麻生太郎、祖父の吉田茂、父の太賀吉も政治家。実家の豪邸&総資産が話題

代々続くエリートの家系で生まれ育った麻生太郎(あそうたろう)さん。

今の地位は生まれながらに約束されたようなものだったのかも知れません。

麻生太郎のプロフィール

生年月日: 1940年9月20日

出身地: 福岡県飯塚市

最終学歴: 学習院大学政治経済学部

所属政党: 自由民主党(宮澤派~河野グループ~麻生派)

麻生太郎の祖父は吉田茂

2020年9月16日に総理大臣を退任した安倍晋三さん。

歴代首相の中で通算在職日数と連続在職日数で最長を記録した事が大きな話題となりました。

その首相を副総裁として側で支えたのが麻生太郎さん。

副総裁だけでなく、国の財源を管理する財務大臣としても活躍。

きっと長年、首相を続けられたのも屋台骨がしっかりしていたおかげ。


もし別の議員が側近だったら在任期間はもう少し短期に終わっていたかもしれません。

麻生太郎さん自身も過去の首相経験者。

そのため、何をすれば首相のためになるか分かっていたのでしょう。

首相のような国民の代表が目立つのは当然のこと。

ですが、陰にいながらも存在感を発揮するのが本当の名政治家。

間違いなく麻生太郎さんもそんな名政治家の一人。

きっとこれからも陰になり日向になり国政に携わっていく事でしょう。

そんな政治家になれたのも日々、研鑽を積んだからに他なりません。

それに加えて生まれ育った家系も大いに関係しているように思えます。

というのも生まれ育ったのは代々続く政治家、実業家の家系。

そのため、政治家となる前に麻生セメントの社長、日本青年会議所の会頭を務めています。

この頃に人の上に立つ事の大変さや人心掌握術を学んだのでしょう。

そして政治家となってからも後に首相となる事を見込まれてか、幾つもの大臣を経験。

さらには幹事長や政調会長など自民党の要職も歴任。

こうして自民党だけでなく野党や国民にも一目置かれる政治家に。

その時々に経験した全てが麻生太郎さんの糧となっている事は間違いないでしょう。

そして母方の祖父には首相も務めた政治家の吉田茂さんがいます。

サンフランシスコ平和条約を結んだ首相として教科書でもお馴染みですよね。

落語好きだった事から麻生太郎さんを連れて演芸場に行く事もあったんだとか。

きっと政治について色々と教えてもらう事もあったのではないでしょうか。

また戦後の首相で退任後、再び首相となったのは吉田茂さんと安倍晋三さんだけ。

そのどちらとも深い繋がりのある麻生太郎さん。

単なる偶然ではなく不思議な力が働いたと思えてなりません。

父の太賀吉が政治家になったのは吉田茂のためだった

麻生太郎さんの父であり実業家、政治家として活動した太賀吉さん。

1931年に祖父が経営していた麻生商店に入社。

入社から3年後に社長になると、関連企業である麻生鉱業や麻生セメントの社長にも就任。

誰もが満足感を得るであろう大企業の社長という地位。

ですが、太賀吉さんは現状に甘んじる事はありませんでした。

その後、知見を広げるためにロンドンへ。

そこで人生の大きな転機を迎える出会いが待っていました。

ロンドンには横浜正金銀行のロンドン支店長を務めていた伯父の加納久朗さんも滞在。

その自宅を訪れた時に偶然、出会ったのが後に妻となる和子さんでした。

当時、外務省の駐英大使としてロンドンに滞在していた吉田茂さん。

加納久朗さんとの間に親交があった事から和子さんが自宅を訪れていたようです。

二人がお似合いと感じた周囲の働きかけもあり、帰国後に二人は結婚。

そして後に首相となった吉田茂さんをサポートするため太賀吉さんは国会議員に。

その後、政治資金の補助や財界との連絡役など首相の右腕として奮闘。

才覚は田中角栄さんにも見初められ、池田勇人さんを大蔵大臣にするために力を貸した事も。

ただ、どうしても政治家になりたかったわけではない太賀吉さん。

そのため、吉田内閣が総辞職したタイミングで政界から引退して再び実業家に。

実業家に戻ってからは九州電力や日本石炭協会の会長に就任。


財政界の重鎮として日本の発展に貢献し続けました。

そんな父の姿を幼少期から見てきたから麻生太郎さん。

だからこそ自身も誠心誠意、日本のために尽くす事を心に決め政治家となったのでしょうね。

麻生太郎の実家は超豪邸?

多くの有名政治家が高級住宅街と呼ばれる土地に住居を構えています。

当然ながら麻生太郎さんも例外ではありません。

自宅があるのは東京都渋谷の一等地。

土地だけで約40億円というまさに大豪邸です。

日本を代表する政治家だけに自宅前にはポリスボックスが設置されるなど厳戒態勢の警備。

実際に自宅を訪れたデモ参加者が現行犯逮捕されるという事件も起きています。

普通に考えればこんな豪邸で暮らしていたら充実した時間を送れるはず。

ですが麻生太郎さんの場合はどんな豪邸で暮らしていても心が休まる事はなさそうですよね。

きっと、それもまた自身の宿命と達観しているのかもしれません。

大物政治家にふさわしい自宅で暮らす麻生太郎さん。

ですが、生まれ育った実家はくらべものにならないほどの超豪邸なんだとか。

その敷地面積は東京ドームがすっぽり入るほど。

敷地内には自宅だけでなく経営する会社の社員寮もあったようです。

東京ドームより敷地面積が広いなんて漫画やドラマに出てくるようなお金持ちのよう。

麻生太郎さんがどれだけ恵まれた日々を過ごしていたかが良く分かりますよね。

庶民とかけ離れた価値観となってしまうのも無理はありません。


ただ、現在(2023)は誰も住んでおらず一般に開放され観光スポットに

特に秋の紅葉がとても綺麗で多くの観光客が足を運んでいるそうです。

麻生太郎の総資産が話題

1984年に中曽根康弘さんが首相だった時に始まった国会議員の資産公開。

当初は総理大臣と大臣のみでしたが、1992年からは全ての国会議員が対象に。

政治とは切っても切れない関係にあるお金。

お金のスキャンダルが原因で政治生命を絶たれてしまう議員も少なくありません。

そのため政治家の資産をオープンにする事で不正の抑止力にするという狙いもあるのでしょう。

そこで気になるのが麻生太郎さんの総資産。

代々続く政治家、実業家の家系という事でかなりの資産を持っているはず。

調べてみたところ最も直近のデータは2017年のもの。

その総資産額は5億23000万円でした。

一般のサラリーマンの生涯賃金は約2.5億円。

ですが麻生太郎さんの総資産額はその倍以上ということに。

5億2300万円の内訳は殆どが不動産。

東京都渋谷区の自宅だけでなく、福岡と軽井沢にも不動産を持っている事からこれだけの資産額となっているようです。

ただ麻生太郎さんの家系を考えると総資産が約5億円というのは少なく感じますよね。

実は公開される資産は土地や建物、車、有価証券など限定的なもの。

当座預金と普通預金は公開の対象外となっているんだとか。

また、建物や車は政治団体の物とする事で政治家個人の資産にはならないという抜け道も。


政治家となった人達がこの抜け穴を知らないわけがありません。

実際に2018年4月には資産がゼロだった衆議院議員が70人もいたようです。

麻生太郎さんもこのような方法で実際の総資産額よりも少ない額を公開しているように思えます。

本当は数十億の総資産があるのでは、と思えてなりません。

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