君島十和子の娘・蘭世惠翔はエリザベート出演。宝塚受験時のバレエ教室と学校は?

モデル・女優を経て、経営者・君島誉幸(きみじま たかゆき)さんとの結婚後は、実業界で活躍する君島十和子(きみじまとわこ)さん。

今回は彼女の美貌を受け継いだ娘で、宝塚在団中の蘭世惠翔(らんぜ けいと)さんについて見ていきましょう。

経歴を確認し、エリザベート出演時の役柄、宝塚受験の際に通っていたバレエ教室と学校の情報に迫ります。

君島十和子のプロフィール

本名:吉川十和子

生年月日:1966年5月30日

身長:167cm

出身地:東京都

最終学歴:日本女子大学附属高等学校

君島十和子の娘は宝塚娘役の蘭世惠翔

君島十和子さんは昔から宝塚の大ファンだったそうです。

だからこそ、「何としても、娘を宝塚へ入団させたい」と強く願っていたのでしょう。

君島さんの娘、蘭世さんは1997年4月27日生まれで、2023年現在は26歳のタカラジェンヌです。

本名は憂樹さんといい、芸名「蘭世惠翔」は親子で一緒に、運気の良い画数や愛着のある漢字を選びながら考えました。

幼少期からバレエに通い、宝塚入団を目指して努力を続けていたそうです。


2014年3月、蘭世さんは努力の成果を存分に発揮し、倍率26.6倍の難関を突破して宝塚音楽学校に合格。

前年に1度落選しているため、2度目に合格できたときは、嬉し涙を流して喜びをかみしめました。

宝塚ファンの君島さんも、娘の合格を我がことのように喜んだに違いありませんね。

蘭世さんは音楽学校卒業後の2016年3月、宝塚歌劇団へ102期生として入団しました。

星組公演『こうもり/THE ENTERTANER!』で男役として初舞台を踏んだ際は、伝統あるラインダンスを同期たちと披露しています。

入団当初は167.5cmの高身長ということもあり男役に選ばれましたが、2019年に娘役へ転向。

大方の場合、男役と女役の選別は、身長で決まるそうです。

高身長の蘭世さんが女役になった理由は、声質がソプラノだったことと、可憐な印象によって周囲にすすめられたためでしょう。

2023年現在は月組に所属し、日々の稽古をこなしています。

今後の活躍がますます期待できる、フレッシュな娘役といえますね。

蘭世惠翔はエリザベートで少年ルドルフ役

2018年に蘭世さんは、愛希れいかさんの退団公演『エリザベート』で、少年ルドルフ役に選ばれました。

少年ルドルフは、ヒロインの息子という重要なキャラクターです。

入団3年目の下級生にして、重要ポジションを獲得したことからも、実力あるタカラジェンヌであることがうかがえますね。

美しいソプラノを見事に響かせながら、かわいらしさにも溢れた少年ルドルフに魅了された人は多いでしょう。

蘭世さん自身も、お気に入りの役として少年ルドルフを挙げています。

その後、新人公演の『エリザベート』では、女役としてマダム・ヴォルフに抜擢されました。

蘭世さんは以前の少年役とは打って変わり、妖艶な娼婦役を見事に演じ切ります。

彼女にとって初めて演じるタイプのキャラクターだったマダム・ヴォルフ。

女役での刺激的な経験は、娘役転向のきっかけになったのかもしれませんね。

蘭世惠翔、宝塚受験時のバレエ教室は松山バレエ団

蘭世さんが、宝塚受験に備えて通っていたバレエ教室はどこなのでしょうか。

調べたところ、彼女は4歳の頃から「松山バレエ団」に通っていたそうです。

松山バレエ団は、日本バレエ界の草分け的存在だった松山樹子さんが創立した名門です。

2023年現在は、彼女の弟子で世界的プリマの森下洋子さんが理事を務め、子供と大人向けのバレエ教室を運営しています。

蘭世さんは名門バレエ団の子供向け教室で、宝塚受験に必要なスキルを身につけたのです。

今もバレエ団では、バレリーナやタカラジェンヌを目指す子供たちが、日々研鑽を積んでいるのでしょう。

蘭世惠翔の学校は日本女子大学附属高校

蘭世さんは宝塚音楽学校へ入学前、かつて母も通った日本女子大学附属高校に在学していました。

日本女子大学附属の幼稚園から、エスカレーター式で高校まで進学。

1年生まで修了したタイミングで退学し、宝塚音楽学校へ入学しました。

同校は医者の娘をはじめ、比較的裕福な家庭の少女たちが通うお嬢様校です。

蘭世さんも、両親がいずれも実業家のため、非常に裕福な家庭で育ちました。

お嬢様校に通いながら、バレエの稽古にも明け暮れ、金銭的には不自由していなかったはず。

だからこそ何としても宝塚に合格し、タカラジェンヌとなって、両親に恩返ししたいと考えていたのでしょう。

宝塚音楽学校では文化祭の舞台で主役を演じ、卒業時には演劇部門の優秀賞を受賞しました。


受験時だけでなく、在学中も努力を重ね続け、着実に人気を獲得してきた蘭世さん。

トップスターとなった娘の姿を、両親が誇らしげに眺める日は、近いかもしれませんね。

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