倉田まり子(くらたまりこ)の名義で、主に歌手として1980年代を中心に活躍していた坪田まり子(つぼたまりこ)さん。
スキャンダルに巻き込まれて芸能界を引退した後は、ビジネス界で華やかに活躍していることがわかりました。
今回は、坪田まり子さんのキャリアについて見ていきましょう。
坪田まり子のプロフィール
旧芸名:倉田まり子(くらたまりこ)
本名:坪田真理子(つぼたまりこ)
生年月日:1960年(昭和35年)11月20日
出身地:長崎県諫早市
最終学歴:日出学園高等学校卒業
坪田まり子の評判
坪田まり子さんは、倉田まり子という名前で1978年から芸能活動を始めました。
可愛らしいルックスと抜群の歌唱力で、1979年の音楽新人賞を数多く受賞。
同期に竹内まりやさんや杏里さんもおり、黄金世代にデビューしていたのですね。
また、あだち充(あだちみつる)原作のアニメ「ナイン」の主題歌を歌うだけでなく声優としても活躍しました。
テレビドラマにも出演するなど、芸能活動は順調満帆かと思われていたのです。
ところが、1985年に中江茂樹(なかえしげき)さんが関わった「投資ジャーナル事件」に巻き込まれたころから暗雲が立ち込めます。
絶対儲かると顧客を騙して、7000人以上の人から580億円をもぎ取った事件でした。
この事件に坪田まり子さんが巻き込まれた理由は、中江茂樹さんと親しそうに映る一枚の写真の存在。
テレビの懐かし番組で倉田まり子が出てくるたびに「投資ジャーナル!」って思うクセは本当によくない… pic.twitter.com/P4CkCeDuWy
— 黒太くん@舞台「擾乱」11/6昼、11/7夜 (@BlackSun_11) July 28, 2020
さらに当時7000万円する家を坪田さんが購入しており、中江さんの愛人なのではと噂されてしまったのです。
後にこの噂はデマだったことが明らかになりますが、マスコミに書き立てられて坪田まり子さんは芸能界の居場所を失いました。
芸能界を引退してから約10年経った1996年に、1歳年上の会社員男性と結婚。
1997年に生まれた長女は、2023年には26歳になっています。
坪田まり子さんは夫とはすでに離婚しており、独身でバリバリ働いているとのこと。
坪田まり子は現在東京学芸大学の特命教授
芸能界を引退した坪田まり子さんは、国際法律事務所の秘書として働き始めます。
それから大手資格予備校LEC(レック)で講師を務めたり、会社の執行役員になったりとビジネスでキャリアをどんどん積んでいきました。
2003年には独立して、キャリアカウンセラーとして起業。
有限会社コーディアルの代表取締役になっています。
実績をどんどん上げていき、坪田まり子さんの評判は非常に良いようです。
1985年にマスコミに濡れ衣を着せられて、芸能界を引退した坪田まり子さん。
そこからまた第2の人生を着実に歩み、大成功を収めている姿は立派ですよね。
普通だったら精神的に追い込まれて、ひっそりと隠れて生きて行くことを選択しそうです。
大学生協が発行している季刊「読書のいずみ」の最新号に、坪田まり子さんのエッセー。現在は東京学芸大学の特命教授など、いろいろ教育とも関わっているようだ。坪田まり子さんがかつてどんな仕事をしていたか、今の大学生は知らないだろうなあ。ここに至るまで、相当な苦労があったのだろうなあ。 pic.twitter.com/ZfB0jA5Hmv
— アラジン (@aladdin7400) April 10, 2021
社会的に評価された坪田まり子さんは、東京学芸大学特命教授をはじめ、亜細亜大学や立正大学でも非常勤講師として大活躍。
2008年に東京学芸大学の特命准教授になり、7年後の2015年に教授に。
公務員や企業で働きたい学生向けに、キャリアの支援を行っているといいます。
2020年から新型コロナウイルスの蔓延で、大学の授業はオンラインが急増。
坪田まり子さんも、Zoom(ズーム)やTeams(チームズ)を使って授業をしているそうです。
基本的に、受講する学生は画面も声もオフにするとのこと。
しかし坪田まり子さんは授業の初めと終わりだけは、学生に画面と声をオンにしてもらうようにしているそうです。
それは授業を別の場所で受けているので孤独になりがちなところを、オンにすることで共有しあえるからなのだと言います。
このように人と人とのつながりを大事にすることも学生にきちんと教えるって重要ですよね。
学生にもパワーを与えてやる気を引き出す、素晴らしい先生のようですよ。
坪田まり子さんは、毎年多くの就活生を希望する職種での内定に導いているそうです。
坪田まり子の講演
坪田まり子さんはプロフェッショナル・キャリアカウンセラーとして、講演や研修活動を盛んに行っています。
それも小学生から大人まで、幅広い年齢層に個別に対応しているようです。
学生向けには、コミュニケーション能力向上やビジネスマナーなどを行なっています。
社会人向けにも学生向けと同じようなテーマの他に、営業力向上研修なども手がけているのです。
さらに、秘書実務や秘書検定試験対策などの講座も指導。
講演活動だけでなく、執筆活動も行なっている坪田まり子さん。
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「就活必修! 1週間でできる自己分析」や「坪田まり子の仕業のためのセミナー講師養成講座」など、多数の書籍を出版しています。
坪田まり子の学歴
講演会にも引っ張りだこで、大学教授をしたり執筆活動も忙しい坪田まり子さん。
学歴はさぞ華やかなものなのだと推測する人は多いでしょう。
ところが意外な学歴が判明します。
坪田まり子さんの最終学歴は、高卒。
それも偏差値45の日出女子学園高等学校を卒業しただけなのです。
芸能界で活動していたこともあり、大学に通う時間もなかったことでしょう。
それにしても、学歴が無いのに大学で教鞭を取れるのかと不思議に感じますよね。
ただ、坪田まり子さんのこれまでのビジネスキャリアは相当なものです。
学歴よりもしっかり身についた指導力と経歴で、「坪田まり子さんそのもの」が高評価されていることがわかりますね。
「超一流大学を卒業した」という事実は、その人が学問的に優秀であることを表明する簡単なツールです。
しかし、それだけでは実績は付いて来ません。
いかに坪田まり子さんが努力してその地位を不動のものにしたのかが、わかります。
2023年に63歳になりますが、まだまだ現役で多くの学生や社会人に指導していくことでしょう。
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