川口浩の死因。子供の現在(2023)&妻は野添ひとみ。兄弟4人が全員芸能人だった

数々の映画や「川口浩探検隊」などに出演して「昭和のスター」だった川口浩(かわぐちひろし)さんについて見ていきましょう。

51歳という若さで亡くなりましたが、死因は何だったのでしょうか。

また、子供たちの現在について気になるところです。

さらに妻で女優の野添ひとみ(のぞえひとみ)さんや、川口浩さんの兄弟についても触れていきます。

川口浩のプロフィール

本名:川口浩(かわぐちひろし)

生年月日:1936年(昭和11年)8月22日

死亡年月日:1987年(昭和62年)11月17日

身長:172cm

出身地:東京都

最終学歴:慶應義塾高等学校中退

川口浩の死因はがん

「川口浩探検隊」で大人気だった頃、川口浩さんは1987年7月末から体調の変化を感じるようになったそうです。

食事をしていると、食べ物が喉を通りにくくなって来たといいます。

そこで病院を受診したところ、食道と咽頭にがんが見つかったのです。

実は、1985年にも川口浩さんは胃がんで手術を受けていました。


その時は、胃の半分以上を切除して仕事に復帰できました。

それから体調にも気を付けて、定期的に通院していたのに病魔が再び襲って来たのです。

川口浩さんは異常体質で、がんの進行スピードが非常に早かったそう。

「自分は役者なので、咽頭がんを切除して声を失うわけにはいかない」と言って、食道がんの除去手術のみ行いました。

しかし、手術の副作用で腎臓と肺をやられてしまいました。

腎不全と肺炎を併発してしまい、1987年11月17日に川口浩さんは51歳で亡くなりました。

両親共にがんでこの世を去っており、いわゆる「がん家系」だったのかもしれません。

川口浩、子供の現在

川口浩さんには、娘が2人いました。

芸能界に入っていれば詳細情報が判明するのですが、一般人のためほとんどわかっていません。

長女の名前は泉(いずみ)さんで、次女の名前は薫(かおる)さんといいます。

長女の泉さんは結婚して、主婦として家庭を守っているようです。

しかし、次女の薫さんは1983年に17歳という若さで他界しました。

死因は、「血小板減少性紫斑病」。

あまり聞き慣れない病名ですが、どのような症状なのか気になりますね。

これは、血小板が減り出血しやすくなる病気だそうです。

まだ高校生でこれから、という時に亡くなってしまいました。

さぞ無念だったことでしょう。

川口浩の妻は野添ひとみ

川口浩さんの妻は、ぱっちりした瞳が印象的な女優の野添ひとみさんでした。

1937年生まれで、中学を卒業した1953年に松竹歌劇団(SKD)の新人募集に応募して合格。

非常に高倍率で合格するのが難しいとされていましたので、若い時から才能があったということでしょう。

そして野添ひとみさんは、松竹音楽舞踏学校という養成所に入りました。

しばらく松竹の作品に出演していましたが、大映所属の川口浩さんと出会います。

1960年に映画「くちづけ」で共演。

付き合うようになった2人は、一緒の映画会社の所属を希望していたようです。

ちょうど川口浩さんの父・川口松太郎(かわぐちまつたろう)さんが大映の重役でした。

そこで、お願いして野添ひとみさんは大映に移籍。

2人は交際中に、「地上」「巨人と玩具」「有楽町で逢いましょう」などの映画で何度か共演しています。


そして1960年に川口浩さんと野添ひとみさんは結婚しました。

野添ひとみさんは、川口浩さんが亡くなってから自分の半生も含めた本「浩さん、がんばったね」を出版。

川口浩さんが、がんで亡くなった後、1995年に自身も甲状腺がんで58歳の生涯を閉じました。

川口浩の兄弟4人は芸能人

川口浩さんは、4人兄弟でした。

自身が長男で、2人の弟・川口恒(かわぐちひさし)さんと川口厚(かわぐちあつし)さん。

そして、妹の川口晶(かわぐちあきら)さんです。

兄弟全員が、芸能界で俳優として活動していたことがあります。

しかし、1978年に川口浩さん以外の弟妹3人が逮捕されてしまいました。

3人とも薬物所持ということで、マスコミは大騒ぎしたのです。

川口浩の上の弟の恒について

川口浩さんのすぐ下の弟・恒さんは、1966年に芸能界にデビュー。

数々のドラマや映画に出演し、代表作は「犬神家の一族」でした。

順調に仕事をしていたかに見えましたが、1978年5月にLSD・大麻・コカインを自宅に持っていたことが発覚。

暴力団の元幹部たちと一緒に逮捕されたそうです。


結局有罪判決を受けて、芸能界を引退しました。

それから実業家になり、レストランなどを経営しているということです。

川口浩の下の弟の厚について

川口浩さんの兄弟で一番年下の厚さん。

1971年に母親と一緒にTBSドラマ「親ばか子ばか」に出演。

フジテレビの子供番組「みんなあつまれキーパッパ」ではアッチンという愛称で歌のお兄さんになりました。

三浦友和(みうらともかず)さんと山口百恵(やまぐちももえ)さんが出演した「赤い疑惑」にも出ていました。

しかし、俳優業を引退して芸能事務所でマネージャーに転向。

しかし1978年6月に、麻薬取締違反と大麻取締違反で逮捕されてしまいました。

それから、明治座の制作部に職を得ました。

2004年までプロデューサーとして働きましたが、2008年9月に脳内出血で亡くなったそうです。

57歳という早すぎる死でした。

川口浩の妹の晶について


川口浩の妹の晶さんは、聖心女子学院高等科を中退して舞台の世界に入りました。

映画「犬神家の一族」やテレビドラマ「時間ですよ」「雑居時代」など、多くの作品に出演。

1978年に大麻取締法違反に問われましたが、不起訴に終わりました。

しかし芸能界の仕事を辞めることに。

翌年の1979年に再婚し、陶芸活動を行っているそうです。

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