三國連太郎の死因は?石田えりの降板、西田敏行との釣りバカ。沼津自宅での葬儀

「釣りバカ日誌」シリーズの「スーさん」として親しまれた三國連太郎(みくに れんたろう)さん。

2013年に亡くなりましたが、死因は何だったのでしょう。

また石田えりさん、西田敏行さんとの「釣りバカ」に関するエピソード、沼津の自宅での葬儀についてもご紹介します。

三國連太郎のプロフィール


愛称:連ちゃん

本名:佐藤政雄

生年月日:1923年1月20日

死没:2013年4月14日

身長:178cm

出身地:群馬県、静岡県

最終学歴:旧制豆陽中学(現在の静岡県立下田高等学校)中退

三國連太郎の死因は?

2013年4月14日、三國さんは急性呼吸不全により90歳で亡くなりました。

息を引き取ったのは、東京都稲城市にある病院だったそうです。

かつて糖尿病で入院した経験があるものの、がんのような大病に苦しんだ末に亡くなったわけではありませんでした。

急性呼吸不全は肺炎や心不全などと併発しやすく、高齢者に多い病気です。

3日前まで普通に食事していたそうですが、前日と当日に嘔吐、病院へ搬送されて亡くなったとのこと。

ほとんど老衰に近い最期だったのでしょう。

「戒名は不要。三國連太郎のまま逝く」と話していた三國さん。

遺志に従って、戒名はなく、位牌には「三國連太郎之霊位」と記されました。

しかし遺骨を巡ってトラブルがあったとのこと。

3番目の妻との息子である、俳優の佐藤浩市さんと、三國さんの最後の妻だった友子さんの希望が食い違ったそうです。

佐藤さんは父の遺骨を、自身が決めた墓へ納骨したがりました。

しかし友子さんは、亡夫の遺言通り、散骨を希望。

結局友子さんが譲歩したため、佐藤さんが墓守として、父の遺骨を佐藤家代々の墓へ納めることに決めたようです。

結果、後妻である友子さんは、亡夫と同じ墓に入れる可能性が低くなってしまいました。

しかし彼女としては、愛する人の息子とその母親に対する思いやりから、涙を飲んだのでしょう。

4度の結婚歴がある三國さん。

彼の奔放さが仇となって、最後に尽くした妻を悲しませる結果になってしまったのかもしれません。

石田えりの降板

三國さんは代表作「釣りバカ日誌」シリーズで、女優の石田えりさんと共演していました。

彼女がシリーズに出演していたのは、1988年から1994年までの期間です。

西田敏行さん演じる主人公「ハマちゃん」の愛妻、みち子役でした。

みち子のチャーミングな笑顔はファンの心をつかみます。

ではなぜ、2009年まで20作続いた同シリーズを、94年の8作目までで降板したのでしょう。

降板は、スーさん役の三國さんが原因とされています。

肉感的でかわいらしい石田さんに魅了された三國さん。

彼は猛アタックを開始しますが、スルーされてしまったそうです。

立腹した三國さんは、製作側に圧力を加え、彼女を降板に追い込んだといいます。

結果的にみち子役は、浅田美代子さんに変更となりました。


石田さんは数多くの男性に言い寄られた経験がありますが、サバサバとした性格のため、基本的には相手にしなかったようです。

魅力的過ぎたために降板を余儀なくされたというのも、非情な話といえますね。

西田敏行がスーさん役に三國を指名

22年間続いた「釣りバカ」シリーズで、主役コンビを務めた三國さんと西田敏行さん。

スーさん役に三國さんを指名したのは、他ならぬ西田さんだったそうです。

オファーしておきながら、最初は「怖い人」というイメージを抱いていたそうで、初めて会った日は緊張したとのこと。

しかしコンビを組んだ2人は、息の合った名演を、数多く残してくれました。

ただ三國さんは西田さんに対して、「撮影でお互いが馴れ合わないよう、普段は会わないでおこうね」と注文。

実際に2人はプライベートで一切交流していなかったそうです。

劇中だけの付き合いとは思えないほど、2人は仲良しに見えたため、意外なエピソードですね。

三國さんが亡くなった際、西田さんは「私のスーさんが逝きました」とコメント。

仕事だけの付き合いとはいえ、西田さんは三國さんのことを心から尊敬し、常に意識していたのでしょう。

沼津自宅での葬儀

三國さんは晩年、静岡県沼津市の自宅で暮らしていました。

自宅は駿河湾をのぞめる高台にあります。

自然豊かで、静かな土地だったため、気に入っていたそうです。

自宅は妻の父親の別荘だったそうで、買い取ったのち、東京と静岡を行き来していました。

「毎日、富士山を眺められる最高の場所」と語り、庭いじりを楽しんでいたとのこと。

理想的な終の棲家だったのでしょう。

亡くなった際は遺言に従い、関係者のみで自宅での密葬を行いました。


最期の瞬間も病院ではなく、沼津の自宅で迎えたかったことでしょう。

長年、スーさんとして愛された三國さん。

女性トラブルさえも、今では「ご愛嬌」となっているのかもしれませんね。

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コメント

  1. 西田敏行と合わなかったから降板したと聞いたけどな…