遠藤実の娘・遠藤由美子の現在(2024)。養女だった娘。家族まとめ&弟子も大ヒット

5,000曲以上の歌を作曲し、昭和歌謡界の重鎮として活躍した遠藤実(えんどう みのる)さん。

『高校三年生』や『こまっちゃうナ』など、手掛けた大ヒット曲は数知れず。

多くの名曲を生み出し、弟子たちにも慕われた、大御所作曲家でした。

今回は遠藤さんについて、娘の遠藤由美子さんの現在に迫ります。

また由美子さんが養女だったという情報、家族と弟子についても確認します。

遠藤実のプロフィール

本名:遠藤実

生年月日:1932年7月6日

死没:2008年12月6日

身長:不明

出身地:東京都、新潟県

最終学歴:高等小学校

遠藤実の娘・遠藤由美子の現在(2024)

由美子さんは2024年現在、新潟県にある「遠藤実記念館 実唱館(じっしょうかん)」の理事・館長です。

遠藤さんの故郷である新潟県に、その足跡を残すため作られた音楽館として親しまれています。


歌に捧げた生涯の年譜、功績がうかがえる資料、展示品、映像を鑑賞でき、カラオケ喫茶で歌うことも可能です。

緊急事態宣言が出された2021年1月15日~2月7日は休館、さらにカラオケ喫茶の営業が当面停止になったこともありました。

それでも由美子さんは父の足跡を残し、功績を伝えるため、日夜仕事に励んだようです。

由美子さんは、新潟県湯沢町で毎年開かれている「ミス駒子コンテスト」でグランプリに選ばれたこともあります。

川端康成の『雪国』のヒロインにちなんだミスコンで、優勝者は湯沢町の観光PRを担います。

由美子さんも「ミス駒子」として1年間、新潟県のPRを務め、広報のスキルを身に付けたのでしょう。

実唱館の館長としても、当時磨いた広報・宣伝力は役立っているかもしれませんね。

ちなみに元歌手の遠藤由美子さんとは、同姓同名の別人。

元歌手の遠藤さんは「なるほど!ザ・ワールド」のエンディング曲『もしもタヌキが世界にいたら』で有名です。

彼女を遠藤実さんの娘だと勘違いした人もいるかもしれません。

実際、グーグルで「遠藤実 娘」と検索すると、元歌手の遠藤由美子さんが子女として表示されます。

しかし両者はまったく関係がありませんので、勘違いしてSNSへ投稿しないよう、注意した方がよさそうですね。

さまざまなイベントで活躍中

2024年現在も、変わらず「実唱館」の館長を務めている由美子さん。


イベントで最近の姿を見たという人も多いかもしれません。

前述のカラオケ喫茶で定期的に開催されている「みのるん杯王座決定戦」は、近年も継続中。

年間王者には、由美子さんが直接、表彰状を授与しているそうです。

由美子さんもびっくりするほど上手な人がいるようなので、会場はとても盛り上がったことでしょう。

由美子館長、表彰の準備の間、少しお話させて頂いたのですが、決定戦に相応しい、レベルの高い戦いに驚いたことや、選曲に縛りが無かったことで、遠藤実を知らない世代の方にもご参加頂けたことも喜ばれておりました

遠藤さんに特別詳しくない人でも、気軽に参加できるイベントなんですね。

「みのるん杯」となると、遠藤さんの曲に精通しているファンでなければ参加できないようなイメージですが、実際はもっとハードルが低いわけです。

歌に自信がある人なら、挑戦してみるのもいいかもしれません。

他には、「メモリアルカラオケ大会」も話題です。

4月から月2回、定員30名の予選会が計10回開催され、各回上位3名が選ばれ、計30名の方が10月24日のまじかるクラウン決勝大会まじかるクラウンの出場権を獲得されるとゆう内容で、大勢の皆様からご予約エントリー頂いております。

こちらでは館長として最初の挨拶を担当している由美子さん。

いつもイベントに参加している人にとって、由美子さんの登場はお馴染みとなっているのかもしれません。

今後も楽しいイベントを企画し、ファンを楽しませてほしいものですね。

小説家デビューはしておらず訃報もない

由美子さんに近況については、「本を出していた」と思う人もいるかもしれません。

2023年、遠藤由実子さんの新刊が書店に並んだことは確かです。

しかし、著者の名前をよく見ると、字が違っています。


実唱館館長は由美子さんですが、小説を発表しているのは「由実子」さん。

よく似た名前なので間違えてしまいそうですが、2人は別人ということです。

由美子さんが小説家デビューした事実はないので、勘違いしないよう注意したいですね。

また、チョークアート作家である遠藤由美子さんの情報にも気をつけた方がよさそうです。

こちらは歌手の遠藤さんと同じで、漢字も読みも一緒。

2022年に亡くなった作家さんなので、混同した場合、「実唱館館長が亡くなっていた」と驚くことになるでしょう。

訃報が流れた際は、「まさか」と思った人も実際にいたのではないでしょうか。

ですが、館長の由美子さんは間違いなく存命。

前述のとおり、2024年現在もイベントに登場しています。

ネット上で亡くなった噂を見かけたら、チョークアートの話が出ていないか、よく確かめる必要がありそうです。

遠藤由美子は養女だった

ところで由美子さんが、遠藤さんの養女という情報がありました。

これは正しい情報で、実際の娘ではないということです。

遠藤さんと妻の節子さんは、実の子供に恵まれなかったため、養女を迎えたのでしょう。

遠藤夫婦はおしどり夫婦だったそうです。

若い頃は貧しく、苦労もしたようですが、支え合って暮らしていました。

遠藤さんは妻から贈られたギターを大切に使い、『妻に捧げる歌』という曲も作っています。

しかし1993年、節子さんは肝臓がんにより、64歳の若さで死去。

残された遠藤さんは悲しみに暮れたことでしょう。

だからこそ晩年の彼にとって、養女由美子さんの存在は、何より大切だったに違いありませんね。

家族は兄弟と両親&弟子もヒットして人気歌手

最後に遠藤さんの家族、弟子をご紹介します。

3人兄弟の次男に生まれた遠藤さん。

父は新潟刑務所の看守や廃品業者など、職を転々として、貧しい生活だったそうです。

進学を諦めた遠藤さんは、14歳にして紡績工場で働き始めます。

この時期、ラジオで聴いた歌が救いだったという遠藤さん。


17歳で歌手の道へ進むため、家族に無断で上京しました。

そして飲み屋街で、ギター片手に流しを始めます。

行きつけの食堂に勤務していた節子さんと結婚後、レコード会社へ行き、オーディションを受け続けました。

しかし不合格が続き、歌手から作曲家へ目標を変え、『お月さん今晩は』で注目されるのです。

島倉千代子さんの『からたち日記』、舟木一夫さんの『高校三年生』など次々とヒットを飛ばし、売れっ子作曲家になりました。

弟子には、『音羽しのぶ』を手掛けた作曲家の冬樹かずみさん、演歌歌手の千昌夫さんがいます。

千さんは、1965年に弟子入りし、同年に遠藤さん作曲の『君が好き』でデビューを果たしました。

以降、2人がタッグを組んだ多くの曲は大ヒットを記録します。

とくに1977年の『北国の春』は、日本レコード大賞ロングセラー賞を受賞しており、今でも歌い継がれていますね。

貧しい境遇で、さまざまな苦労を経験した遠藤さん。


だからこそ、かつての自分と同じく音楽の道を志す後進を、親身に育てたのかもしれません。

郷愁と哀切を感じさせる遠藤メロディーは、時代を超えて、人々の希望となり続けるでしょう。

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