政界の重鎮でありながら現役で大臣を務める麻生太郎(あそうたろう)さん。
度重なる失言さえなければ後世に語り継がれる名政治家となっていた事は間違いないでしょう。
麻生太郎のプロフィール
生年月日: 1940年9月20日
出身地: 福岡県飯塚市
最終学歴: 学習院大学政治経済学部
所属政党: 自由民主党(宮澤派~河野グループ~麻生派)
麻生太郎のエリート過ぎる家系図とは
総理大臣を始め財務大臣や総務大臣、外務大臣などの要職を歴任する麻生太郎さん。
その圧倒的な存在感から「自民党の顔」と言える一人。
また、マンガ好きという事から政治に関心を持たない若者から絶大な人気を獲得。
羽田空港で「ローゼンメイデン」を読んでいたという嘘の情報が広まった事から「ローゼン麻生」と呼ばれた事も。
以前から日本の漫画やアニメが世界に広まる事が地位の向上に寄与するという持論も展開。
政治家に限らず年を重ねる事で新しい物事を受け入れられない人は少なくありません。
そんな中で若者文化を世界に広めようと考える麻生太郎さん。
国政のトップに立ちながらこんな柔軟な考えが出来るなんて、本当に貴重な政治家ですよね。
数々の要職に就くのも納得してしまいます。
ただ、その一方で麻生太郎さんと言えば数々の失言も有名。
首相となった時には数々の失言が支持率を急落させることに。
その結果、選挙で大敗し野党に転落する事となってしまいました。
「口は禍の元」とはまさにこの事。
当時は自民党を野党に転落させる責任を痛感した事でしょう。
普通ならばこれを機に反省して大人しくなるはず。
ですが、今も麻生太郎さんの失言が収まる事はありません。
ここまで来ると、そもそもの考え方が庶民とは異なっているとしか思えません。
実はこの考えはあながち間違えではないと言えるんです。
その証拠と言えるのが麻生太郎さんの家系図。
父の麻生太賀吉さんは実業家であり政治家で母は元首相、吉田茂さんの娘。
父方の祖父も実業家で、祖母は子爵の家系。
曾祖父にも政治家や実業家がずらりと並んでいます。
そして弟は会社社長で妹は皇族や子爵、外務省幹部の妻に。
さらに麻生太郎さんの妻は元首相である鈴木善幸さんの娘。
息子は会社の取締役で娘は東京大学を卒業した後、フランス水道会社の幹部と結婚したと噂になっています。
もはや上級国民の縮図と言っても過言ではない家系図。
エリートとはこういう家系に生まれ育った人の事を指すのでしょうね。
こんなに凄い家系に生まれ育ったため、麻生太郎さんは庶民とかけ離れた考えをしてしまうのかもしれません。
おそらく幼少期から「特別な存在」として育てられてきたのでしょう。
麻生太郎の先祖は大久保利通
近しい親族だけでも凄すぎる家系図だった麻生太郎さん。
ですが、もう少し遡ると驚くべき人の名前が出てくるんです。
その人とは初代内務卿を務めるなど明示を代表する偉人の大久保利通さん。
教科書に出てくるような人が先祖なんて凄すぎますよね。
麻生太郎さんの母方の祖母が大久保利通さんの息子の子供。
つまり二人は高祖父と玄孫という関係。
小学校の授業で大久保利通さんが出てくると「僕の先祖だ」と自慢していたかもしれませんね。
こうしてみると麻生太郎さんの政治手腕は代々受け継がれてきたものである事が分かります。
今も政界に根強く残る世襲制度。
親が優秀だからと言って、必ずしも子供も優秀とは限りません。
そのため、時に無能な政治家を生む原因となり批判を受ける事も少なくありません。
ですが代々、英知を受け継いだ人であれば話は別。
優れた人材が政治家になる事は国益に直結すると言えるでしょう。
麻生太郎さんが政治家として活躍する事で世襲制度を肯定的に捉えるようになった人もきっと多いはず。
他の世襲政治家にも同じような活躍を期待せずにはいられません。
麻生太郎と橋本龍太郎は親戚関係
14期に渡って衆議院議員を務め、1996年には総理大臣となった橋本龍太郎さん。
昭和2桁生まれで入閣を果たした初の政治家。
トレードマークはオールバックの髪型で1990年にはベストドレッサー賞を受賞。
端正な顔立ちもあり、それまでの政治家のイメージを大きく変える新世代の政治家として人気を博しました。
そんな橋本龍太郎さんが首相を務めていた時に計座企画庁長官として初入閣を果たした麻生太郎さん。
これが政界での出世街道の「始めの一歩」となった事は間違いないでしょう。
その後、2001年の自民党総裁選では鎬を削った二人。
実は二人は親戚関係にあったんです。
麻生太郎さんの祖母、夏子さんの兄が子爵の加納久朗さん。
その孫が橋本龍太郎さんの妻。
二人の間に血の繋がりはありませんが、親戚である事は間違いありませんよね。
二人の関係性が分かると橋本龍太郎さんは麻生太郎さんを出世街道に乗せるために入閣させたのでは、と邪推してしまいます。
ただ、どんな理由であろうとも結果を残せば何も問題はありません。
入閣は温情だったとしても首相まで上り詰めたのは自らの実力。
麻生太郎さんは卓越した政治手腕でこれからも国政の中心に位置し続ける事でしょう。
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