王貞治は圧縮バットを使用?日本刀や合気道で投手を圧倒!飛距離はどれくらい?

王 貞治(おう さだはる)さんはホームランが代名詞と言っても過言ではない存在ですが、現役時代は今の時代では考えられないような練習やバットを使用していたそうです。

今回は王さんの圧縮バットや武道、ホームランの飛距離についてリサーチしていきましょう。

王貞治のプロフィール

本名:王 貞治 (おう さだはる)

出身地:東京府東京市本所区 (現・東京都墨田区)

生年月日:1940年5月20日

投球・打席:左投左打

ポジション:一塁手

所属球団(選手歴):読売ジャイアンツ (1959~1980)

王貞治は多くのホームランを圧縮バットで記録

非常に真面目で清廉潔白なイメージが強い王貞治さんですが、現役時代に圧縮バットを使用していたという噂が根強くあるそうです。

この圧縮バットとは「ヤチダモ」という木を原料にしたもので、主に使用されていた「アオダモ」に比べて軽く、耐久性が弱く表面が剥がれやすいという特徴がありました。

材質の弱さを補うためにメーカーの技術者たちは試行錯誤を繰り返し、1950年代にバットの表面を樹脂で固めて強度を向上させた”軽くて反発力が高い圧縮バット”が誕生。

ちなみに、王さんが読売ジャイアンツに入団したのは1959年のことなので、時系列から見てもプロ野球に入る前から幅広く使用されていたバットということが分かります。


念のために記しておきますが、当時の規定だと圧縮バットは禁止されていません。

王さんが初めて圧縮バットを使用したのは1962年と言われており、奇しくもこの年に38本塁打を記録して人生初となる本塁打王のタイトルを獲得したことで妙な噂が流れました。

もっとも、圧縮バットは劇的に飛距離を伸ばすほどの効果は無いとされていますが、前年の13本から3倍の38本に本塁打が増えたので何らかの影響があったと考えるのが妥当でしょう。

ただ、年間55本塁打を記録した年は圧縮バットを使っていないとの情報もあることから、その時々の体調や感覚、バッティングスタイルによって選んでいたのかもしれません。

結果的に王さんが引退した翌年から圧縮バットが正式に禁止となってしまい、この奇妙な一致によって打撃成績や数々の偉業に疑惑を持たれたのは少し気の毒と言えますね。

王貞治は日本刀や合気道で威圧感を増した

ここでは王貞治さんが取り組んだ日本刀や合気道を使った練習について見ていきましょう。

今の時代から見ると嘘のような話ですが、王さんはバッティング練習の一環として合気道といった武道、そして本物の日本刀(真剣)を使って練習をしています。

この危険極まりない練習方法は王さんが自発的に考え出したものではなく、当時の読売ジャイアンツで打撃コーチをしていた荒川博さんによる独特の教えでした。

荒川さんの特訓は厳しさから「荒川道場」として恐れられましたが、王さんや土井正三さん、黒江透修さんらを一流の野球選手に育て上げた名伯楽でもあります。


日本刀を使った練習は肉体面だけでなく精神的な「間」を読む力を磨くもので、王さんの教え子でもある駒田徳広さんが動画で詳しく説明しているので是非ご覧ください。

王さんは荒川道場で鍛えられたことで一本足打法を身につけただけでなく、マウンドの投手を威圧するような「オーラ」を放っていたと大野豊さんがコメントをしています。

その点からすると、プロの世界は打席に立つ前から勝負が始まっていると言えるでしょう。

また、精神力を磨くことで大一番でも気負うこと無く実力を発揮することができるそうですが、どれだけ練習をしても長嶋茂雄さんの勝負強さには及ばなかったそうです。

王貞治の飛距離は松井秀喜より短かった

本塁打は本数だけでなく飛んだ距離もニュースで大きく報じられますが、世界のホームランこと王貞治さんの飛距離は想像しているよりも短いそうです。

王さんのホームランを見ても”特大”よりもフェンス際の”山なり弾道”が多くを占めていました。

当時は公式な飛距離を計測することが少なかったそうですが、その後の検証によると王さんのホームランは99m以下が102本(11.8%)、100~109mが289本(33.3%)と約半分を占めます。

また、130m以上は49本(5.6%)なのでイメージよりも飛距離が短いと感じる方も多いでしょう。

一方で同じ国民栄誉賞を受賞した読売ジャイアンツ後輩・松井秀喜さんは豪快な打撃で知られており、ホームランもライナー性の強い打球が多く抜群の飛距離を誇っています。

松井さんは99m以下が4本(1.2%)と少なく、130m以上は119本(35.8%)と数字の面でも圧倒。

昔の球場は小さいので99m以下でもホームランになることから、王さんたち往年の打者はスタンドまでの距離を測って必要以上に力まなかったのかもしれません。

もちろん、王さんの推定飛距離を2022年現在の球場サイズに当てはめればホームラン数は200本以上減りますが、単純に数字だけで決め付けることは難しいでしょう。


ホームランはバットやボールといった道具の良し悪し、そして対戦する投手のレベルによって左右されるものなので後世の私たちが論ずることは適切ではありません。

その時々の成績こそが全てであり、時代の流れまで加味することは無粋かもしれませんね。

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