の頻度で来店し、35万円ほどのスーツを2、3着仕立てるのだそう。

麻生さんのサイズや好みを熟知した職人がスーツを仕立てているわけですね。

基本はやはり英国風のトラディショナルなスタイルで、ビジネス用には紺とグレーのカラーをオーダーすることが多いようです。

上質な生地を使い、丁寧に仕立てたスーツであることはテレビ画面を通しても伝わってきますが、それ以上にご本人の着こなしのうまさも目立ちます。

スラックスのきれいなラインを保つための裏技もありました。

それはベルトを使わず、裾に重りを入れること。

こうすることでセンターラインがまっすぐに出て、後ろ姿もヒップから足のラインがきれいに見えるのだとか。

まるで女優かモデルのようなこだわりようには脱帽です。

ハット、指輪、時計、ネクタイにもこだわり全開!

スーツのみならず、小物類を含めたトータルコーディネートもスキのない麻生太郎さん。


もはやトレードマークになったハットはイタリアの老舗ブランド・ボルサリーノがお気に入り。

外遊の時によくかぶっているパナマ帽や、前述のマフィア・スタイルのハットもボルサリーノのものです。

残念ながらブランドは経営破綻し、再生の道を模索中。

麻生さんも「再建して職人芸による帽子をつくり続けてほしい」とエールを贈りました。

またネット上には、「麻生さんは左手小指にピンキーリングをしてる!」という鋭い声が続出。

ですが、リングがはっきり確認できる画像はありませんでした。

これは筆者の推測ですが、英国紳士のダンディズムが理想ということを考えると、おそらくシグネットリングではないかと思います。

台座に家紋などを彫った指輪で、貴族たちが身分を証明する証として使っていたものです。

愛用の時計はスイスのハイブランド、ブレゲのようですね。

ハイブランドの時計というと、まるでジュエリーのような派手なゴールド系を思い浮かべがちですが、麻生太郎さんが選んだのは落ち着いたブラックレザーのタイプのよう。

このほか、時計愛好家が「世界最高峰」と称賛するパテックフィリップの時計も愛用しているとの目撃情報がありました。

こちらも上品なブラックレザーだそうです。

一見シンプルですが、よく見ると惚れ惚れするほどの格の高さはさすがです。

ネットユーザーの間ではネクタイも話題になっていますね。

注目の的となったのは、2016年6月24日の記者会見で着けていたネクタイのティーカップとポットの絵柄。

ネット上には「やだオシャレ」「欲しい」「これを選んだ麻生さんがかわいい」といったコメントが多く寄せられたようです。

ネクタイひとつでこれだけ話題になる政治家もめずらしいと思いますが、それだけファンにもアンチにも注目されているということでしょう。

ファッションに対する麻生太郎さんのこだわりは一朝一夕で育まれたものではなく、若い頃から上質なものを身に着け、着こなしてきた人が持つセンスなのかもしれません。


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